南京虐殺は、なぜ起きたのか?(14)
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2008/08/31 12:46 投稿番号: [25706 / 41162]
一般市民の被害を
調査した第三者の記録として
残されているものは、
金陵大学社会学教授ルイス・S・C・スマイス博士が行った
「南京地区における戦争被害1937年12月−1938年3月
都市および農村調査」(日中戦争資料編集委員会編『日中戦争資料9
南京事件Ⅱ』河出書房新社、所収)がある。
この調査は、日本軍占領下で行動が制限されているという困難な状況下で、
南京の市部と、南京市の行政区にふくまれる周辺6県について行われた
サンプル調査である。
ただし、市部の中でも調査員の立ち入りが困難な地区もあり、
周辺部についても
県城を除外した純農村だけが対象となっているので、
その数字は
総数をあらわしているものではない。
この調査によると、市部(城内および城門外の下関と中華門外を含む)で、
死傷者6,750名、拉致された者
4,200名となっている。
死者は3,400名で、そのうち兵士の暴行によるもの2,400名、
爆撃や砲撃その他によるもの
1,000名となっている。
域内の農村部では、5県の県城をのぞく純農村で、死者30,905名、
そのうち殺されたもの26,870名、また「村に帰って来ない」ものは
133,230名
となっている。
「拉致された者」や「帰って来ない者」の多数も殺された可能性は高いが、
これをのぞいても、この調査で
日本兵の暴行による死者、
または
殺された者として計上されているのは、29,270名にのぼる。
これに、調査で除外されている県城での被害をたせば、
犠牲者総数は、はるかに多いことが
分かるだろう。
南京虐殺否定派は、当時の英米人は日本に敵意をもっていたはずだから
その証言や調査は信用できない、と言うかも知れない。
しかし、日本と同盟を結んでいた友好国ドイツの在中国大使館の報告でも、
日本軍の残虐行為を
くわしく報告している。
当時、ドイツ大使館の書記官が、直接
本国の外務省に報告を送っていた。
この報告は、ベルリンの旧東ドイツ国立公文書館に残されており、
ドイツ統一後に公開されている
(0102在大使館報告「2208日中紛争203〜205」)。
これは メッセージ 25705 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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