日本の核武装が現実になるシーン(12)
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/07/15 23:16 投稿番号: [167340 / 196466]
投稿者:大介
「米国」
国連安全保障理事会の米国代表から連絡を受けたホワイトハウスの動きは驚くほど迅速であった。野党側にもすべて根回しが済んでいたのである。中国の依然不透明な人民解放軍の動向は、米国にはいつ暴発するかも知れない脅威であったのである。中国の矛先は、最終的には米国に向くと確信していた。米国野党も本音では同し認識であった。だからといって、中国を押さえ込みたくても、NATOやロシアを納得させるだけの正当な理由が見つからないでいたのである。ところが思いがけずにも、この中国武官の発言が米国に格好の口実を与えた。米国の情報機関は、1000基とも言われている中国の核ミサイルは、実際はそう多くないと報告していたから、発射前の先制攻撃とMDで十分対応できる踏んだ。後は、中国の現政権と旧政権間の権力闘争にどう決着がつくかであった。
「東シナ海」
東シナ海に展開する中国艦隊司令官に、米第七艦隊司令官から緊急無線通信が入った。「現在位置から動く艦艇は攻撃とみなし、すべて撃沈する。脅しではない」というメッセージであった。目前の海自艦艇・潜水艦に気をとられていた中国艦隊司令官は、このときはじめて見えない米国艦隊に遠距離から包囲されていることを知った。中国側の衛星通信は、すべて妨害されていたのである。
「北京」
米大統領のメッセージが放映される少し前、中国の恩首相は、ある人物とひそかに会っていた。日本の特使がそれとなく湖主席に「非常時の場合、日本の全権大使にぜひお会いください。これは閣下と日本国首相そして私だけの機密です」と伝えた人物である。この人物は中央アジアのある国の大統領特使を名乗った。アジア人にも、日本人にも見えた。恩は全権大使と名乗る男の話に真剣に耳を傾けていたが、顔には疲労と苦悩がくっきりと漂っていた。
一方、江が率いる中国の旧政権首脳部は、工作員に扇動させたデモがあまりにも拡大し歯止めがきかなくなることを恐れて、その対策を協議していた。そこに米国大統領の報復メッセージが飛び込んできたのである。一同、騒然となった。
これは メッセージ 167331 (k_g_y_007_naoko さん)への返信です.
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