鬼畜日帝③
投稿者: kim_taek_joo 投稿日時: 2010/06/06 18:52 投稿番号: [167502 / 230347]
窪地はあたり一面血の雨が隆ったように、27名の撃ち殺された中国農民、老人、子供の真っ赤な血潮に、地面の色は赤黒く変わっている。そして、その血の海に落ちこんだかのようにもがき続けている。
撃たれてまだ死に切れない老人の頭の上から、密偵が運んできた藁くずや高梁桿を積み上げ、携行していた石油を振りかけ、火がつけられた。さらに十数名の憲兵は、手に手に火のついた高梁桿や木切れを持って、全部の家に火をつけた。高梁桿で茸いてある百姓家はバリバリッと爆竹の破裂するような昔を立てて、見る見るうちに燃え広がり、藁臭い煙の臭いが、地べたを這って流れて行く。表通りの窪地では、血に染められた27名の死体が、ジュジュと不気味な音を立てて燃えている。いい知れぬ、異様な人間の焼ける臭気が、鼻をついてくる。まさにこの世の地獄そのままである。
普通の人間では、とてもこんなむごたらしい光景の中に、ただの一秒間も眼を開けている事はできない。だのに、私は生きた人間の身体から血が噴き出し、悲痛なうめき声が聞こえ、燃え盛る火の手を見る時、無性に戦争に参加し、海を遠く渡って中国大陸までやってきた甲斐があるようにさえ感じ、日本に生まれてよかった、中国人に生まれていたらこんなひどい目に遭わねばならないと、心密かに喜びさえ感じていたのだ。
私は何という人でなしの鬼畜であったか…。
これは メッセージ 167500 (kim_taek_joo さん)への返信です.
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