「・・同志(とんずー)」
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2007/03/10 07:17 投稿番号: [133346 / 196466]
私が中国語を習い始めた頃、中国は文化大革命の真っ最中だった。
中国は、まさに革命中国だった。
初級の中国語テキストを開くと、人をどの様に呼称するか・・が説明してある。
当時、日本語の「・・さん」に相当する中国語は「・・同志(とんずー)」だった。
「陳さん」は「陳同志」、「林さん」は「林同志」
我々、中国語学習の生徒さんも、時に、中国語で話すにおいては「鈴木同志」とか「田中同志」などと呼び合っていた。
ちょっと違和感はあるけれど、仕方ない。今の時代、あちらはそうなっているんだから、それ以外に何と呼べるか?
・・・でしょ。
外国人なら、「・・先生」と呼ぶのが自然。
革命中国でないところ、例えば台湾などの中国語なら従前どおり、「・・先生」「・・小姐(シャオチィエ)」「・・太太(タイタイ・・奥さん)」などと呼んでいた。
「・・先生」はまだしも、「・・小姐」などと言おうものなら、革命的お仲間から注意を受けて「あんたの中国語ねえ、そりゃ、昔の、古い時代の言葉で、今は通用せんのよ」と言われた。
そう云う言葉は、確かに幾つかあった。
「うちの家内です。旦那です。」と言うような場合、革命中国では「是我愛人(アイレン)」と言わねばならない。
「私の妻」が「愛人」だもんね。こんな言葉、こっ恥ずかしくって、私も口にしたことがない。
79年だったか、文革の直後であった。
中国を訪れたけれど、若いお嬢さんたちを何と呼んでよいのやら、とても困惑した。
流石に「・・同志」とは呼ばないけれど、さりとて、まだまだ、口が裂けても「・・小姐」とは呼べなかった。
仮に、私が「・・小姐」と呼んだなら、多分、彼女はムッとして私を睨(にら)み、「バカにしないで・・」と反撥したかも知れない。
「・・小姐」と云う言葉は、その後、復活して使えるようになったが、言葉は生き物であり、時代の流れにおいて、使えない言葉は使えない。
あがいて叫んでみても、「支那」の一語が再び使える日は、恐らくないだろう。
「昔を今に、なすよしもがな」の気持ちは気持ちとして、「支那」と呼ばわるコンプレックス、不躾(ぶしつけ)野郎も、やがて絶滅するのも時間の問題だ。
今の中国で「・・同志」と呼んでいる人がいるかしら?
この一語も絶滅なのでしょう。
懐かしいなあ・・「・・同志」(私の中国語のお仲間たち)
中国は、まさに革命中国だった。
初級の中国語テキストを開くと、人をどの様に呼称するか・・が説明してある。
当時、日本語の「・・さん」に相当する中国語は「・・同志(とんずー)」だった。
「陳さん」は「陳同志」、「林さん」は「林同志」
我々、中国語学習の生徒さんも、時に、中国語で話すにおいては「鈴木同志」とか「田中同志」などと呼び合っていた。
ちょっと違和感はあるけれど、仕方ない。今の時代、あちらはそうなっているんだから、それ以外に何と呼べるか?
・・・でしょ。
外国人なら、「・・先生」と呼ぶのが自然。
革命中国でないところ、例えば台湾などの中国語なら従前どおり、「・・先生」「・・小姐(シャオチィエ)」「・・太太(タイタイ・・奥さん)」などと呼んでいた。
「・・先生」はまだしも、「・・小姐」などと言おうものなら、革命的お仲間から注意を受けて「あんたの中国語ねえ、そりゃ、昔の、古い時代の言葉で、今は通用せんのよ」と言われた。
そう云う言葉は、確かに幾つかあった。
「うちの家内です。旦那です。」と言うような場合、革命中国では「是我愛人(アイレン)」と言わねばならない。
「私の妻」が「愛人」だもんね。こんな言葉、こっ恥ずかしくって、私も口にしたことがない。
79年だったか、文革の直後であった。
中国を訪れたけれど、若いお嬢さんたちを何と呼んでよいのやら、とても困惑した。
流石に「・・同志」とは呼ばないけれど、さりとて、まだまだ、口が裂けても「・・小姐」とは呼べなかった。
仮に、私が「・・小姐」と呼んだなら、多分、彼女はムッとして私を睨(にら)み、「バカにしないで・・」と反撥したかも知れない。
「・・小姐」と云う言葉は、その後、復活して使えるようになったが、言葉は生き物であり、時代の流れにおいて、使えない言葉は使えない。
あがいて叫んでみても、「支那」の一語が再び使える日は、恐らくないだろう。
「昔を今に、なすよしもがな」の気持ちは気持ちとして、「支那」と呼ばわるコンプレックス、不躾(ぶしつけ)野郎も、やがて絶滅するのも時間の問題だ。
今の中国で「・・同志」と呼んでいる人がいるかしら?
この一語も絶滅なのでしょう。
懐かしいなあ・・「・・同志」(私の中国語のお仲間たち)
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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