「USA」という国
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2005/04/20 09:43 投稿番号: [173283 / 177456]
目覚めよ!
Wake Up!
――チャルマーズ・ジョンソン
ツルースアウト 2005年3月31日
(初出: イン・ジーズ・タイムス)
(抜き書き)
〜 このことは、今でもアメリカの対外政策の健全さや思慮分別を取り戻せるの
かという問いを投げかけるので重要である。1970年代初めの恥ずべきウ
ォーターゲート事件のころ、大統領の首席補佐官だったR・H・ハルデマンが、
ホワイトハウスの顧問ジョン・ディーンに対し、ニクソンが命じた重犯罪行為
について議会であけすけにしゃべりすぎると叱責した。「ジョン、歯磨きペー
ストがチューブから出ちまえば、元に戻すのは非常に難しい」と彼は言った。
ウォーターゲート事件に関わったために18ヵ月の監獄生活を送る羽目になっ
た広告会社の幹部あがりの男が口にした、この当然といえば当然の警句は、ジ
ョージ・W・ブッシュ再選後のアメリカの状況をきわめて正確に言い表してい
る。
イン・ジーズ・タイムス創立編集者ジェームス・ウェインステインが筆者に
問いかけた――「アメリカが世界でより建設的な役割を果たせるようになるた
めに、どのように対外政策を変えるべきだろうか?」。この設問は相互に関連
しながら異なっている三つの問題を投げかける。一番目のものを解いて、はじ
めて二番目に取り組むことができ、二番目のものを正して、はじめて三番目に
取りかかる意味をなす。
アメリカ丸を沈没させる
Sinking the Ship of State
第一に、アメリカは切迫した破産の危機にあり、これが現実化すれば、対外
政策をあれこれ論じても無意味になる。すべての財政危機の母[根源]が、こ
れからの数ヵ月以内にわたしたちを破滅させ、アルゼンチン国民の北米版にし
かねない。かつて彼らは南アメリカで最も裕福だったのだが。こうした事態を
避けるために、わたしたちはわが国の巨額の貿易・財政赤字を制御下に置き、
国家財政のイロハを理解し、わが国の膨れあがる借金に自殺的なほど無関心で
はないと世界に気づいていただかなければならない。
第二に、わたしたちのとんでもない国際市民意識をなんとかしなければなら
ない。わたしたちは、他の諸国がわが国との関係において互恵主義のよりどこ
ろとする確立した規範を恒常的に踏みにじっている。これは政策を改革すると
いうよりも態度を正すという問題だ。これを怠れば、わが国のじっさいの対外
政策に変更があっても、世界の国ぐにに気づかれることすらないだろう。筆者
の心中には、米陸軍やCIAによる隠密裏の誘拐や拷問、イラクやアフガニス
タンのような場所における、ろくな訓練も受けず、ろくに統率もされていない
兵たちによる銃器による火遊び、それに中絶に関するわたしたちの妄想にもと
づく他の文化に対するイデオロギー的な罵倒や、ブッシュ政権によるジョン・
R・“ボンカーズ[衝突屋]”・ボルトンの米国代表国連大使指名に明確に示
されている、国際法(特に国際刑事裁判所)を軽視するわたしたちの姿勢が去
来する。
第三に、もしもわたしたちがわが国の直面する財政危機および海外で粗野に
ふるまう傾向を克服できるなら、わたしたちの対外政策を改革できるかもしれ
ない。当面する課題のなかに、世界の勢力バランスの緩慢で漸進的な変化があ
り、そのために新しい方法論が求められている。“単一”スーパーパワーとし
てのわが国の余命がきわめて短いことを示す最も重大な兆しは、別の形態の影
響力にわたしたちの巨大軍事力の独占が出し抜かれているという事実にある。
変化の中核に中国の驚くべき成長があり、わたしたちがこの事態に順応する必
要がある。
それでは、これら三点をより深く掘り下げて論じてみよう。
(以下省略)
TUP速報488号
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/
___________________
速報489号 「私たちの名はかたらせない!」も併読されたし。
・・・日本という国が(おそらくすべての米国以外の国が),逆立ちしても及ばないところがここいらあたりにあると僕は思う。
Wake Up!
