Re: 帝国主義、侵略
投稿者: monkeybrain132 投稿日時: 2006/08/02 06:45 投稿番号: [11484 / 41162]
>ミアシャイマー教授は国際政治学の見地から、『ウイルソニアン外交(国際法強化と国際組織の充実)』に対する『リアリスト外交(現実を冷静かつ客観的に計算し軍事力などで勢力均衡を保持)』の「バランス・オブ・パワー理論」を説明するのに、安全保障の欲望から周辺諸国を親日国家にして勢力圏に入れることも「invade」 「conquer」と表現しているだけであり、その「invade」 「conquer」の中身・実態の考察まではしていない。
現在将来についてはそうかもしれない。ミアシャイマーは、1945年以前はシナ、朝鮮が弱かったので日本は比較的楽にinvadeしconquerできたと含意している。日本は実際にそうした。
>その「invade」 「conquer」の中身・実態の考察まではしていない。
invade、conquerで「侵略」だろう。
>安全保障の欲望から周辺諸国を親日国家にすることを「侵略」とは言わない。
そんな単純なものじゃないだろう。軍隊を侵入させ破壊し殺害し高圧的(不利な)な条約を提示したり結ばせたりしておいて。
国際条約というのはえてして圧力下に結ばれるもの、一方がいやいやながら飲まされるもの。「正当な」手続きを踏んで結んだ条約だから違反した方が悪いというのは単純な考えだ。
佐藤和男のいうことにも一理あるが、それだけでinvasion, aggression, violation, conquest, etcを侵略と訳すのは誤訳だと一概に決め付けるのは別な単純化(oversimplification)だ。文脈によってinvasion, aggression, violation, conquest, etcにも広辞苑でいうような「侵略」の意味合いがある。だからこそ辞書にそう書いてあるのだ。
これは メッセージ 11447 (deliciousicecoffee さん)への返信です.
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