南京虐殺は、なぜ起きたのか?(5)
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2008/08/31 12:23 投稿番号: [25697 / 41162]
当時の方面軍司令は、捕虜の処置についての関心は
なかったと思われる。
その証言の中では、南京での捕虜殺害について
次のように述べている。
さういふやうな勢で捕虜も相当出来たけれども、捕虜に食はせる物も
ない。
さういふ状態で戦闘しつつ捕虜が出来るから始末することが
出来ない。
それで
ちよん斬つてしまうといふことになった。
それで大したことではないのだが、南京の東南方の鎮江との間の所で
一万余の捕虜があつたのだけれども、そんなのは無論追撃中だから
戦闘中と見てもよろしい、又捕虜となつても
逃亡する者もあるし、
始末が付かぬものだから
シヤーシヤーと射つてしまつたのだ。
その死骸が川に流れた。それから問題になつたのだ。
(吉田裕『南京事件と国際法』より)
捕虜の大量処刑を「戦闘行為の一部」だとして済まそうとしたという。
この方面軍司令の捕虜処分の認識については、偕行社の『南京戦資料集』の
解題でも
「○○大将の捉えていた『南京事件』は、外国権益の侵害と
一般市民に対する掠奪、暴行、強姦の軍紀風紀問題で、捕虜処分の問題は
視野の外であったようだ」
としている。
どうやら、日本軍の司令官は
中国軍捕虜を処分することを、
国際法上の犯罪とは
考えていなかったことがうかがえる。
このほかにも、軍や師団が
捕虜の「処分」を命令または指示し、
組織的な殺害がおこなわれていたという史料は、数多く存在している。
派遣軍司令部の情報主任参謀で方面軍参謀を兼ねていた中佐が、
捕虜をどうするかという師団からの問い合わせにたいして、
くりかえし「ヤツチマエ」と命令していたという証言がある。
これは、当時少佐で方面軍司令の専属副官であった人物が寄せたものだ。
おそらく、南京虐殺まぼろし説を振りかざす
ウヨク勢力などは、
こうした数々の証言を、捏造だ、ウソだ、と否定しようとするだろう。
しかし、前述した陸軍次官通牒や戦闘詳報など日本軍が残した文書には
これらの証言を裏付けるように、日本軍の中国軍兵士への認識や
対処方針などが示されており、資料的価値は
十分にあるものなのだ。
これは メッセージ 25696 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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