Re: 9/11の日経コラムより
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/11/07 00:36 投稿番号: [149495 / 177456]
>例えば「同盟」とか「条約」ってのがあれば協調体制ができているって考えるのでしょうか、それ以外だとどんな感じなんでしょうか。
同盟や条約があっても協調が成り立たないケースもありますし、同盟や条約のない
協調もありえるでしょうね。それこそ米朝合意というのは形だけあって中身のない
協調だったわけですし、米台関係などは形にはしようがないけど協調ができている
ケースだと言えます。
要は戦争が回避できる関係なのかどうかでしょう?そもそもは。
形から定義するのは私は意味がないと思います。
>ただ、確かに欧州の内部では戦争を回避できているのかもしれないのですが、外に対してはっていうと、どうなんだろうという気もします。
私は欧州が外に対しても武力行使を放棄した存在などとは全く言えないと思うし、
それはこれまで私の言ってきたことと何ら矛盾しません。協調が成り立つ国家同士
では軍事に頼らなくとも揉め事は解決しうるけど、それらの関係が成り立たない
国家相手ではそもそも「非軍事」という枠組みが作りようがないのだから。
katakurichanは「非軍事」を「協調」に先立つものと解釈したいのかもしれないけど、
「協調」できるからこそ「非軍事」が作り得るのだと私は思いますけどね。
>協調体制が地球上の国々全体に広まるということは現実的には不可能でしょうし、地域ごとのグルーピングは進むにしても、今度は、そのグループ間での対立が問題になることはないのだろうか?とも思ったり。
それが不可能なら世界から戦争が廃絶することはないでしょう。地域ごとの
グルーピングが対立しようと、要はそれが軍事的手段以外による解決に結びつく
ような仕組みであれば私は全世界的であっても不可能ではないと思います。
ヨーロッパだって一枚岩ではなくとも、隣国に対して軍を侵攻させようとはもはや
誰も考えない。そういう関係も世界的には不可能だとkatakurichanは思うんですか?
>そうですね、戦争回避のための協調体制ってどうやってつくったらいいんでしょう、そういう話ですね。
一朝一夕では無理です。その過程の中で血が流れることは続くでしょうね。
「血が流れるその先に平和はない」とは言えないということを、欧州の歴史が
示したのだと私は言いたいわけです。
>けど、戦争の被害しかあり得ないのだとすると、その記憶が薄れればまた元通りになりそうです・・・。
どのみち不断の努力は必要なのです。永遠に。
>実際にそういう経験から生まれたモチベーションは、「確実に勝てる相手にならOK」という思考につながってしまうのではないかと思うんです。
例えばアメリカはフランスに対して確実に勝てますよ。持ってる軍事力の質・量が
あまりに違いすぎる。にもかかわらず、安保理でフランスがアメリカに頑強に否を
唱え続けても、アメリカがフランスを空爆しようとしないのはなぜでしょう?
>これを「協調しない国が悪い」「制裁されるようなことをする国が悪い」という形で容認していくとすると、いつまでも変わらないのではないかと。
「いつまでも変わらない」ということはないと20世紀の歴史を例を挙げて説明した
つもりですが、それで理解できないなら私にはそれ以上の説明をする気は起きません。
どうぞ自分の手で歴史を紐解いて悩み続けてください。
同盟や条約があっても協調が成り立たないケースもありますし、同盟や条約のない
協調もありえるでしょうね。それこそ米朝合意というのは形だけあって中身のない
協調だったわけですし、米台関係などは形にはしようがないけど協調ができている
ケースだと言えます。
要は戦争が回避できる関係なのかどうかでしょう?そもそもは。
形から定義するのは私は意味がないと思います。
>ただ、確かに欧州の内部では戦争を回避できているのかもしれないのですが、外に対してはっていうと、どうなんだろうという気もします。
私は欧州が外に対しても武力行使を放棄した存在などとは全く言えないと思うし、
それはこれまで私の言ってきたことと何ら矛盾しません。協調が成り立つ国家同士
では軍事に頼らなくとも揉め事は解決しうるけど、それらの関係が成り立たない
国家相手ではそもそも「非軍事」という枠組みが作りようがないのだから。
katakurichanは「非軍事」を「協調」に先立つものと解釈したいのかもしれないけど、
「協調」できるからこそ「非軍事」が作り得るのだと私は思いますけどね。
>協調体制が地球上の国々全体に広まるということは現実的には不可能でしょうし、地域ごとのグルーピングは進むにしても、今度は、そのグループ間での対立が問題になることはないのだろうか?とも思ったり。
それが不可能なら世界から戦争が廃絶することはないでしょう。地域ごとの
グルーピングが対立しようと、要はそれが軍事的手段以外による解決に結びつく
ような仕組みであれば私は全世界的であっても不可能ではないと思います。
ヨーロッパだって一枚岩ではなくとも、隣国に対して軍を侵攻させようとはもはや
誰も考えない。そういう関係も世界的には不可能だとkatakurichanは思うんですか?
>そうですね、戦争回避のための協調体制ってどうやってつくったらいいんでしょう、そういう話ですね。
一朝一夕では無理です。その過程の中で血が流れることは続くでしょうね。
「血が流れるその先に平和はない」とは言えないということを、欧州の歴史が
示したのだと私は言いたいわけです。
>けど、戦争の被害しかあり得ないのだとすると、その記憶が薄れればまた元通りになりそうです・・・。
どのみち不断の努力は必要なのです。永遠に。
>実際にそういう経験から生まれたモチベーションは、「確実に勝てる相手にならOK」という思考につながってしまうのではないかと思うんです。
例えばアメリカはフランスに対して確実に勝てますよ。持ってる軍事力の質・量が
あまりに違いすぎる。にもかかわらず、安保理でフランスがアメリカに頑強に否を
唱え続けても、アメリカがフランスを空爆しようとしないのはなぜでしょう?
>これを「協調しない国が悪い」「制裁されるようなことをする国が悪い」という形で容認していくとすると、いつまでも変わらないのではないかと。
「いつまでも変わらない」ということはないと20世紀の歴史を例を挙げて説明した
つもりですが、それで理解できないなら私にはそれ以上の説明をする気は起きません。
どうぞ自分の手で歴史を紐解いて悩み続けてください。
これは メッセージ 149490 (katakurichan2 さん)への返信です.
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