Re: 東條大将の自殺中傷宣伝(3)
投稿者: nmwgip 投稿日時: 2007/03/04 02:29 投稿番号: [16803 / 41162]
「・・・・5.G−2(CIS・参謀第二部民間諜報局)のみから得られる口頭の報告にもとづき、当CI&Eは左のごとく諒解する。
a.合衆国内の一部の科学者、聖職者、作家、ジャーナリストおよび職業的社会運動家たちの論説や公式発言に示唆されて、日本の一部の個人ないしはグループが、広島と長崎への原爆投下に“残虐行為”の烙印を押しはじめている。さらにこれらアメリカ人のあいだには、一部の日本の国民感情を反映して、将来広島でアメリカの基金によって行われるべき教育的・人道主義的運動は、何であろうとすべてこのいわゆる“残虐行為”に対する“贖罪”の精神で行われるべきだという感情が、次第に高まりつつある。
b.一部の日本人、特に世界と同胞に対して、日本の侵略と超国家主義を正当化しようとしている分子のあいだに、東條は自分の立場を堂々と説得力を以て陳述したので、その勇気を国民に賞讃されるべきだという気運が高まりつつある。この分で行けば、東條は処刑の暁には殉国の志士に成りかねない。
c.この二点は、両々相俟って、現在なりを潜めている超国家主義者たちが、占領終了後に再び地歩を固めようとするに当って恰好の証拠となるものである。・・・・」
(江藤淳著『閉ざされた言語空間』)
このように占領軍にとっては、日本の軍事行動の正当性を堂々と述べた東條大将の供述は甚だ都合の悪いものだった。
これに対する占領軍の策謀はこうだ。
「・・・・6.これらの態度に対抗するため、今一度繰り返して日本人に、日本が無法な侵略を行った歴史、特に極東において日本軍の行った残虐行為について自覚させるべきだという提案が、非公式にCI&Eに対してなされている。なかんずく“マニラの掠奪”のごとき日本軍の残虐行為の歴史を出版し、広く配布すべきであり、広島と長崎に対する原爆投下への非難に対抗すべく、密度の高いキャンペーンを開始するべきであるという示唆が行われている。・・・・」
(江藤淳著『閉ざされた言語空間』)
ここでは“マニラの掠奪”が例に挙げられているが、このCI&Eの文書の冒頭にはこのように述べられている。
「・・・・1.戦争の真相を叙述した『太平洋戦争史』(約一万五千語)と題する連載企画は、CI&Eが準備し、G−3(参謀第三部)の戦史官の校閲を経たものである。この企画の第一回は一九四五年一二月八日に掲載され、以後ほとんどあらゆる日本の日刊紙に連載された。この『太平洋戦争史』は、戦争をはじめた罪とこれまで日本人に知らされていなかった歴史の真相を強調するだけではなく、特に南京とマニラにおける日本軍の残虐行為を強調している。・・・・」
(江藤淳著『閉ざされた言語空間』)
「歴史の真相」などと言っているが、6.まで読めば、「南京とマニラにおける日本軍の残虐行為」が原爆投下批判に対する逆宣伝であり、東條大将に対する中傷宣伝もその一環であることが分かる。
占領期、「南京大虐殺」はこのようにして再捏造された。
a.合衆国内の一部の科学者、聖職者、作家、ジャーナリストおよび職業的社会運動家たちの論説や公式発言に示唆されて、日本の一部の個人ないしはグループが、広島と長崎への原爆投下に“残虐行為”の烙印を押しはじめている。さらにこれらアメリカ人のあいだには、一部の日本の国民感情を反映して、将来広島でアメリカの基金によって行われるべき教育的・人道主義的運動は、何であろうとすべてこのいわゆる“残虐行為”に対する“贖罪”の精神で行われるべきだという感情が、次第に高まりつつある。
b.一部の日本人、特に世界と同胞に対して、日本の侵略と超国家主義を正当化しようとしている分子のあいだに、東條は自分の立場を堂々と説得力を以て陳述したので、その勇気を国民に賞讃されるべきだという気運が高まりつつある。この分で行けば、東條は処刑の暁には殉国の志士に成りかねない。
c.この二点は、両々相俟って、現在なりを潜めている超国家主義者たちが、占領終了後に再び地歩を固めようとするに当って恰好の証拠となるものである。・・・・」
(江藤淳著『閉ざされた言語空間』)
このように占領軍にとっては、日本の軍事行動の正当性を堂々と述べた東條大将の供述は甚だ都合の悪いものだった。
これに対する占領軍の策謀はこうだ。
「・・・・6.これらの態度に対抗するため、今一度繰り返して日本人に、日本が無法な侵略を行った歴史、特に極東において日本軍の行った残虐行為について自覚させるべきだという提案が、非公式にCI&Eに対してなされている。なかんずく“マニラの掠奪”のごとき日本軍の残虐行為の歴史を出版し、広く配布すべきであり、広島と長崎に対する原爆投下への非難に対抗すべく、密度の高いキャンペーンを開始するべきであるという示唆が行われている。・・・・」
(江藤淳著『閉ざされた言語空間』)
ここでは“マニラの掠奪”が例に挙げられているが、このCI&Eの文書の冒頭にはこのように述べられている。
「・・・・1.戦争の真相を叙述した『太平洋戦争史』(約一万五千語)と題する連載企画は、CI&Eが準備し、G−3(参謀第三部)の戦史官の校閲を経たものである。この企画の第一回は一九四五年一二月八日に掲載され、以後ほとんどあらゆる日本の日刊紙に連載された。この『太平洋戦争史』は、戦争をはじめた罪とこれまで日本人に知らされていなかった歴史の真相を強調するだけではなく、特に南京とマニラにおける日本軍の残虐行為を強調している。・・・・」
(江藤淳著『閉ざされた言語空間』)
「歴史の真相」などと言っているが、6.まで読めば、「南京とマニラにおける日本軍の残虐行為」が原爆投下批判に対する逆宣伝であり、東條大将に対する中傷宣伝もその一環であることが分かる。
占領期、「南京大虐殺」はこのようにして再捏造された。
これは メッセージ 16802 (nmwgip さん)への返信です.