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エコノミスト紙社説、戦争の正当化(3)

投稿者: osomakikun 投稿日時: 2003/02/22 23:45 投稿番号: [152922 / 177456]
2月20日付けのエコノミストは社説に
「なぜ戦争は正当化されるか(Why war would be justified)」を掲載している。


以下その私訳の(3)。





悲惨な平和


隣人のアラブ諸国やイランが感じているように、サダムフセインが一つの脅迫で
あることに賛成するならば、平和か戦争かの選択はイラクの封じ込め政策を考え
ることから始めなければならない。1991年アメリカ主導の国連決議により多
国籍軍がクェートからフセインを追い出したとき、休戦合意は全くの侵略者であ
るイラクの側に有利であるように決定された。休戦協定は、イラクが化学・生
物・核兵器そして長距離ミサイル計画を一年以内に放棄することを要求し、これ
は経済制裁策によって補強された。この封じ込め体制は後に、イギリス・アメリ
カの航空機の取り締まりによる飛行禁止区域によっても支えられた。1998年
までは武器査察団が協定を順守そしているか監視を行なっていた。そのご200
2年の11月に再開するまでイラクによって査察団は排除されていたのだが。



12年間の封じ込め政策は、何を達成したか。主に亡命者によって教えられて、
査察団は生物・化学・核兵器開発の計画を見つけた。しかしこの種の平和は、ひ
どく悲惨なものであった。フセインが軍事施設を再構築するのを妨害するため
に、何万発という爆弾が飛行禁止区域の取締りで落とされた。経済封鎖はもっと
悲惨だった。国連の子供部局のユニセフによれば、貧困・不潔・不衛生などが、
経済制裁と相まって原因となり、五歳以下の子供が一日に5000人死んでい
て、これは1989年以前よりひどい死亡率であるというのである。この数字は
やむなくイラクの官憲側の資料を情報源としているので、それは誇張されている
だろう。しかしその半分であっても、36万人の子供が12年の経済封鎖の結果
として死んでいるのである。経済封鎖は緩んでいて、スマート化したという言い
方もあるが、それでもフセイン自身の問題行動と怠慢によって、毎日不必要に多
くの子供が死んでいるのだ。これに、1978年にフセインが政権を取ってか
ら、フセインの政治囚と拷問の犠牲者として数十万人が殺されたことを付け加え
るべきなのは、言うまでもないだろう。



本エコノミスト紙がこれまでに論じたように、経済制裁は独裁者でなしに、イラ
ク国民を痛みつけた。フセインは残忍な暴力、ブラックマーケットの利益、許さ
れた石油輸出の収入の管理などにより,権力を保持している。1990年代の不
完全な武器査察によっても、フセインの野望が自分の権力を拡大する為に大量破
壊兵器を使うことにあることを十分に確信させる。(フランスのシラク大統領も
今回のタイム誌のインタビューで認めているが:筆者注、タイムス誌のシラクへ
のインタビューについては、過去ログで紹介している)、昨年の12月の安全保
障会議で説明することを拒否した生物・化学兵器を、フセインは非常に高い可能
性で保有している。だから、なにかが変わらなければならない。経済制裁と爆撃
は不合理であり、多くのイスラム教徒によるアメリカに対する怒りを増大させる
だけである。それにもかかわらず、フセインを押さえつけ、武装解除しなければならないのだ。



本文
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=1592539
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