――チャルマーズ・ジョンソン
ツルースアウト 2005年3月31日
(初出: イン・ジーズ・タイムス)
(抜き書き)
〜 このことは、今でもアメリカの対外政策の健全さや思慮分別を取り戻せるの
かという問いを投げかけるので重要である。1970年代初めの恥ずべきウ
ォーターゲート事件のころ、大統領の首席補佐官だったR・H・ハルデマンが、
ホワイトハウスの顧問ジョン・ディーンに対し、ニクソンが命じた重犯罪行為
について議会であけすけにしゃべりすぎると叱責した。「ジョン、歯磨きペー
ストがチューブから出ちまえば、元に戻すのは非常に難しい」と彼は言った。
ウォーターゲート事件に関わったために18ヵ月の監獄生活を送る羽目になっ
た広告会社の幹部あがりの男が口にした、この当然といえば当然の警句は、ジ
ョージ・W・ブッシュ再選後のアメリカの状況をきわめて正確に言い表してい
る。
イン・ジーズ・タイムス創立編集者ジェームス・ウェインステインが筆者に
問いかけた――「アメリカが世界でより建設的な役割を果たせるようになるた
めに、どのように対外政策を変えるべきだろうか?」。この設問は相互に関連
しながら異なっている三つの問題を投げかける。一番目のものを解いて、はじ
めて二番目に取り組むことができ、二番目のものを正して、はじめて三番目に
取りかかる意味をなす。
アメリカ丸を沈没させる
Sinking the Ship of State
第一に、アメリカは切迫した破産の危機にあり、これが現実化すれば、対外
政策をあれこれ論じても無意味になる。すべての財政危機の母[根源]が、こ
れからの数ヵ月以内にわたしたちを破滅させ、アルゼンチン国民の北米版にし
かねない。かつて彼らは南アメリカで最も裕福だったのだが。こうした事態を
避けるために、わたしたちはわが国の巨額の貿易・財政赤字を制御下に置き、
国家財政のイロハを理解し、わが国の膨れあがる借金に自殺的なほど無関心で
はないと世界に気づいていただかなければならない。
第二に、わたしたちのとんでもない国際市民意識をなんとかしなければなら
ない。わたしたちは、他の諸国がわが国との関係において互恵主義のよりどこ
ろとする確立した規範を恒常的に踏みにじっている。これは政策を改革すると
いうよりも態度を正すという問題だ。これを怠れば、わが国のじっさいの対外
政策に変更があっても、世界の国ぐにに気づかれることすらないだろう。筆者
の心中には、米陸軍やCIAによる隠密裏の誘拐や拷問、イラクやアフガニス
タンのような場所における、ろくな訓練も受けず、ろくに統率もされていない
兵たちによる銃器による火遊び、それに中絶に関するわたしたちの妄想にもと
づく他の文化に対するイデオロギー的な罵倒や、ブッシュ政権によるジョン・
R・“ボンカーズ[衝突屋]”・ボルトンの米国代表国連大使指名に明確に示
されている、国際法(特に国際刑事裁判所)を軽視するわたしたちの姿勢が去
来する。
第三に、もしもわたしたちがわが国の直面する財政危機および海外で粗野に
ふるまう傾向を克服できるなら、わたしたちの対外政策を改革できるかもしれ
ない。当面する課題のなかに、世界の勢力バランスの緩慢で漸進的な変化があ
り、そのために新しい方法論が求められている。“単一”スーパーパワーとし
てのわが国の余命がきわめて短いことを示す最も重大な兆しは、別の形態の影
響力にわたしたちの巨大軍事力の独占が出し抜かれているという事実にある。
変化の中核に中国の驚くべき成長があり、わたしたちがこの事態に順応する必
要がある。
それでは、これら三点をより深く掘り下げて論じてみよう。
(以下省略)
TUP速報488号
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/
___________________
速報489号 「私たちの名はかたらせない!」も併読されたし。
・・・日本という国が(おそらくすべての米国以外の国が),逆立ちしても及ばないところがここいらあたりにあると僕は思う。
これは メッセージ 173282 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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