日本の医学部教育の無駄
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2009/07/21 10:25 投稿番号: [4337 / 28555]
全米の医学部は入学前年の1 月15 日に願書を一斉に締切る。各大学がそれぞれ独自の入学志望者選
別システムを採っているので、志望者が自分で願書を用意すると、あまりの煩雑さに間違いが起こるも
ととなる。そこで登場するのがAMCAS(American Medical College Application Service)という願
書の準備を専門にするサービス会社である。この会社は志望者と各医学部の間をとり持って、願書一式
を取り揃え送付までしてくれるが、もちろんサービス料をとる。ちなみにその費用は基本料10 万円位
である。志望校が1 校増すごとに料金は割増しとなる。医学部入学志望者はこの会社に、志望する大学
のリストに成績証明書、MCAT スコア、推薦状、自薦作文を添えて前年の11 月1 日までに提出すれば、
手続き一切をとり行ってくれる。MCAT も先に述べたSAT も実施するのは国公立の機関ではない。一
企業によって実施されるところが自由の国アメリカならではである。AMCAS は志望者のデータをコン
ピュータに入れマッチする大学を検索してくれる。ここにも、受験した大学の競争率が高いというだけ
の理由で有望な若者が1 年を棒に振る無益を省く思いやりがある。
これと比べると日本で行われている年に1 回だけ、それも2、3 日のテストで詰め込んだ知識の量の
みを競い合うという医学部入試制度は医師にふさわしい人材を選ぶのに適しているか疑問である。高校
生が医学部入学を希望する動機にはアメリカのカレッジ卒業生にみられる真摯さはないだろう。親や担
任教師など外からの要素にあおられての決断がほとんどではないか。昨今、日本の若い医者をつぶさに
観察すると、医者にナルだけのために医学部に入っただけで、医者をヤルことに興味があるのか疑わし
い人間も含まれている。この現状を憂うなら、今の6 年制を廃止し、アメリカで実施している8 年制
にすることを提唱する。4 年制のカレッジを卒業し、いったん職に就いていた人間が将来の進路に医者
を選んでも決して遅くはない。高校生の夢とは判断の基盤が根本的に違う。クラブ活動もなければ,登
校拒否も許されない医学部の学生生活にあるのは、良い医師になるのをゴールとした自己研鑚に邁進す
る毎日だけである。
今の日本の制度では、医学部にいったん入学してしまうと、自分でも、また他人からみても意志に適
していないとわかったとき、進路を変えようがない。医学部中退者を雇ってくれるところなどありはし
ない。不本意ながら医師になるか、一度退学して他の学部に入り直すしかないのだ。こうした制約のた
めに、いやいやながら医師になった卒業生も多数あると聴く。アメリカの制度では、当の本人が意思に
適さないと気づいた時点で医学部を中退してもすでにカレッジを卒業しているから、やり直しの人生設
計をたてやすい。医学部教職にあるものは社会に良い医師を提供すると同時に、医師不適格者を排除す
るという義務がある。医師になるべきでないと判断した若者に、進路変更を告げるのは辛い。しかし心
を鬼にしてもそれを実行しなければ、教師の任務を果たすことはできない。昨今、日本では医学部は出
たけれど医師国家試験をパスしないものが5 人に1 人いると仄聞する。国家試験の補習授業まで行わ
れていると耳にすると、米国医学部との違いにただ驚くばかりである。
別システムを採っているので、志望者が自分で願書を用意すると、あまりの煩雑さに間違いが起こるも
ととなる。そこで登場するのがAMCAS(American Medical College Application Service)という願
書の準備を専門にするサービス会社である。この会社は志望者と各医学部の間をとり持って、願書一式
を取り揃え送付までしてくれるが、もちろんサービス料をとる。ちなみにその費用は基本料10 万円位
である。志望校が1 校増すごとに料金は割増しとなる。医学部入学志望者はこの会社に、志望する大学
のリストに成績証明書、MCAT スコア、推薦状、自薦作文を添えて前年の11 月1 日までに提出すれば、
手続き一切をとり行ってくれる。MCAT も先に述べたSAT も実施するのは国公立の機関ではない。一
企業によって実施されるところが自由の国アメリカならではである。AMCAS は志望者のデータをコン
ピュータに入れマッチする大学を検索してくれる。ここにも、受験した大学の競争率が高いというだけ
の理由で有望な若者が1 年を棒に振る無益を省く思いやりがある。
これと比べると日本で行われている年に1 回だけ、それも2、3 日のテストで詰め込んだ知識の量の
みを競い合うという医学部入試制度は医師にふさわしい人材を選ぶのに適しているか疑問である。高校
生が医学部入学を希望する動機にはアメリカのカレッジ卒業生にみられる真摯さはないだろう。親や担
任教師など外からの要素にあおられての決断がほとんどではないか。昨今、日本の若い医者をつぶさに
観察すると、医者にナルだけのために医学部に入っただけで、医者をヤルことに興味があるのか疑わし
い人間も含まれている。この現状を憂うなら、今の6 年制を廃止し、アメリカで実施している8 年制
にすることを提唱する。4 年制のカレッジを卒業し、いったん職に就いていた人間が将来の進路に医者
を選んでも決して遅くはない。高校生の夢とは判断の基盤が根本的に違う。クラブ活動もなければ,登
校拒否も許されない医学部の学生生活にあるのは、良い医師になるのをゴールとした自己研鑚に邁進す
る毎日だけである。
今の日本の制度では、医学部にいったん入学してしまうと、自分でも、また他人からみても意志に適
していないとわかったとき、進路を変えようがない。医学部中退者を雇ってくれるところなどありはし
ない。不本意ながら医師になるか、一度退学して他の学部に入り直すしかないのだ。こうした制約のた
めに、いやいやながら医師になった卒業生も多数あると聴く。アメリカの制度では、当の本人が意思に
適さないと気づいた時点で医学部を中退してもすでにカレッジを卒業しているから、やり直しの人生設
計をたてやすい。医学部教職にあるものは社会に良い医師を提供すると同時に、医師不適格者を排除す
るという義務がある。医師になるべきでないと判断した若者に、進路変更を告げるのは辛い。しかし心
を鬼にしてもそれを実行しなければ、教師の任務を果たすことはできない。昨今、日本では医学部は出
たけれど医師国家試験をパスしないものが5 人に1 人いると仄聞する。国家試験の補習授業まで行わ
れていると耳にすると、米国医学部との違いにただ驚くばかりである。
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