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カイロ・ポツダム宣言はもはや無効

投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/09/30 15:59 投稿番号: [192361 / 196466]
>将来、ICJの権威が幾ら高くなろうとも、カイロ、ポツダム宣言が国際法違反と判断される時は来ないと思います。


日本はカイロ宣言を受諾していない。だからこれは単なる勝手な宣言であり、国際法上の効力はない。しかし、カイロ宣言後のポツダム宣言は、日本が受諾したことにより、国際法上有効となる。たとえ威嚇を伴うものであっても、日本が受諾しかつ異議を申し立てていなければ、国際法上の効力が発生する。だがこのポツダム宣言は、日本降伏後のサンフランシスコ条約がこのポツダム宣言の詳細内容を改めて規定していることから、ポツダム宣言後に同宣言の詳細を規定したサンフランシスコ条約が国際法上優先する。すなわち、ポツダム宣言はサンフランシスコ条約により無効となったということだ。

カイロ宣言は、米、英、中(蒋介石)の三者による宣言だな。その後のポツダム宣言は、米、英、ソによる宣言である。この宣言の三者には毛沢東は出てこない。したがって、毛沢東中国(現中華人民共和国)には、しゃしゃり出る権原が国際法上認められない。問題はカイロ宣言であるが、蒋介石が三者の一人である。しかし、日本はこのカイロ宣言を受諾していないから、国際法上の効力は発生しない。だが、カイロ宣言を含むその後のポツダム宣言は、日本が受諾したのであるから、国際法上有効となる。しかし、このポツダム宣言は、上に述べたとおりサンフランシスコ条約に取って代わられているから、サンフランシスコ条約が発効した時点で無効となる。

問題は、このサンフランシスコ条約に中華民国(現台湾)もソ連も署名していないという事実だな。中華民国については、蒋介石は毛沢東との戦争の真っ最中であった。すなわち、蒋介石中華民国も毛沢東中華人民共和国も戦争の真最中であったということだ。こんな状況では、国際社会(戦勝連合諸国)が一致して認めるはずもない。米ソ冷戦の産物だな。加えて、日本軍は中国大陸では軍事的に負けていないということも重要な要素である。朝鮮半島でも日本は負けていない。負けていないというよりも、朝鮮半島では戦争すらなかった。満州ではそうだったのか?   ソ連軍は日本降伏後に怒涛のごとく攻め入ってきている。日本軍はポツダム宣言を受け入れ、天皇の玉音放送により降伏したのであるから、もはや戦う意思はない。

ではソ連について述べよう。ソ連もサンフランシスコ条約に署名しなかった。ソ連は日本を二分し、日本の北半分をソ連統治下にしたかったようである。米国はこれをきっぱりと拒否した。ソ連が署名しなかった最大の理由であろう。

では、ソ連(現ロシア)は、サンフランシスコ条約が署名しなかったことをもって無効だと主張できるだろうか?   国際法は、このソ連の主張を認めるだろうか?   否である。ソ連がいくら大国であろうとも、連合諸国45カ国以上が署名したサンフランシスコ条約の国際法上の権威を覆すことは出来ないのである。覆すためには、ソ連は、現ロシアだが、国際社会の趨勢を味方につけなければならない。現在の国際情勢を見れば、ロシアの言い分が通る可能性は限りなくゼロである。現国際法でもロシアの言い分を認める部分が皆無である。特に北方4島について、ロシアのメドベージェフが「敗戦国日本が言う身分ではない!   生意気だ!」と言ったような発言をしている。中国もこれと似たような発言をしている。要するに感情論だということだ。大国を自負していた中国はかって小国日本に日清戦争で負けた。帝政ロシアも日本に負けている。その歴史の悔しさ、遺恨がこれら発言の根底にあるようだ。歴史教育、歴史の捉え方、そして民度の問題が大きいと言えよう。韓国もそうである(苦笑)。
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