南京の軍紀風紀の維持
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2008/09/21 19:31 投稿番号: [26106 / 41162]
顧みれば皇軍の奮闘は半歳に邇し其の行く所常に必ず赫赫たる戦果を収め我将兵の忠誠勇武は中外齋しく之を絶賛して止まず
皇軍の真価愈々加うるを知る然れ共一度深く軍内部の実相に及べば未だ瑕瑾の尠からざるものあるを認む
就中軍記風紀に於いて忌々しき事態の発生近時漸く繁を見之を信ぜざらんと欲するも尚疑わざるべからざるものあり
惟うに一人の失態も全隊の真価を左右し一隊の過誤も遂に全軍の聖業を傷つくるに至らん
須々各級指揮官は統率の本義に透徹し率先垂範信賞必罰以て軍記を厳正にし戦友相戒めて克く越軌粗暴を防ぎ各人を矯て全隊放縦を戒むべし特に向後戦局の推移と共に敵火を遠ざかりて警備駐留等の任に著くの團隊漸増するの情勢に處しては愈々心境の緊張と自省克已とを欠き易き人情を抑制し以て上下一貫左右実聊も皇軍の真価を害せざらんことを期すべし
斯くの如きは帝に皇軍の名誉と品位とを保続するに止まらずして実に敵軍及び第三国を威服すると共に敵地民衆の信望敬仰を繁持して以て出師の眞目的を貫徹し聖明に對へ奉る所以なり
遡って一般の情勢特に迅速なる作戦推移或いは部隊の実情等に考えを及ぶ時は森厳なる軍記節制ある風紀の維持等を困難ならしむる幾多の素因を認め得べし従って露見する主要の犯則不軌等を挙げて直ちに之を外征部隊の責に帰一すべからざるは克く此を知る
然れ共実際の不利不便愈々大なるに従って益々以て此が克服の努力を望まざるを得ず或いは沍寒に首しみ或いは櫛風沐雨の天苦を嘗めて日夜健闘しある外征将士の心労を深く偲びつつも断じて事変の完美なる成果を期せんが為茲に改めて軍記風紀の振作に関し切に要望す
本職の真意を諒せよ
昭和十三年一月四日
大本営陸軍幕僚長
載仁親王
中支方面軍司令官宛
↑全文を読めば単に注意をしただけと言うことが理解出来る。
和田罪の様に、はしょると意味が違ってくる、此が得意の戦法だな、和田罪作りと言われる所以だ。
これは メッセージ 26102 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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