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西安事件の続き

投稿者: kflez 投稿日時: 2002/06/02 09:59 投稿番号: [24055 / 196466]
  記録の解読作業はなお続いているが、91年以降のテープだけで4800ページ分あり、西安事件に約400回言及している。張氏はほかにもインタビューに応じたことがあるが、事件に触れたことはほとんどなかった。

  張氏は、蒋介石に対する変わらぬ評価を述べるとともに、蒋介石を殺害しなかった共産党についても「愛国的で民族主義的」と見ていた。共産党を代表して事件に対応した周恩来が、張氏の軟禁後に国民政府に対して圧力をかけたことにも謝意を述べた。

  張氏は、蒋介石の南京行きに自ら進んで同行し、以後、半世紀に及ぶ軟禁が始まる。殺されるかもしれないと思いつつ同行したのは「国を思って」「自分は蒋介石側の人間と思っていた」からだったという。

  しかし張氏は、記録的な長さに及んだ軟禁について「妥当な扱いではない」と不満も示した。また、日本については「軍国主義を今も許していない」という趣旨の発言をしている。

  西安事件は、結果的に共産党現政権につながったが、この点について張氏の考えは明確でない。インタビューに同席した趙一荻夫人が「彼がいなければ政権をとれなかった」と力を込める一幕も記録に残っている。

  資料はコロンビア大図書館の稀覯(きこう)本・写本文庫で5日から公開される。蒋介石にあてた手紙、軟禁直後からの日記や写真も含まれる。3日には遺族や宋美齢・蒋介石夫人を招いて式典が開かれる。
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