>パピヨンのテーマ (2)
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2003/06/29 02:12 投稿番号: [157911 / 177456]
(msg157724)
>人間の遺伝子によって発現する知能は、永遠に洞窟生活を営むことに
>甘んじる程度のものかと。
>人智を蓄積する能力もまた知能によって得られるものである。
>同じ種の中で共通に見られる、ある行動を遺伝子が直接命令しているわけではないが、
>間接的にせよ、その行動が発現するように作用しているのは疑いのない事実である。
「間接的にせよ」というところが重要だ。文明が失われれば、人はまた、“洞窟生活”
から始めなければならないのだ。しかも、前とまるっきり同じ物ができるという
保証は全然ない。
人の築き上げた、高度な社会で起こっている諸現象を、遺伝子ですべて説明するのは
苦しいよ。それぞれ異なった次元の現象なのだから、繰り返しになるが、
それぞれは独自の法則性が働いていると考えるのが妥当だろう。
(msg157724)
>ついでにおもしろい話をしておこう。
>読売新聞6月12日朝刊の第1面に16万年前の最古の現代人化石が発見された
>という記事が出ていた。
>(こういう科学記事を第1面に載せるところが読売らしい)
朝日新聞の12日朝刊の第一面にもそのニュースがあったよ。他紙についても
確認してから言うべきだな。
(msg157724)
>大人2人と子供の頭骨などで脳容積は1450ccあり、現代人の平均値より
>やや大きめだったという。
>つまり、我々人類は洞窟生活を営んでいるときに、既に知識さえ与えれば
>宇宙に行く技術さえ開発できる能力を備えていた可能性が高い。
脳の能力は、脳容積だけで決まるものではないと聞いている。
頭のいい人の脳が、必ず重いということはないそうだし…。
(msg157725)
>これも私の言う「 ある程度以上、脳が発達した生物はそのような
>危機回避のシステムを持っている。
>もちろん危険度の期待値というものは我々が感覚という言葉で呼んで
>いるものによって得られるものである。」
>の反論としてはかなり論点が外れている。
>他の人が読んだら、一体どういう論理だろうと思うのではないかな。
>まず、君の結論である「生命体が持っている、本能や危機回避システムは、
>絶対ではないよ。」という部分だが、
>君の言う「絶対ではない」とはどういうことなんだろう。
>本能が望むことが必ずしも達成されるとは限らないとか、危機回避システムが
>あっても必ずしも安全が保証されるとは限らないという意味のようであるが、
>それは当然だ。誰も絶対とは言っていない。
>「本能や危機回避システムを生命体は持っている」ということに
>異論がないのであれば、それで十分だ。
君の msg157331 における以下のような発言がそもそもの始まりだったよね。
>では、確たる証拠がない限り、たとえ危険があっても無防備かというとそうではない。
>国対国の対応は完全に正確とは言い切れない情報に基づいてなされることが多い。
>それが正しいとか、悪いということではなく、危険を回避するために、
>危険度の期待値(数学用語)に基づいて行動するように、人類の遺伝子に
>刻まれているということ。これは人間に限ったことではなく、生物が自己保存を
>するための最も基本的な法則でもある。
不確かな情報に基づく脅威に対に対して、武力による先制攻撃を、「生物の遺伝子に
刻まれた、自己保存のための危険回避システム」で肯定されたのでは、たまったものでは
ないなということが言いたかっただけのこと。
生物の“本能”や“感情”があてにならないものであることの例を示せばよいと
思ったが、かえって本筋から外れてしまうだけだった。(反省)
かつて、軟弱な平家の武士たちは、水鳥が一斉に飛び立つ羽音を、敵襲と勘違いして、
戦わずして、戦線を離脱し敗走したが、これも遺伝子に刻まれた「危険度の期待値
に基づいての行動」なんだろうね。(笑)
武力行使の是非についての問題を、生物の遺伝子に刻まれた危険回避行動のシステムで
説明するのは止めるべきだと思うよ。
(msg157726)
>ドーキンスの世界的なロングセラー「利己的な遺伝子」という本は
>10年ぐらい前に私も買って読んだが、
>今、パラパラと捲ってみると、その蝶の話は載ってないようだ。
申し訳ない。私の記憶違いだったようだ。
生物学者が書いた、エセー風の読み物かなにかに記されていた話だったのを思い出した。
昔のことなのでうろ覚えで、ごっちゃになっていたようだ。
たしか「蝶のマリリン・モンロー」と題された、小文だったように思う…。
調べるのに時間がかかるので、これ以上はちょっと勘弁し
