日中関係

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東条英機が戦争を始めたのか?

投稿者: n_o_i_s_e_m_a_n 投稿日時: 2005/05/22 17:55 投稿番号: [79462 / 196466]
>そして日米開戦をしている。戦争をはじめた総理である。

大砲を撃つだけが戦争ではなく経済封鎖も広義には戦争と言えます。

近衛首相は、アメリカに石油等の資源を凍結されハルノートで最後通牒を突きつけられ、あわてて米大統領と交渉しようとすると、アメリカは一旦は「交渉を歓迎する」と言ったのにしばらくすると「もはや交渉する時期ではない」と一方的に打ち切られました。

そして打つ手を全て無くした近衛がしたことは「辞任」でした。
(それは言わばオンボロ飛行機がカタパルトから射出された後でパイロットが「やっばり俺に操縦は無理だ」と手を離したようなものです。)

誰かが替わりに日本の政治を行わなければなりませんが、それはまさに「火中の栗を拾う」覚悟が必要です。

この非常事態に首相になったのが東條英樹です。


>彼は、総理になったが、そのときは陸相、内相を兼任、閣僚も軍人や彼に近しい人物で固めた。事実上の独裁内閣だ。

平和で時間があるときなら構いませんが、日本の石油備蓄は1年を切っており時間の猶予は全くありません。
(殴られただけなら我慢すれば済みますが、頚動脈を絞められたら話し合いより先に手を振り解かなくてはなりません。)

現実問題としてこういう場合、どこの世界でも組閣は独裁的になります。(もちろん誰も望む状況ではありません)


1年以内に石油を手に入れなければ日本の産業は破滅しますが、アジアのほとんどは欧米の植民地ですからどこの国も売ってはくれませんし、かろうじて独立している国でもアメリカには逆らえません。

東條らが考えたのは「石油の取れる南方の植民地から欧米を追い出して現地人の政府にして(日本の立場としては「日本の保護の下」に)共同開発すること」でした。

しかし、ヨーロッパはともかくハワイのアメリカ太平洋艦隊が最大の脅威であり、少なくとも守備と航路確保ができる半年以上は太平洋艦隊の行動を阻止する必要がありました。

その結果、マレー沖海戦とほぼ同時に真珠湾攻撃が実行されました。
(1日ごとに日本は滅亡に向かっていました。まさに宇宙戦艦ヤマトです。)
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