中国人と日本人の素養に30年の隔たり3
投稿者: n_o_i_s_e_m_a_n 投稿日時: 2007/12/21 17:49 投稿番号: [150065 / 196466]
●車社会と住宅事情
われわれはトヨタ自動車を視察したのですが、トヨタはもともと自動車メーカーではなく、創業二代目で方向転換、イギリスに技術を求め、昼夜の別なしに開発を続けていまの日本を代表する自動車メーカーになったものです。 その根底には儲けを度外視した、民族愛と日本という国の発展に寄与するという意気込みがありました。 自己を棄てて国を思う、これは日本人すべての心に在るものです。
こうして発展した車社会。 しかし日本人の多くは通勤に車を使いません。 駐車料金が怖ろしく高いためです。 現在東京で、たった15分車を駐めるだけで100円取られます。 ほとんどの日本人は車を買えますが、駐車代のために敢えて持たない人もいます。
こんなにも発展した国でありながら、日本人は小食です。 ご飯は小さな椀に一杯。 おかずはこれも小皿の底を菜でようやく隠すのみ。 こればかりは謎でした。 少なくとも私のまわりにいた日本人は、一度でいいから肉を腹一杯食べてみたいと言っていたのです。 腹七文目という健康目的の常套句も、つねに自分を危機意識のなかに置きたいという日本人の願いと言ったなら勘ぐり過ぎでしょうか。
東京の住宅が高いのは世界的にも有名です。 土地は平米60万円を割ることがなく、小さな家を建てるにも一生を費やすかもしれません。 かといって家を借りるには奇怪な風習があるのです。 それは家賃の5ヶ月分を先払いするというもの。 このなかには、敷金礼金といった家賃以外の、大家に対する御礼などもあって理解するのも難しく、これまたいつも国民に緊張感をもたせておくといった政府の陰謀かもしれず、まあ何にしても謎です。
●街の清潔さ
日本人は通りにゴミをまき散らすことは滅多にありません。 もしごみが出て近くにごみ箱がなければ、そのごみを持ち帰って家のごみ箱に棄てます。 バイキング方式のレストランでも食器は自分で片づけ、卓のうえにこぼれたスープさえ、ナプキンで拭き取ってから席を立つのです。 イヌの散歩で糞がでれば紙に包んで持ち帰り、タバコを吸う人は携帯灰皿に灰を落とします。
私はゴミの処理と文明に関連があると思っています。
第一段階は、「みだりに唾を吐く」 文明。 ごみはところ構わず放置され、あちこちやたらと唾や痰の吐かれる街。
第二段階は、「ごみを一箇所に集めて積み置く」 文明。 いまの北京はここにあたります。
第三段階は、「ごみを分別処理する」 文明。 日本では可燃物、不燃物、ビンや缶と分けて収集されます。 北京がこれから目指す段階です。
第四段階は、「精細管理」文明。 たとえば日本の主婦が醤油などのビンを棄てるときは、なかを軽く洗ってゴミに出します。 缶などは孔をひとつ穿って危険がないように処理します。 ゴミ処理場では高い煙突がありますがここから煙は出ません。 余熱は併設された運動場に供給され、冬はプールの水を温めたりといった環境保全に使われます。 日本人は人と環境との関わり合いを理解しています。
●何ごとも控えめで礼儀正しく
われわれが訪日したときは連日雨続きでした。 でも人の行き交うところ、不快な水たまりはありません。 日本では公共の場所には傘をいれるビニール袋が必ず備えられています。 バスのなかにさえ傘立てがあります。
われわれは大学を二校訪れました。 いずれの大学にも塀はなく、いかめしい門構えもなく、校名はごくごく小さな板に彫られたものでした。 トヨタ自動車もあれだけ大きな会社でありながら、本社ビルも派手さはなく、社名も小さく掲げられていました。
穏やかで礼儀正しい日本人。 つねに頭を下げるのは、己の矮小さを知り、社会に対し礼をはらうということが、彼らの資質にあらかじめ在るからなのでしょう。 自己管理能力の高さでもあります。
鑑みるに中国と日本との素養の差は30年。 追いつくことができない数字ではありません
