耐震設計基準は崩壊した
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/10/26 07:37 投稿番号: [171971 / 177456]
(以下は要約です。全文はリンク先で。)
新幹線脱線の恐怖
史上初めて走行中の新幹線が地震に遭遇し、脱線するという事態になりました。
阪神淡路大震災時のように、橋脚が崩落していれば大惨事になったことは間違いありません。
新幹線の路線は、他の場所では重大な損害を受けたところがありました。
今日のニュースで盛んに流している「川口町の橋脚破壊のようす」です。
橋脚破壊の原因はおそらく強力な縦揺れの一撃だろうと思います。
上下方向に重力加速度を超える大きな揺れが発生しますと、橋脚に圧縮応力が加えられ、その圧力に耐えられずに圧壊したのだろうと思います。
このときに大きな横揺れが作用すれば、阪神高速道路のような倒壊になる危険性があるのです。
つまり、とんでもなく大きな縦揺れがこの場所には起きていたことを示しているのです。
史上最大の地震動を観測
毎日新聞の記事を引用します。
「防災科学技術研究所によると、小千谷市のK−NET(強震計)で、最大加速度1500ガルを記録した。阪神大震災の際に神戸海洋気象台が観測した818ガルを上回るなど、観測史上最大級の加速度だ。」「(中略)国土地理院は地殻変動のデータをもとに、今回の地震の震源断層モデルを計算した。それによると、動いた断層は長さ約22キロ、幅約17キロ、深さ約3.2キロ。これが上下方向に約1.4メートルずれた逆断層型の地震と推定している。」
また、この記事にはありませんが、防災科学技術研究所のホームページでは、揺れの速度データも公表していて、同じ地点の最大は三成分合成で136cm/秒、136カインにも達したというのです。
史上最大の地震ではないのになぜ史上最大の地震動を観測したかと言えば、この地震で最も大きな揺れに近い場所に強震計が存在したからに過ぎません。阪神淡路大震災やこれまでの地震でも、1500ガルを超えるような強大な揺れがきっと存在した場所があったのでしょう。
しかしその場に強震計が存在しなければ、観測できないということです。
耐震設計基準の崩壊
原発が想定している揺れは、最も大きな浜岡原発でさえ600ガル、柏崎刈羽では45ガルで設計されています。1500などと言う値は論外と言うことになります。
し かも、浜岡も柏崎刈羽も想定している最大地震エネルギーはマグニチュード6.8よはるかに大きいマグニチュード8.5やマグニチュード8.0などとなっています。これらが起きても最大振動600ガルや450ガルを上回らないというのは、どういった根拠に基づくのかと言うことはずっと議論の的でした。そし て、新しい地震が起きるたびにこの想定は特に直下に近い場所で起きる場合は全く誤りであることが実証され続けてきたのです。阪神淡路大震災でも最大818 ガル、そして今回はついに1500というとてつもない数値が観測されました。
強震計という装置は、日本全国網の目のようにあるわけではありませんし、あらかじめ地震が起きる場所に設置するというわけにもいきません。
たまたま設置した場所で地震が起きることで、はじめて地震断層の真上でどんな揺れが起きるかの一端を知ることが出来るだけです。
原発の耐震設計などには何ら生かされてこず、遠くの小さな地震をひろって集めたデータを基準として、マグニチュードと震源距離だけでおおざっぱな揺れの大きさを決めてきただけだったのです。
それが原発の耐震設計の基礎にされてしまったがゆえに、とんでもない過小評価の上に、極めて危険な装置が乗ってしまう、そういう事態を引き起こしてしまいました。
耐震設計は、根本から瓦解したと言わざるを得ない。それが大災害を引き起こした新潟中越地震の教訓です。
ML CHANCE ! Forum
http://www.freeml.com/message/chance-forum@freeml.com/0019902
新幹線脱線の恐怖
史上初めて走行中の新幹線が地震に遭遇し、脱線するという事態になりました。
阪神淡路大震災時のように、橋脚が崩落していれば大惨事になったことは間違いありません。
新幹線の路線は、他の場所では重大な損害を受けたところがありました。
今日のニュースで盛んに流している「川口町の橋脚破壊のようす」です。
橋脚破壊の原因はおそらく強力な縦揺れの一撃だろうと思います。
上下方向に重力加速度を超える大きな揺れが発生しますと、橋脚に圧縮応力が加えられ、その圧力に耐えられずに圧壊したのだろうと思います。
このときに大きな横揺れが作用すれば、阪神高速道路のような倒壊になる危険性があるのです。
つまり、とんでもなく大きな縦揺れがこの場所には起きていたことを示しているのです。
史上最大の地震動を観測
毎日新聞の記事を引用します。
「防災科学技術研究所によると、小千谷市のK−NET(強震計)で、最大加速度1500ガルを記録した。阪神大震災の際に神戸海洋気象台が観測した818ガルを上回るなど、観測史上最大級の加速度だ。」「(中略)国土地理院は地殻変動のデータをもとに、今回の地震の震源断層モデルを計算した。それによると、動いた断層は長さ約22キロ、幅約17キロ、深さ約3.2キロ。これが上下方向に約1.4メートルずれた逆断層型の地震と推定している。」
また、この記事にはありませんが、防災科学技術研究所のホームページでは、揺れの速度データも公表していて、同じ地点の最大は三成分合成で136cm/秒、136カインにも達したというのです。
史上最大の地震ではないのになぜ史上最大の地震動を観測したかと言えば、この地震で最も大きな揺れに近い場所に強震計が存在したからに過ぎません。阪神淡路大震災やこれまでの地震でも、1500ガルを超えるような強大な揺れがきっと存在した場所があったのでしょう。
しかしその場に強震計が存在しなければ、観測できないということです。
耐震設計基準の崩壊
原発が想定している揺れは、最も大きな浜岡原発でさえ600ガル、柏崎刈羽では45ガルで設計されています。1500などと言う値は論外と言うことになります。
し かも、浜岡も柏崎刈羽も想定している最大地震エネルギーはマグニチュード6.8よはるかに大きいマグニチュード8.5やマグニチュード8.0などとなっています。これらが起きても最大振動600ガルや450ガルを上回らないというのは、どういった根拠に基づくのかと言うことはずっと議論の的でした。そし て、新しい地震が起きるたびにこの想定は特に直下に近い場所で起きる場合は全く誤りであることが実証され続けてきたのです。阪神淡路大震災でも最大818 ガル、そして今回はついに1500というとてつもない数値が観測されました。
強震計という装置は、日本全国網の目のようにあるわけではありませんし、あらかじめ地震が起きる場所に設置するというわけにもいきません。
たまたま設置した場所で地震が起きることで、はじめて地震断層の真上でどんな揺れが起きるかの一端を知ることが出来るだけです。
原発の耐震設計などには何ら生かされてこず、遠くの小さな地震をひろって集めたデータを基準として、マグニチュードと震源距離だけでおおざっぱな揺れの大きさを決めてきただけだったのです。
それが原発の耐震設計の基礎にされてしまったがゆえに、とんでもない過小評価の上に、極めて危険な装置が乗ってしまう、そういう事態を引き起こしてしまいました。
耐震設計は、根本から瓦解したと言わざるを得ない。それが大災害を引き起こした新潟中越地震の教訓です。
ML CHANCE ! Forum
http://www.freeml.com/message/chance-forum@freeml.com/0019902
これは メッセージ 171969 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/171971.html