>人間の遺伝子によって発現する知能は、永遠に洞窟生活を営むことに
>甘んじる程度のものかと。
>人智を蓄積する能力もまた知能によって得られるものである。
>同じ種の中で共通に見られる、ある行動を遺伝子が直接命令しているわけではないが、
>間接的にせよ、その行動が発現するように作用しているのは疑いのない事実である。
「間接的にせよ」というところが重要だ。文明が失われれば、人はまた、“洞窟生活”
から始めなければならないのだ。しかも、前とまるっきり同じ物ができるという
保証は全然ない。
人の築き上げた、高度な社会で起こっている諸現象を、遺伝子ですべて説明するのは
苦しいよ。それぞれ異なった次元の現象なのだから、繰り返しになるが、
それぞれは独自の法則性が働いていると考えるのが妥当だろう。
(msg157724)
>ついでにおもしろい話をしておこう。
>読売新聞6月12日朝刊の第1面に16万年前の最古の現代人化石が発見された
>という記事が出ていた。
>(こういう科学記事を第1面に載せるところが読売らしい)
朝日新聞の12日朝刊の第一面にもそのニュースがあったよ。他紙についても
確認してから言うべきだな。
(msg157724)
>大人2人と子供の頭骨などで脳容積は1450ccあり、現代人の平均値より
>やや大きめだったという。
>つまり、我々人類は洞窟生活を営んでいるときに、既に知識さえ与えれば
>宇宙に行く技術さえ開発できる能力を備えていた可能性が高い。
脳の能力は、脳容積だけで決まるものではないと聞いている。
頭のいい人の脳が、必ず重いということはないそうだし…。
(msg157725)
>これも私の言う「 ある程度以上、脳が発達した生物はそのような
>危機回避のシステムを持っている。
>もちろん危険度の期待値というものは我々が感覚という言葉で呼んで
>いるものによって得られるものである。」
>の反論としてはかなり論点が外れている。
>他の人が読んだら、一体どういう論理だろうと思うのではないかな。
>まず、君の結論である「生命体が持っている、本能や危機回避システムは、
>絶対ではないよ。」という部分だが、
>君の言う「絶対ではない」とはどういうことなんだろう。
>本能が望むことが必ずしも達成されるとは限らないとか、危機回避システムが
>あっても必ずしも安全が保証されるとは限らないという意味のようであるが、
>それは当然だ。誰も絶対とは言っていない。
>「本能や危機回避システムを生命体は持っている」ということに
>異論がないのであれば、それで十分だ。
君の msg157331 における以下のような発言がそもそもの始まりだったよね。
>では、確たる証拠がない限り、たとえ危険があっても無防備かというとそうではない。
>国対国の対応は完全に正確とは言い切れない情報に基づいてなされることが多い。
>それが正しいとか、悪いということではなく、危険を回避するために、
>危険度の期待値(数学用語)に基づいて行動するように、人類の遺伝子に
>刻まれているということ。これは人間に限ったことではなく、生物が自己保存を
>するための最も基本的な法則でもある。
不確かな情報に基づく脅威に対に対して、武力による先制攻撃を、「生物の遺伝子に
刻まれた、自己保存のための危険回避システム」で肯定されたのでは、たまったものでは
ないなということが言いたかっただけのこと。
生物の“本能”や“感情”があてにならないものであることの例を示せばよいと
思ったが、かえって本筋から外れてしまうだけだった。(反省)
かつて、軟弱な平家の武士たちは、水鳥が一斉に飛び立つ羽音を、敵襲と勘違いして、
戦わずして、戦線を離脱し敗走したが、これも遺伝子に刻まれた「危険度の期待値
に基づいての行動」なんだろうね。(笑)
武力行使の是非についての問題を、生物の遺伝子に刻まれた危険回避行動のシステムで
説明するのは止めるべきだと思うよ。
(msg157726)
>ドーキンスの世界的なロングセラー「利己的な遺伝子」という本は
>10年ぐらい前に私も買って読んだが、
>今、パラパラと捲ってみると、その蝶の話は載ってないようだ。
申し訳ない。私の記憶違いだったようだ。
生物学者が書いた、エセー風の読み物かなにかに記されていた話だったのを思い出した。
昔のことなのでうろ覚えで、ごっちゃになっていたようだ。
たしか「蝶のマリリン・モンロー」と題された、小文だったように思う…。
調べるのに時間がかかるので、これ以上はちょっと勘弁し
これは メッセージ 157726 (theme_from_papillon さん)への返信です.
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