胡温指導部を揺るがす「腐敗とインフレ」
投稿者: n_o_i_s_e_m_a_n 投稿日時: 2007/12/21 18:15 投稿番号: [150066 / 196466]
胡温指導部を揺るがす「腐敗とインフレ」で聞こえてきた第二の天安門事件の跫音=ウィリー・ラム
2007年11月15日
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071115-03-0401.html
中国共産党の第17回党大会で「胡温新政」の幕を開けたばかりの胡錦濤─温家宝指導部が身内の腐敗と物価上昇に苦しめられ、民衆の総スカンを食っている。よりによって両指導者の妻子が権力をかさにきて、賄賂やリベートなどやりたい放題の実態が明らかになった。さらに、卵や豚肉、野菜などの物価上昇が庶民の懐を直撃しており、胡温指導部への風当たりが日増しに強まっている。
胡主席の娘婿の茅道臨氏はIT関係のベンチャー企業家で、インターネット大手「新浪ネット」の前最高経営責任者(CEO)。中国の長者番付で11位にランクインした富豪でもある。
茅氏は胡主席の長女、胡暁華さんと2003年、ハワイで挙式。その後、米マイクロソフトに食い込んでいった。胡主席が昨年4月、米シアトルのマイクロソフト本社を視察し、10億ドル以上ものパソコンソフト購入契約を結んだのも、暁華さんが夫のために胡主席に働きかけたためで、この契約で、茅氏は同社から1億ドル(約120億円)のリベートを受け取ったといわれている。
胡主席の長男、胡海峰氏はエックス線検査装置メーカーを経営。中国の民間航空を総括する中国民航総局はさきごろ、同社から液体検査装置を一括購入した。この装置は中国の147か所の空港全部に設置されることから、総額で100億元(約1500億円)は下らない巨額契約だ。これも海峰氏が胡主席の威光をちらつかせた結果だ。
一方、温首相の妻、張培利さんも真珠・宝石の販売業で莫大な利益を上げたが、これも夫の権威を利用してのこと。
長男の温雲松氏は香港最大の財閥「長江グループ」のオーナー、李嘉誠氏の次男、李沢諧氏と組んで、インターネット関連企業を立ち上げた。同社は中国や香港の有力金融機関から資金を融資してもらい、それを元手に株取引で50億元(約750億円)の利益を得た。
中国では昨年、汚職で処分された共産党員は9万7260人、贈収賄事件は1万7084件に上っているが、胡主席や温首相の権力をバックにした腐敗は表に出ていない。中国では伝統的に、幹部になれば「飼い犬まで天に昇る」と言われるが、最高指導者の妻子が腐敗にどっぷりと浸かっている実態は、まさに国家財政を食い物にしているとしか言いようがない。
胡主席や温首相は「清廉」や「親民主義(民衆主義)」を売り物にし、「腐敗撲滅」を叫んでいるだけに、市民の中には「まず自分の周辺からきれいにしろ」との不満の声が渦巻いている。
さらに、庶民の怒りの火に油を注いでいるのが食品の物価急上昇だ。食品の物価上昇率は8月には前年同月比で18・2%増となり、中国政府の目標である「3%」を大きく上回っている。なかでも一般家庭で最もポピュラーな食品である豚肉は、同86・5%増と2倍近い値上がりとなった。飼料となるトウモロコシが自動車用燃料のエタノールの生産に使われ、需給が逼迫したことが背景にある。
北京市民は「指導者は腐敗で肥え太り、老百姓(=庶民)は食べ物が口に入らず痩せ衰える」と戯言をささやいており、憤懣やるかたないといったところ。このままでは1989年春の天安門事件当時のような大規模デモに発展する可能性も指摘されている。
(国際教養大学教授)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071115-03-0401.html
中国共産党の第17回党大会で「胡温新政」の幕を開けたばかりの胡錦濤─温家宝指導部が身内の腐敗と物価上昇に苦しめられ、民衆の総スカンを食っている。よりによって両指導者の妻子が権力をかさにきて、賄賂やリベートなどやりたい放題の実態が明らかになった。さらに、卵や豚肉、野菜などの物価上昇が庶民の懐を直撃しており、胡温指導部への風当たりが日増しに強まっている。
胡主席の娘婿の茅道臨氏はIT関係のベンチャー企業家で、インターネット大手「新浪ネット」の前最高経営責任者(CEO)。中国の長者番付で11位にランクインした富豪でもある。
茅氏は胡主席の長女、胡暁華さんと2003年、ハワイで挙式。その後、米マイクロソフトに食い込んでいった。胡主席が昨年4月、米シアトルのマイクロソフト本社を視察し、10億ドル以上ものパソコンソフト購入契約を結んだのも、暁華さんが夫のために胡主席に働きかけたためで、この契約で、茅氏は同社から1億ドル(約120億円)のリベートを受け取ったといわれている。
胡主席の長男、胡海峰氏はエックス線検査装置メーカーを経営。中国の民間航空を総括する中国民航総局はさきごろ、同社から液体検査装置を一括購入した。この装置は中国の147か所の空港全部に設置されることから、総額で100億元(約1500億円)は下らない巨額契約だ。これも海峰氏が胡主席の威光をちらつかせた結果だ。
一方、温首相の妻、張培利さんも真珠・宝石の販売業で莫大な利益を上げたが、これも夫の権威を利用してのこと。
長男の温雲松氏は香港最大の財閥「長江グループ」のオーナー、李嘉誠氏の次男、李沢諧氏と組んで、インターネット関連企業を立ち上げた。同社は中国や香港の有力金融機関から資金を融資してもらい、それを元手に株取引で50億元(約750億円)の利益を得た。
中国では昨年、汚職で処分された共産党員は9万7260人、贈収賄事件は1万7084件に上っているが、胡主席や温首相の権力をバックにした腐敗は表に出ていない。中国では伝統的に、幹部になれば「飼い犬まで天に昇る」と言われるが、最高指導者の妻子が腐敗にどっぷりと浸かっている実態は、まさに国家財政を食い物にしているとしか言いようがない。
胡主席や温首相は「清廉」や「親民主義(民衆主義)」を売り物にし、「腐敗撲滅」を叫んでいるだけに、市民の中には「まず自分の周辺からきれいにしろ」との不満の声が渦巻いている。
さらに、庶民の怒りの火に油を注いでいるのが食品の物価急上昇だ。食品の物価上昇率は8月には前年同月比で18・2%増となり、中国政府の目標である「3%」を大きく上回っている。なかでも一般家庭で最もポピュラーな食品である豚肉は、同86・5%増と2倍近い値上がりとなった。飼料となるトウモロコシが自動車用燃料のエタノールの生産に使われ、需給が逼迫したことが背景にある。
北京市民は「指導者は腐敗で肥え太り、老百姓(=庶民)は食べ物が口に入らず痩せ衰える」と戯言をささやいており、憤懣やるかたないといったところ。このままでは1989年春の天安門事件当時のような大規模デモに発展する可能性も指摘されている。
(国際教養大学教授)
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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