「イラク民主化に興味がない米国」
投稿者: ryuuyuuressi 投稿日時: 2003/06/03 23:19 投稿番号: [157239 / 177456]
http://www.mainichi.com/index.tpl
イラク民主化に興味がない米国
06/03/2003(日本時間)
毎日インターナショナル
◇日本占領と似て異なる「強圧支配」◇
〜ワシントンDCから〜
4月9日にバグダッドが陥落してから間もなく2カ月。5月1日のブッシュ大統領の戦闘終了宣言からも1カ月が過ぎたが、イラクの混乱はやまない。
5月27日未明、バグダッドから西へ約45・の町ファルージャで、イラク人グループが警備の米兵2人を銃で襲い殺害した。不慮の事故を含めれば、これで5月の米兵の死者は31人に上る。
ファルージャは、フセイン前大統領と同じスンニ派の町で、前大統領が社会施設や雇用先の工場を整備したため、バース党の支持が強い。先月、デモ隊に米兵が発砲する事件が2件続き、15人のイラク人が犠牲になった。そのため、この町で米軍への恨みが広がり、攻撃につながった可能性がある。
(中 略)
◆ゴミ収集まで検討せず
(中 略)
◆「統治に正当性ない」
最近、ボストンのマサチューセッツ工科大のジョン・ダワ―教授と話す機会があった。戦後日本を描いた『敗北を抱きしめて』でピューリッツァ―賞を受賞した歴史学者である。この本は、イラク統治にあたる米国実務当局者の「教科書」に指定されている。
「戦前日本と今のイラクが異なるのは、占領に正当性があるかどうかだ。日本政府は正式にポツダム宣言を受諾し、日本国民も占領を受け入れた。現在のイラクのように米軍に対するテロが起こらなかったのもこのためだ。それに日本政府が存続し、天皇の存在が国家の継続性を担保したことも大きい。これに対し、イラクではほとんど何もないため、全くの混乱に陥っている」
ダワ―教授はこう指摘する。さらに、当時と現在では米国自体も違うと次のように続けた。
「日本統治を主導したのはニューディーラーたちで、農地解放、労働組合の促進、独占禁止法制定など民主的な実験を試みようとした。イラク占領でも『民主主義の実現』のスローガンはあるが、米国は本心では民主化には興味がない。中東に戦略的な拠点を確保する方が重要だ。例えば、民主的な選挙を実施して、イスラム国家を主張するシーアはが政権を握ろうとしたら、米国は絶対に認めないだろう。現在のイラク統治には大義や理念に欠け、軍事が優先されている」
では、米国のイラク政策は将来はどうなるのか。これについて、ダワ―教授は「第2次世界大戦後のアジアには2つの占領があった。民主主義を促進した日本本土の占領と、軍事・戦略を重視した沖縄と韓国の占領だ。米国は、沖縄で27年間も強圧的な支配を続け、韓国では李承晩、朴正熙という軍事政権をつくる形で民衆を抑圧した。イラクでも韓国のような強圧的な政権が出現の可能性がある。これではサダム・フセイン政権とあまり変わらない」と予想する。
● さすがに、ダワ―教授。
アメリカの占領政策、また日本にも、韓国にもお詳しい。
『第2次世界大戦後のアジアには2つの占領があった。
(1)民主主義を促進した日本本土の占領
と、
(2)軍事・戦略を重視した沖縄と韓国の占領』
ですか、
なるほど、そのため、その歴史・市民の生活に、重大な影響を及ぼし、
今猶、大きく尾を引いている。
ところで、『民主主義を促進した日本(本土)』の方は、今ではどうなっているでしょうか。
確か、教授は、イラク侵略戦争支持をした政府をみて、悲観していた、ように記憶する。
イラク民主化に興味がない米国
06/03/2003(日本時間)
毎日インターナショナル
◇日本占領と似て異なる「強圧支配」◇
〜ワシントンDCから〜
4月9日にバグダッドが陥落してから間もなく2カ月。5月1日のブッシュ大統領の戦闘終了宣言からも1カ月が過ぎたが、イラクの混乱はやまない。
5月27日未明、バグダッドから西へ約45・の町ファルージャで、イラク人グループが警備の米兵2人を銃で襲い殺害した。不慮の事故を含めれば、これで5月の米兵の死者は31人に上る。
ファルージャは、フセイン前大統領と同じスンニ派の町で、前大統領が社会施設や雇用先の工場を整備したため、バース党の支持が強い。先月、デモ隊に米兵が発砲する事件が2件続き、15人のイラク人が犠牲になった。そのため、この町で米軍への恨みが広がり、攻撃につながった可能性がある。
(中 略)
◆ゴミ収集まで検討せず
(中 略)
◆「統治に正当性ない」
最近、ボストンのマサチューセッツ工科大のジョン・ダワ―教授と話す機会があった。戦後日本を描いた『敗北を抱きしめて』でピューリッツァ―賞を受賞した歴史学者である。この本は、イラク統治にあたる米国実務当局者の「教科書」に指定されている。
「戦前日本と今のイラクが異なるのは、占領に正当性があるかどうかだ。日本政府は正式にポツダム宣言を受諾し、日本国民も占領を受け入れた。現在のイラクのように米軍に対するテロが起こらなかったのもこのためだ。それに日本政府が存続し、天皇の存在が国家の継続性を担保したことも大きい。これに対し、イラクではほとんど何もないため、全くの混乱に陥っている」
ダワ―教授はこう指摘する。さらに、当時と現在では米国自体も違うと次のように続けた。
「日本統治を主導したのはニューディーラーたちで、農地解放、労働組合の促進、独占禁止法制定など民主的な実験を試みようとした。イラク占領でも『民主主義の実現』のスローガンはあるが、米国は本心では民主化には興味がない。中東に戦略的な拠点を確保する方が重要だ。例えば、民主的な選挙を実施して、イスラム国家を主張するシーアはが政権を握ろうとしたら、米国は絶対に認めないだろう。現在のイラク統治には大義や理念に欠け、軍事が優先されている」
では、米国のイラク政策は将来はどうなるのか。これについて、ダワ―教授は「第2次世界大戦後のアジアには2つの占領があった。民主主義を促進した日本本土の占領と、軍事・戦略を重視した沖縄と韓国の占領だ。米国は、沖縄で27年間も強圧的な支配を続け、韓国では李承晩、朴正熙という軍事政権をつくる形で民衆を抑圧した。イラクでも韓国のような強圧的な政権が出現の可能性がある。これではサダム・フセイン政権とあまり変わらない」と予想する。
● さすがに、ダワ―教授。
アメリカの占領政策、また日本にも、韓国にもお詳しい。
『第2次世界大戦後のアジアには2つの占領があった。
(1)民主主義を促進した日本本土の占領
と、
(2)軍事・戦略を重視した沖縄と韓国の占領』
ですか、
なるほど、そのため、その歴史・市民の生活に、重大な影響を及ぼし、
今猶、大きく尾を引いている。
ところで、『民主主義を促進した日本(本土)』の方は、今ではどうなっているでしょうか。
確か、教授は、イラク侵略戦争支持をした政府をみて、悲観していた、ように記憶する。
これは メッセージ 157234 (ryuuyuuressi さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/157239.html