日中関係

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>>>>ピントずれ

投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2005/07/14 02:34 投稿番号: [88522 / 196466]
基本的にやはり同じ事を思っていると思うが、個々の条件に於いて少しずつ認識が違う。

>1)絶対的な資源がない

それはその通り。下手に日本が石油輸出大国だったら今ほどの技術立国にはなっていないかも知れない。つまり資源は人間だけという危機感があった。ただし、これはかも知れない、と言うだけであり、資源が他国に対して有利となってきたのは近代の話だし、昔は日本は世界有数の金産出国だった。2,300年前は世界一の産出国だった(事実だ!)

地下資源が有効な資源と見なされていなかった当時、日本は磁器や絹織物など当時としては最高級の製品輸出大国だった。日本は当時の尺度では資源の豊かな国であり、マルコポーロの東方見聞録にもそのような紹介がされている。

しかし、その当時から日本は勤勉だった。

>2)敗戦

それも一理ある。やはり工業力で国を建て直す必要があったからだ。しかし、日本が開国した100年前、すでに日本には工業化の基盤があった。つまり勤勉な労働力と高い教育制度など。したがって、開国後程なくして当時のアジアの大国清国と戦争をして勝ち、更にロシアとの戦争に勝ち、瞬く間に世界の五大国の一員になった。

敗戦はその後のことだ。日本には工業化,近代化出来る資質それ以前からあったのだ。

>3)地理位置

それもあったろう。外国からの侵略を受けにくく国家の停滞が無かった。しかし、それは海外からの刺激を受けにくく、慢性的な停滞を招いた面もある。ただ、それでも日本は当時すでに世界有数の工業国家だった。ただし、欧米の基準での工業化ではないが。

一つの例。日本に鉄砲が伝来して、その二年後に、日本は世界一の鉄砲生産国になった。ただし、ヨーロッパのように深刻な戦争があまり無く、鉄砲も飛躍的な改良の必要がなかったので技術的には遅れたままだった。

>4)当初、アメリカからの援助

それもある。戦後の話だ。冷戦時代ソビエトに対抗するため日本を工業化させる必要があった。朝鮮戦争特需も追い風になった。アメリカには、日本を農業国にとどめておくべきだとの意見もあったのだ。

いま、アメリカは日本を工業化したことでどれだけ大きなメリットを受けているか噛みしめているだろう。

日本が外圧を受けて始めて近代化した面も否めないが、それをなしえた下地があったと言うことも大いに関係がある。

さて、中国だが、実は日本の備えていた要素は中国も全て備えていた。

言うまでもなく紙、羅針盤、火薬、航海術、種痘(ジェンナー以前に実施されていた資料がある)などなど、中国がかつて生み出した科学技術は無数にあり、それがアラビア商人を通じてヨーロッパにもたらされた。

そんな歴史が、近代になり理解しがたいほど消滅してしまった。それはもう唖然とするほど衰退してしまったとしか言いようがない。

敗戦は中国も同じ事だ。

地理的条件は日本とは違い外的との闘いもあったが、中国の場合むしろ中国人同士の内乱で破壊された歴史が甚だしい。

アメリカからの援助はむしろ日本以上だったが、モウタクトウがアメリカと敵対してしまった。

さらにそちらで挙げている1)から9)までは本質的な要因とは考えられず、そのうちの幾つかは要因ではなく結果だ。

つまり、中国と日本の分かれ目は、どうしても中国人自身にあるとしか思えない。仮に政体が変わっても、中国人が変わらなければ、いつまでも中学生のままだ。

中学生が自動的に大学生になれるわけではない。努力し、競争に勝たなければならない。

とうぜん、中国にもそれを痛感し努力している人は居るだろう。それに望みを託すしかないが、まず第一に学ぶという姿勢を中国人が国民性として身につけるべきだし、いかに腹が立とうと日本に学ぶべきものは学ぶ度量がないかぎり、その一部の努力する人たちもつぶされる。一人二人で中国の工業化は出来ず、国民全体の意識改革が必要だからだ。

少なくとも今の中共政府は時代に逆行している。
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