脆弱なロシア
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/09/05 18:51 投稿番号: [171439 / 177456]
なぜ防げない相次ぐテロ
ロシア情報機関の実情
ロシア南部北オセチア共和国の学校占拠事件は、少なくとも子どもら320人以上が死亡するという最悪の結果となった。ロシアでは、今年だけでもモスクワの地下鉄の2度の自爆テロ、旅客機爆破などテロが相次ぐ。冷戦時代、旧ソ連の情報機関は欧米と情報収集能力を競ったが、対テロ戦争ではその力をまるで失ったようだ。なぜテロを防ぐことができないのか。
(中略)
「一番深刻なのはロシアの役人の腐敗ぶりだ。金を出せば情報提供するような職員はFSBにいくらでもいる。チェチェン独立派を探ろうとしたFSB要員が逆に独立派に取り込まれ、二重スパイになっている。五月のチェチェン共和国の式典で、親ロシアのカディロフ大統領らが爆殺された事件にしても、大統領が座った席の真下に爆弾が仕掛けられていた。こんなことはチェチェン側がFSBに浸透していなければできるはずがない」と指摘する。
先月の旅客機二機爆破事件でも「旅客機が出発した空港はモスクワで一番新しい空港で、検査機器も西側から最新のものを導入している。しかし、空港職員が腐敗しているから、金さえ出せば爆弾でも銃でもなんでも見逃される」と話す。
一方、チェチェン人武装勢力の取材を続けてきたジャーナリスト常岡浩介氏は「確かにFSBが優秀な新人を獲得するのは難しくなっている面はある」と指摘した上で、「破壊工作集団としての旧KGBはまだ健在」との見方だ。
一例として挙げるのは一昨年のモスクワの劇場占拠事件だ。「この時、ハンパシャ・テルキバエフという男が射殺されずに逮捕され、数日後に釈放された。男は一カ月後にフランスで開かれた欧州議会に、ロシア政府の報道官として現れた。この不思議な結果から考えると、スパイだったとしか思えない」と話す。
(中略)
チェチェン共和国は四国とほぼ同じ広さ。「親族、知人で結ばれた部族社会で、ここにスパイを送り込むのは至難の業だ。ロシア側に寝返ったチェチェン人を二重スパイとして放とうとしても、発覚すれば一族もろとも殺されるという厳しいおきてがある」(軍事評論家の神浦元彰氏)ため、ロシア側の情報入手をさらに困難にしている。
テロ対策で後手後手に回った失態を糊塗(こと)するためか、ロシア政府は今回の事件で意図的な情報操作を行ったフシがある。
「当初、人質の数を三百五十人あまりと発表したが、学校近くに家族の待機所ができ、人質がそれよりはるかに多いことはすぐに分かったはずだ。航空機爆破テロでも、チェチェン人の女が搭乗していたことはマスコミが発生直後に報道したが、当局の発表は数日遅れた。プーチン大統領は強い指導者という自らのイメージに傷をつける情報は過小評価して流している」と神浦氏は見る。
その一方で、学校への突入直後、「死亡した武装集団のうちアラブ人十人が含まれている」と不自然なほど手際のいい発表をした。
神浦氏は「バラバラになった遺体もあるはずで、こんなに早く数字が出てくるのはおかしい。この発表は事件を『チェチェン対プーチン大統領』ではなく、『国際テロ組織対一般市民』という構図に誘導する意図があるのでは」と推測する。相手がチェチェンではなく、国際テロだったから、防げなかったのも仕方ないというわけだ。
(以下略)
東京新聞 特報
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040905/mng_____tokuho__000.shtml
____________________
プーチンに少しは期待している、kasugafifiさん
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=1143582&tid=bpjfa4lla5fa5m&sid=1143582&mid=171436
に水を差すようだが、彼には「大統領」という肩書きがイメージさせるほどの権力はなさそうだ。
彼が今のポジションに就いてから、強権的な中央集権を露骨に追求してきた、という事実の裏を考えてみるべきだと思う。
弱い犬ほどよく吠えるってことかな。・・・だな。
ロシア情報機関の実情
