ナチスと731部隊 part 2
投稿者: morichan91 投稿日時: 2007/04/13 10:33 投稿番号: [17871 / 41162]
(googleより抜粋)
第五に、日本軍とくに石井機関の、証拠隠滅と箝口令の徹底ぶりが挙げられます。ナチスの場合、人体実験の証拠隠滅はそれほど組織的なものではなかったため、多くの証拠を後に残すことになりました。ニュルンベルク裁判の訴追資料は、ナチスの医学犯罪の全体像を描き出しています。これに対し、石井機関では証拠隠滅が徹底的に行われました。そのため、ソ連の努力にもかかわらず東京裁判で表沙汰にすることは不可能でしたし、ハバロフスク裁判や中国の戦犯裁判でも、石井機関の全体像は明らかにできませんでした。
また、石井四郎は帰国する部隊員を「秘密は墓場まで持っていけ、もしバラすようなことがあったら、この石井はどこまでも追いかけるぞ」と恫喝し、
一、郷里に帰ったのちも、七三一に在籍していた事実を秘匿し、軍歴をかくすこと。
二、あらゆる公職には就かぬこと。
三、隊員相互の連絡は厳禁する。
と厳命したといいます【越定男『日の丸は紅い泪に』p.173】。この厳命は戦後長く旧部隊員(なかでも下級隊員)を拘束し続けます。彼らがこの秘匿命令に逆らってようやく重い口を開き始めたのは、それから35年あまり経った1980年代に入ってからでした。こうした徹底ぶりもまた、石井機関の組織性の高さを表すものです。
第六の相違点は、ナチスの人体実験はニュルンベルク裁判で厳しく追及されたのに対し、日本軍の人体実験および生体解剖による大量殺害の場合は、石井四郎を筆頭ととする実行責任者がほとんど戦犯に問われなかった、という決定的な違いです。これは第一義的には正義よりも自国の利益を優先させた米国のせいですが、暴露されればまちがいなく窮地に陥るような行動をあえて米国がとったのは、思いつき的なナチスの人体実験が独占に値する成果をほとんど含んでいなかったのに対し、石井機関の人体実験は(秘密が保たれたことも含め)それだけ独占に値する成果を上げていたからだともいえます。もちろん、最大の被害国である中国が内戦状態に陥ったこと、ソ連が石井機関の主要な幹部の身柄を拘束できなかったこと、米国は石井らの身柄は押さえたものの現地での捜査を行えなかったこと、そして東西の冷戦が米中ソ3国の捜査協力をまったく不可能にしてしまったこと、など、石井たちにとって都合のよい歴史的偶然が重なったことが、戦犯免責を可能にしたのですが。
これは メッセージ 1 (the_super_aikokusya さん)への返信です.
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