Re: 支那<多分こういうことでは?
投稿者: nmwgip 投稿日時: 2006/12/18 22:25 投稿番号: [15117 / 41162]
> なんで日本国という名にイチャモンをつけてるのか不思議であります。
多分、近世になってようやく確立した地動説に基づき、世界中の文化が共通して太陽を中心に据えていると思い込んでいるからでしょう。
中国の民間伝承によれば世界の中心は北極星であり、太陽は天帝(異説あり)の息子で、10人兄弟だったにもかかわらず●(げい)という神人によって9つまで弓矢で撃ち落とされるという、神話の脇役でしかありません。
(●は羽の下に廾)
ゲルマンには太陽崇拝がありましたが、エッダに代表されるノルマン系の神話では、狼に追いかけられて天空を逃げ去る無力な存在でしかありません。
ギリシア系、インド系の神話では副神格でしかありません。
ギリシア神話の主神の一柱であるアポロンは、元々太陽神ではありませんでした。
ヒンズー神話の主神ヴィシュヌは太陽神ではなく光明神です。
また、ヒンズー神話の原型であるヴェーダ神話の主神は雷神であり嵐の神であるインドラ、メソポタミア神話の主神も嵐の神マルドゥーク、これら炎暑の地域では雨をもたらす神が太陽神より上位でした。
中世以前では天動説が優勢だったことからも分かるように、太陽を世界の中心と考える概念は決して世界共通のものではなく、ただその国の文化を表しているに過ぎません。
日本という国名が、「中華」のように「他国と比べて」自国を世界の中心と考えているという主張は大間違いです。
中華という概念は周辺諸国を東夷、西戎、南蛮、北狄と見下すことによって成立するもの。
日本から見れば、中華という呼称を認めるということは、自国を東夷と見做されることを承認するということに等しいものです。
一方、日本はどうか。
日本の語源については諸説ありますが、世界の中心という意味はありません。
中国から見て東方という意味で日の本(元)としたのではないか、という説もあるくらいですが、これは卑屈というものでょう。
聖徳太子はおそらく、東夷の概念に対抗する為に「日出ずる国」という言葉を使ったのではないでしょうか。
私は、日下の同義語という説を支持します。で、字面を考えて日本にしたのではないかと考えています。
つまり、太陽神の下に治められた国、という意味です。
日本という国名は日本人の国家観を表したものであり、他国と比べて、他国を見下してつけられた名前とは考えられないんですがねぇ・・・
これは メッセージ 15104 (singodama さん)への返信です.
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