ロシア南部北オセチア共和国の学校占拠事件は、少なくとも子どもら320人以上が死亡するという最悪の結果となった。ロシアでは、今年だけでもモスクワの地下鉄の2度の自爆テロ、旅客機爆破などテロが相次ぐ。冷戦時代、旧ソ連の情報機関は欧米と情報収集能力を競ったが、対テロ戦争ではその力をまるで失ったようだ。なぜテロを防ぐことができないのか。
(中略)
「一番深刻なのはロシアの役人の腐敗ぶりだ。金を出せば情報提供するような職員はFSBにいくらでもいる。チェチェン独立派を探ろうとしたFSB要員が逆に独立派に取り込まれ、二重スパイになっている。五月のチェチェン共和国の式典で、親ロシアのカディロフ大統領らが爆殺された事件にしても、大統領が座った席の真下に爆弾が仕掛けられていた。こんなことはチェチェン側がFSBに浸透していなければできるはずがない」と指摘する。
先月の旅客機二機爆破事件でも「旅客機が出発した空港はモスクワで一番新しい空港で、検査機器も西側から最新のものを導入している。しかし、空港職員が腐敗しているから、金さえ出せば爆弾でも銃でもなんでも見逃される」と話す。
一方、チェチェン人武装勢力の取材を続けてきたジャーナリスト常岡浩介氏は「確かにFSBが優秀な新人を獲得するのは難しくなっている面はある」と指摘した上で、「破壊工作集団としての旧KGBはまだ健在」との見方だ。
一例として挙げるのは一昨年のモスクワの劇場占拠事件だ。「この時、ハンパシャ・テルキバエフという男が射殺されずに逮捕され、数日後に釈放された。男は一カ月後にフランスで開かれた欧州議会に、ロシア政府の報道官として現れた。この不思議な結果から考えると、スパイだったとしか思えない」と話す。
(中略)
チェチェン共和国は四国とほぼ同じ広さ。「親族、知人で結ばれた部族社会で、ここにスパイを送り込むのは至難の業だ。ロシア側に寝返ったチェチェン人を二重スパイとして放とうとしても、発覚すれば一族もろとも殺されるという厳しいおきてがある」(軍事評論家の神浦元彰氏)ため、ロシア側の情報入手をさらに困難にしている。
テロ対策で後手後手に回った失態を糊塗(こと)するためか、ロシア政府は今回の事件で意図的な情報操作を行ったフシがある。
「当初、人質の数を三百五十人あまりと発表したが、学校近くに家族の待機所ができ、人質がそれよりはるかに多いことはすぐに分かったはずだ。航空機爆破テロでも、チェチェン人の女が搭乗していたことはマスコミが発生直後に報道したが、当局の発表は数日遅れた。プーチン大統領は強い指導者という自らのイメージに傷をつける情報は過小評価して流している」と神浦氏は見る。
その一方で、学校への突入直後、「死亡した武装集団のうちアラブ人十人が含まれている」と不自然なほど手際のいい発表をした。
神浦氏は「バラバラになった遺体もあるはずで、こんなに早く数字が出てくるのはおかしい。この発表は事件を『チェチェン対プーチン大統領』ではなく、『国際テロ組織対一般市民』という構図に誘導する意図があるのでは」と推測する。相手がチェチェンではなく、国際テロだったから、防げなかったのも仕方ないというわけだ。
(以下略)
東京新聞 特報
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040905/mng_____tokuho__000.shtml
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プーチンに少しは期待している、kasugafifiさん
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=1143582&tid=bpjfa4lla5fa5m&sid=1143582&mid=171436
に水を差すようだが、彼には「大統領」という肩書きがイメージさせるほどの権力はなさそうだ。
彼が今のポジションに就いてから、強権的な中央集権を露骨に追求してきた、という事実の裏を考えてみるべきだと思う。
弱い犬ほどよく吠えるってことかな。・・・だな。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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