われわれはトヨタ自動車を視察したのですが、トヨタはもともと自動車メーカーではなく、創業二代目で方向転換、イギリスに技術を求め、昼夜の別なしに開発を続けていまの日本を代表する自動車メーカーになったものです。 その根底には儲けを度外視した、民族愛と日本という国の発展に寄与するという意気込みがありました。 自己を棄てて国を思う、これは日本人すべての心に在るものです。
こうして発展した車社会。 しかし日本人の多くは通勤に車を使いません。 駐車料金が怖ろしく高いためです。 現在東京で、たった15分車を駐めるだけで100円取られます。 ほとんどの日本人は車を買えますが、駐車代のために敢えて持たない人もいます。
こんなにも発展した国でありながら、日本人は小食です。 ご飯は小さな椀に一杯。 おかずはこれも小皿の底を菜でようやく隠すのみ。 こればかりは謎でした。 少なくとも私のまわりにいた日本人は、一度でいいから肉を腹一杯食べてみたいと言っていたのです。 腹七文目という健康目的の常套句も、つねに自分を危機意識のなかに置きたいという日本人の願いと言ったなら勘ぐり過ぎでしょうか。
東京の住宅が高いのは世界的にも有名です。 土地は平米60万円を割ることがなく、小さな家を建てるにも一生を費やすかもしれません。 かといって家を借りるには奇怪な風習があるのです。 それは家賃の5ヶ月分を先払いするというもの。 このなかには、敷金礼金といった家賃以外の、大家に対する御礼などもあって理解するのも難しく、これまたいつも国民に緊張感をもたせておくといった政府の陰謀かもしれず、まあ何にしても謎です。
●街の清潔さ
日本人は通りにゴミをまき散らすことは滅多にありません。 もしごみが出て近くにごみ箱がなければ、そのごみを持ち帰って家のごみ箱に棄てます。 バイキング方式のレストランでも食器は自分で片づけ、卓のうえにこぼれたスープさえ、ナプキンで拭き取ってから席を立つのです。 イヌの散歩で糞がでれば紙に包んで持ち帰り、タバコを吸う人は携帯灰皿に灰を落とします。
私はゴミの処理と文明に関連があると思っています。
第一段階は、「みだりに唾を吐く」 文明。 ごみはところ構わず放置され、あちこちやたらと唾や痰の吐かれる街。
第二段階は、「ごみを一箇所に集めて積み置く」 文明。 いまの北京はここにあたります。
第三段階は、「ごみを分別処理する」 文明。 日本では可燃物、不燃物、ビンや缶と分けて収集されます。 北京がこれから目指す段階です。
第四段階は、「精細管理」文明。 たとえば日本の主婦が醤油などのビンを棄てるときは、なかを軽く洗ってゴミに出します。 缶などは孔をひとつ穿って危険がないように処理します。 ゴミ処理場では高い煙突がありますがここから煙は出ません。 余熱は併設された運動場に供給され、冬はプールの水を温めたりといった環境保全に使われます。 日本人は人と環境との関わり合いを理解しています。
●何ごとも控えめで礼儀正しく
われわれが訪日したときは連日雨続きでした。 でも人の行き交うところ、不快な水たまりはありません。 日本では公共の場所には傘をいれるビニール袋が必ず備えられています。 バスのなかにさえ傘立てがあります。
われわれは大学を二校訪れました。 いずれの大学にも塀はなく、いかめしい門構えもなく、校名はごくごく小さな板に彫られたものでした。 トヨタ自動車もあれだけ大きな会社でありながら、本社ビルも派手さはなく、社名も小さく掲げられていました。
穏やかで礼儀正しい日本人。 つねに頭を下げるのは、己の矮小さを知り、社会に対し礼をはらうということが、彼らの資質にあらかじめ在るからなのでしょう。 自己管理能力の高さでもあります。
鑑みるに中国と日本との素養の差は30年。 追いつくことができない数字ではありません
これは メッセージ 150064 (n_o_i_s_e_m_a_n さん)への返信です.
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