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飛虎将軍廟

投稿者: asianrobo 投稿日時: 2007/12/18 04:13 投稿番号: [73 / 1344]
ついでなんで飛虎将軍廟についても


飛虎将軍廟とは、台南市にある鎮安堂の事で、太平洋戦争末期に台湾を守る為に散っていった3人のパイロットが祀られている廟です。

昭和19年10月12日、米軍による台湾への攻撃が行われ、迎撃した台南航空隊、高雄航空隊との間に激しい空中戦が行われました。

台南、高雄両航空隊の戦闘機は当時でも旧式となっていた零戦32型で、新鋭機である米軍のF6Fに対抗するのは難しく、大きな被害を出し、中には体当たりを敢行した機もありました。

この空中戦を最初から最後まで見ていた呉省事さんの畑の周辺には、体当たりを敢行した杉浦兵曹長の機体を含めて三機の日本機が墜落したと言う事です。

呉さんは、他の住民と共に憲兵隊や航空隊の隊員が遺体を回収するのに協力しました。

それから十数年後、この周辺で、毎晩白い衣装をつけ、白い帽子を被った人が幾度も目撃される様になり、占ってみると、あの昭和19年10月12日の空中戦で亡くなったパイロットの亡霊であるとのお告げがでました。

それが、この地で亡くなった杉浦兵曹長たちの霊であると思い至った呉さんは、自分の土地に小さな祠を建て、地方の安寧と無事を祈願しました。すると、急にこの辺りが栄え出したのです。

しかし、当時は国民党が大陸から台湾へ移って来ており、日本人、特に日本軍人を祀った飛虎将軍廟はけしからんと言うことで、当時の蘇南成台南市長が撤去の指示を出し、工務局から、撤去の為の部隊がやってきました。

ですが、住民たちは撤去に抵抗し、戒厳令下にも拘らず、最後まで廟を守り通しました。

その後、小さかった廟は次第に拡大され、現在では、大理石造りの立派な廟となっており、祝詞代わりに朝は「君が代」が、夕方には「海ゆかば」が歌われ、線香の代わりに煙草を上げるという独特の方法で、現在も手厚く祀り続けられています。


ほんと、台湾の人たちには頭が下がる思いです。
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