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併合前の韓国2…身分制度−差別構造

投稿者: uumin3 投稿日時: 2002/08/15 10:29 投稿番号: [705 / 230347]
  朝鮮総督府が行った「万民平等」、「門閥廃止」という社会改革

  李氏朝鮮では、両班階級による常民や賎民(奴婢)の一方的な搾取が行われていました。
ほぼ全国比に近いといわれている階級比率の例を挙げますと、大邱の1690年における統計では、
両班7.4%、良人(常民)49.5%、奴婢43%だそうです。
  そしてこれから両班の比率は徐々に増えていきました。言い換えるならば不労所得者の比率が
高まったわけで、多くの民衆に対する搾取は李朝末期にかけてひどくなっていったと言えます。

  しかも婢は、日韓併合当時まだ一人(日本円にして)三十円で売られていたそうです。婢は主
人の所有物で、生まれた子もまた主人の所有に属し、その子もまた転売されていくので、婢の子
孫は、女子であれば世世代々奴隷として浮かぶ瀬あらんやといわれたそうです(『朝鮮農業発達史・
政策編』友邦協会、19ページ)

  明治維新以降の日本は、欧米列強に倣って国民国家の形成に努めました。そのための四民平等
の政策だったのですが、それは日韓併合により韓国へも「輸出」されました。
  このため、人口の8割以上を占める「教育を受けられなかった階層」が教育の機会を得ること
ができ、一方的な搾取状況を抜けて自分たちの財を築く機会も得られるようになりました。この
圧倒的に多数の民衆こそが、後に韓国民・韓民族の中核を担う人々になっていったのです。

  確かに「一君(天皇)の下の平等」という構造は日本を利するものであったかもしれません。
また韓国の門閥を廃止したのも、天皇の権威による新たな門閥の制定のためだったという面はあり
ます(李朝の王室を皇室に順ずる位置につけ、日本の支配に協力した者には授爵するなど)

  しかし日本の意図はどうあれ(それも完全な悪意ではなかったと思いますが)、結果としては
500年以上も続いた前近代的悪弊を一掃し、国民国家形成を手助けしたのは日本ということに
なるのです。

  ただしこの平等の原則を徹底するためには、本当は「族譜」の廃止まですべきだったでしょう。
しかし実は日本はそこまで踏み込めませんでした。日本が作らせた戸籍にも「本貫」の欄が残され
てしまい、日本支配から抜けた後も「両班支配の残滓」である「出生による貴賎の差」をたどる道
が残ってしまったのです。

  また、この身分制度廃止のどさくさに紛れ、いまや九割以上の韓国民が「両班」の子孫を名乗っ
ているやに聞きます。これは笑止千万です。いえ、それどころか正直に「日本に解放してもらった」
と言えば「両班」ではなかったことになり、自分の出自が(韓国の見方で)卑しいものだったという
ことが明らかになるせいか?、誰も日本を解放者として認めてくれないのです…
  韓国で真に差別がなくなる時には、日本の善行も認められるのかもしれませんが、いったいそれは
いつになるのでしょう?
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