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<米国防>中国と軍事交流めぐり協議へ 

投稿者: ijnna 投稿日時: 2002/06/23 15:43 投稿番号: [25055 / 196466]
  次官補、来週訪問

  【ワシントン中島哲夫】ラムズフェルド米国防長官は21日、ロッドマン国防次官補が来週、中国を訪問し、米中軍事交流などをめぐり協議すると明らかにした。ワシントン駐在の海外メディア記者団との会見で語った。昨年4月の米中軍用機接触事故で悪化した米中関係は同9月の米同時多発テロ後、改善してきたが、軍事交流面では思惑の違いが大きく、事実上の凍結状態にあった。この状況を変える転機になる可能性があり、協議の成り行きが注目される。

  国防総省によると、ロッドマン国防次官補は22日、ワシントンを出発。日本と韓国に立ち寄った後、北京入りし、26日に中国側の国防当局者らと会談する。遅浩田国防相との会談が焦点になるとみられる。

  ラムズフェルド長官は21日の会見で、国防次官補が中国側との軍事交流に関して「透明性、相互主義、一貫性の3点を軸に協議する」と語り、米国はこれらが重要で相互の利益になるとの見解を明らかにした。また、長官自身が4月末から5月初めにかけて訪米した胡錦涛・中国国家副主席と会談した際にも、これらの点について話し合ったと述べており、今後の交流進展に向けた核心課題となる。

  中国は軍の近代化や外交的配慮から欧州諸国や韓国などとの軍事交流を推進し、米国との間でも01年3月に米海軍第7艦隊の旗艦ブルーリッジが上海に入港したのをはじめ、国防当局者の相互訪問などを進めた。

  しかし、昨年4月の軍用機接触事故後、米国防総省は中国との軍事交流を全面的に見直し、個別の案件ごとに是非を判断することにし、事実上の交流凍結が続いている。

  ラムズフェルド長官が特に「透明性と相互主義」に言及した背景には、従来の交流では中国側が秘密主義に傾き、平等でなかったとの判断があるとみられる。また、「一貫性」というのは、台湾をめぐる政治的駆け引きなどの道具として中国側が交流中断という手法を使ってきたことへの不満を反映したものだ。

  これらの課題がロッドマン国防次官補の訪中で一挙に解決するとは考えにくいが、今後の展開を方向付ける契機となるのは間違いなさそうだ。(毎日新聞)
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