jpn629さんへ
投稿者: nishina3777 投稿日時: 2003/03/08 01:09 投稿番号: [3147 / 230347]
まず余談から。
イラク関係の解説、大変分かり易く、読み応えがありました。結局、この問題はアメリカとイラクの2国間の問題であり、理屈だけで言えばアメリカ議会が認めれば対イラク開戦は筋が通っているわけです(正邪ではなく)。この米・イラク間の紛争に国連が調停に入っているわけですが、国連が国際安全保障機関ではなく「安保理議決」という提案のできる、ただの調停機関であるということをマスコミを含め皆認識をしていないように思います。いくら仏が拒否権を行使しようとも、開戦の正統性が失われたと言うことではなく、ただ国連の調停工作が失敗したと言うだけのことであり、それは即開戦を意味します。
jpn629さんの言うとおり、先の湾岸戦争でのアメリカの停戦条件が、国連の提示した安保理決議第687号ですので、この決議をイラクが履行しなければ、(理屈では)停戦協定違反としてアメリカは戦争を続行できるのです。そして、現にイラクは第687号を含め、ほとんどの安保理決議を実行に移していません。
そもそも、アメリカがイラクの大量破壊兵器の証拠を示す義務があるなどと言う者がおりますが、安保理決議の原文をみれば分かるとおり、イラクに第687号以下の安保理決議を履行する義務、つまり、”大量破壊兵器がない”証拠を提示する義務があり、査察団はただそれを検証するだけなのです。決して査察団がイラク全土を調べる任務を負っているわけではないのです。
以上のようにアメリカの対イラク政策には一定の理由が存在し、北朝鮮問題とは前提条件が違うわけで、アメリカに北朝鮮と戦争をする必要が無い限り簡単にイラクの次は北朝鮮とは言えないと思います。
結局、アメリカにとって安全保障上危険な存在となれば、ためらわずに軍事攻撃に移るでしょう。また、日本が北朝鮮の脅威下になった場合もアメリカの武力制裁はあると思います。
先の湾岸戦争もクウェート解放と言うよりも同盟国にしてアメリカの中東戦略の要であるサウジへの攻撃に反応したところが大きいと思われるからです。極東からインド洋にかけるアメリカの戦略拠点である日本を防衛する必要がアメリカにはあると思います。
結論として、1.北朝鮮がアメリカ本土に安全保障上の脅威を与えそうな場合、2.日本に直接脅威を与えそうな場合、3.韓国に武力行使をした場合、の3点がアメリカの対北朝鮮武力行使の目安だと思います。
日韓両国の対応ですが、現在の日本の対応は及第点だと思います。対イラクでのアメリカ支持は筋が通っています(個人的に気に入るか気に入らないかは別にして)。
アメリカとイラクの紛争で、同盟国のアメリカに反対して、他人のイラクを支持するほうがおかしいです。つまり、日米同盟はまだ正常に機能していると言うことです。
一方、韓国はまた道を間違えそうで危ういです。杞憂に終わればいいのですが、韓国はこの危機に最も愚昧な指導者を選んだような気がします。歴史上、危機的状況の中、人民に被害を与えるのは、強権的な人物ではなく、無能な”リベラル”である場合が多いからです。
そのような状況に陥った場合、アメリカが韓国を見捨てる(韓国の被害を度外視する)確立はかなり高いと思います。朝鮮戦争の時もそうでしたが、アメリカにとって韓国の戦略上の位置はその程度なのです。そのことを韓国はよく考慮に入れて行動しなければならないと思うのですが、そうはなりそうにはないですね。
イラク関係の解説、大変分かり易く、読み応えがありました。結局、この問題はアメリカとイラクの2国間の問題であり、理屈だけで言えばアメリカ議会が認めれば対イラク開戦は筋が通っているわけです(正邪ではなく)。この米・イラク間の紛争に国連が調停に入っているわけですが、国連が国際安全保障機関ではなく「安保理議決」という提案のできる、ただの調停機関であるということをマスコミを含め皆認識をしていないように思います。いくら仏が拒否権を行使しようとも、開戦の正統性が失われたと言うことではなく、ただ国連の調停工作が失敗したと言うだけのことであり、それは即開戦を意味します。
jpn629さんの言うとおり、先の湾岸戦争でのアメリカの停戦条件が、国連の提示した安保理決議第687号ですので、この決議をイラクが履行しなければ、(理屈では)停戦協定違反としてアメリカは戦争を続行できるのです。そして、現にイラクは第687号を含め、ほとんどの安保理決議を実行に移していません。
そもそも、アメリカがイラクの大量破壊兵器の証拠を示す義務があるなどと言う者がおりますが、安保理決議の原文をみれば分かるとおり、イラクに第687号以下の安保理決議を履行する義務、つまり、”大量破壊兵器がない”証拠を提示する義務があり、査察団はただそれを検証するだけなのです。決して査察団がイラク全土を調べる任務を負っているわけではないのです。
以上のようにアメリカの対イラク政策には一定の理由が存在し、北朝鮮問題とは前提条件が違うわけで、アメリカに北朝鮮と戦争をする必要が無い限り簡単にイラクの次は北朝鮮とは言えないと思います。
結局、アメリカにとって安全保障上危険な存在となれば、ためらわずに軍事攻撃に移るでしょう。また、日本が北朝鮮の脅威下になった場合もアメリカの武力制裁はあると思います。
先の湾岸戦争もクウェート解放と言うよりも同盟国にしてアメリカの中東戦略の要であるサウジへの攻撃に反応したところが大きいと思われるからです。極東からインド洋にかけるアメリカの戦略拠点である日本を防衛する必要がアメリカにはあると思います。
結論として、1.北朝鮮がアメリカ本土に安全保障上の脅威を与えそうな場合、2.日本に直接脅威を与えそうな場合、3.韓国に武力行使をした場合、の3点がアメリカの対北朝鮮武力行使の目安だと思います。
日韓両国の対応ですが、現在の日本の対応は及第点だと思います。対イラクでのアメリカ支持は筋が通っています(個人的に気に入るか気に入らないかは別にして)。
アメリカとイラクの紛争で、同盟国のアメリカに反対して、他人のイラクを支持するほうがおかしいです。つまり、日米同盟はまだ正常に機能していると言うことです。
一方、韓国はまた道を間違えそうで危ういです。杞憂に終わればいいのですが、韓国はこの危機に最も愚昧な指導者を選んだような気がします。歴史上、危機的状況の中、人民に被害を与えるのは、強権的な人物ではなく、無能な”リベラル”である場合が多いからです。
そのような状況に陥った場合、アメリカが韓国を見捨てる(韓国の被害を度外視する)確立はかなり高いと思います。朝鮮戦争の時もそうでしたが、アメリカにとって韓国の戦略上の位置はその程度なのです。そのことを韓国はよく考慮に入れて行動しなければならないと思うのですが、そうはなりそうにはないですね。
これは メッセージ 3135 (jpn_629 さん)への返信です.
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