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対イスラム:逡巡するEU、勇み立つ米

投稿者: ryuuyuuressi 投稿日時: 2002/11/12 21:50 投稿番号: [149802 / 177456]
   http://www.worldtimes.co.jp/w/eu/eu2/kr021112.html

   トルコのイスラム政権誕生で、欧州将来像に大きな波紋

   加盟国巻き込んだ議論は必死


   今月三日行われたトルコの総選挙で、イスラム政党、正義進歩党が圧勝、イスラム政党の単独政権が誕生した。政教分離を基本に置く欧州連合(EU)への加盟を目指すトルコが、イスラム教政党に政権が掌握されたことで、EUは大きな課題を抱え込んだ。キリスト教文化圏の他のEU諸国、加盟準備国との関係も微妙で、EUの将来像に大きな波紋を投げかけている。
   (パリ・安倍雅信)
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   EUの将来像を検討する欧州協議会のジスカール・デスタン議長(72、元仏大統領)は、仏全国紙ルモンドに対し「トルコは欧州に接した重要な国だが、欧州ではない」と語り、個人的な意見として「トルコは欧州の外を意味する」として、EU拡大の境界線を定める必要性に言及した。

                 (中                  略)

   欧州議会は、二〇〇四年にEU二十五カ国体制になることを念頭に十月下旬、将来の欧州憲法となる条約の骨子案を公表した。その中には、半年ごとの持ち回り議長制度を廃止し、欧州大統領ポストを創設する案や、自主的脱退の権利、EU市民の人権への配慮などが盛り込まれている。憲法草案そのものは来年6月までに同協議会でまとめられる予定だ。

   トルコの加盟はイスラム教問題にとどまらない。ジスカール・デスタン議長が指摘するように、六千万人を超える人口を抱えるトルコは、加盟すれば、ドイツに次ぐEUの大国として、影響力を持つことになる。宗教的、文化的に完全に異質な国がEUの大国となることに、疑問を抱く人々は少なくない。

   トルコ側では、ジスカール・デスタン氏の発言に対し、総選挙で圧勝した正義進歩党の指導者エルドアン氏が、「感情的な発言にすぎない」と、正面からの議論を避けている。また、トルコが既に欧州安保協力機構(OSCE)や北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、欧州の一部の働きを担っていることを強調している。

   欧州委員会も、ジスカール・デスタン議長の発言は「個人的発言」として、トルコ加盟の検討を継続していることを強調したが、今後、加盟各国を巻き込んだ議論に発展することは、間違いなさそうだ。


   ●   対等な関係だから、関係を結ぶことに、その異質さと人口故に、ためらうのか。

     上から武力で統治しようとするから、ブッシュ政権は、ためらいもなく、勇み立つのか。

     それとも、誰かが言っていたように、ひたすら戦争ずきだからか。

     しかし、EUの方が、真摯に検討している姿ではなかろうか。


     また、トルコの真摯な努力の実りがあるよう、同情を禁じえない。
     なお、一層の賢明な振舞いを期待したい。
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