今回の戦争の性格(2)
投稿者: enomoto0072 投稿日時: 2001/09/17 14:05 投稿番号: [45449 / 177456]
現代の軍国主義の危険はむしろ戦争のかかる性格から、戦争を仕掛けたほうの大国の国民には、自国の遂行する戦争の被害や重大さをさして認識せずに「正義」や「人道」のためということで安易に同意が調達されかねない点にあるのである。湾岸戦争やコソボでの空爆がテレビで報道され、大国の国民は、居問で戦争を観戦することが、現代の戦争の危険な性格を特徴づけるとして話題となったが、実は、新しい本質は、そうしたテレビ戦争にあるというより、大国が小国に対して一方的に仕掛ける戦争という点にこそあるのである。
現代の戦争は、古典的帝国主義の戦争と異なり、大国が共同して軍事力を行使するという性格を持っている。
多国籍企業は世界市場内において激しい競争をくり返しており、また、企業の特権を擁護するために自国の権力を最大限に利用しているが、同時に、企業の自由に活動できる市場を力づくでつくり、維持するという課題は各国の多国籍企業の共通の要求となる。しかも大国の共同の軍事力行使のほうが途上国への軍事力行使の正当性を取り付けやすい。こうしたことから、現代の戦争は、国連決議をとった多国籍軍や、NATO軍という形をとるのである。新ガイドラインによる日米の共同軍事行動も、こうした現代の戦争の特徴を兼ね備えているのである。
これは メッセージ 45383 (enomoto0072 さん)への返信です.
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