【香港】金市場へ資金流入
投稿者: kflez 投稿日時: 2002/06/09 10:00 投稿番号: [24427 / 196466]
【香港】金市場へ資金流入、5年来高値で期待
世界4大金取引市場の1つである香港では、金価格が4日に、約5年来の最高値となる1オンス330米ドルまで上昇したことを受け、金市場への資金流入の期待が高まっている。米ドル、円相場の不安定、インド・パキスタン紛争が背景だ。5日付大公報によると、ある外国為替業者は投資市場の現況について「投資家が米ドル建て資産の利回りが従来より低い状況が継続すると予想し、資金が流出している」とコメントしている。このため今後も米ドル高は期待薄という。米ドルは4日、1米ドル=124円台を割り込んだ。
道亨銀行の王良享・金融市場外為部本部長も、「徐々に米国市場から資金が流出している」と指摘。金相場の一層の上昇を予測している。今年の金相場について、1オンス当たり310米ドル台に強力な下支えがあり、同350ドルを試す展開もありえるとみている。
ドル安の一方、日本円は相場が大きく変動している上、インド・パキンスタン両国間の緊張を受け、伝統的に先行き不透明時の資金避難先である金が見直されている。ロンドン金市場では4日、同329ドル台で取引され、年初の同275米ドルと比較し、すでに20%近くの値上がりを示した。
超低金利の続く日本でも最近、銀行不安を背景に金投資が増加傾向にある。こうした中、金の供給は現在、需要の増加に追いつかない状況という。
香港はニューヨーク、ロンドン、チューリヒと並ぶ世界4大金取引市場のひとつ。香港金銀業貿易場(ホンコン・ゴールド&シルバー・エクスチェンジ・ソサエティー)が運営している。取引実績は2000年度で約682万オンス。会員制で約190社が加盟しているが、新会員は会員が150社に減少するまで募集しないことになっている。取引時間は平日が香港証券取引所と同じ午前9時30分〜午後0時30分、午後2時30分〜4時30分。土曜日は午前9時半〜正午まで開く。
■長実系の金企業、本土事業拡大
香港最大の企業グループ長江実業系の金精練業者・慶豊金集団(RNAホールディングス)がきょう、本土での宝飾品製造、販売事業の拡大を発表するもようだ。中国本土での金精練・加工からデザイン・小売りまでの一貫サービス事業に1億HKドル余りを投資するもの。
パートナーは宝飾業とは無縁の上海企業で、慶豊金が経営権を握る。本土の金・宝飾業が中央銀行である中国人民銀行の厳しい規制を受けているなか、外資企業が経営権を握るのは、極めてまれという。
2〜3年前の金の安値時、李嘉誠・長江実業会長がアフリカの金山を個人で買収したとの報道があった。長実、李会長筋は当時コメントを拒否したが、底値時に将来を見込んだ事業を買収するのは同会長の「得意技」。現在の不動産王の地位の基礎は、67年の九龍暴動で土地が暴落した当時に、優良物件を買いあさって築いた。安値で買った金山が、金相場上昇を受け、長実グループにどのような利益をもたらすか注目される。(NNA)
世界4大金取引市場の1つである香港では、金価格が4日に、約5年来の最高値となる1オンス330米ドルまで上昇したことを受け、金市場への資金流入の期待が高まっている。米ドル、円相場の不安定、インド・パキスタン紛争が背景だ。5日付大公報によると、ある外国為替業者は投資市場の現況について「投資家が米ドル建て資産の利回りが従来より低い状況が継続すると予想し、資金が流出している」とコメントしている。このため今後も米ドル高は期待薄という。米ドルは4日、1米ドル=124円台を割り込んだ。
道亨銀行の王良享・金融市場外為部本部長も、「徐々に米国市場から資金が流出している」と指摘。金相場の一層の上昇を予測している。今年の金相場について、1オンス当たり310米ドル台に強力な下支えがあり、同350ドルを試す展開もありえるとみている。
ドル安の一方、日本円は相場が大きく変動している上、インド・パキンスタン両国間の緊張を受け、伝統的に先行き不透明時の資金避難先である金が見直されている。ロンドン金市場では4日、同329ドル台で取引され、年初の同275米ドルと比較し、すでに20%近くの値上がりを示した。
超低金利の続く日本でも最近、銀行不安を背景に金投資が増加傾向にある。こうした中、金の供給は現在、需要の増加に追いつかない状況という。
香港はニューヨーク、ロンドン、チューリヒと並ぶ世界4大金取引市場のひとつ。香港金銀業貿易場(ホンコン・ゴールド&シルバー・エクスチェンジ・ソサエティー)が運営している。取引実績は2000年度で約682万オンス。会員制で約190社が加盟しているが、新会員は会員が150社に減少するまで募集しないことになっている。取引時間は平日が香港証券取引所と同じ午前9時30分〜午後0時30分、午後2時30分〜4時30分。土曜日は午前9時半〜正午まで開く。
■長実系の金企業、本土事業拡大
香港最大の企業グループ長江実業系の金精練業者・慶豊金集団(RNAホールディングス)がきょう、本土での宝飾品製造、販売事業の拡大を発表するもようだ。中国本土での金精練・加工からデザイン・小売りまでの一貫サービス事業に1億HKドル余りを投資するもの。
パートナーは宝飾業とは無縁の上海企業で、慶豊金が経営権を握る。本土の金・宝飾業が中央銀行である中国人民銀行の厳しい規制を受けているなか、外資企業が経営権を握るのは、極めてまれという。
2〜3年前の金の安値時、李嘉誠・長江実業会長がアフリカの金山を個人で買収したとの報道があった。長実、李会長筋は当時コメントを拒否したが、底値時に将来を見込んだ事業を買収するのは同会長の「得意技」。現在の不動産王の地位の基礎は、67年の九龍暴動で土地が暴落した当時に、優良物件を買いあさって築いた。安値で買った金山が、金相場上昇を受け、長実グループにどのような利益をもたらすか注目される。(NNA)
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