対米全面テロ

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>イラク攻撃の標的のこと

投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/10/24 21:53 投稿番号: [149099 / 177456]
>っていうか、技術的に「ピンポイント」なんてありえないのに・・・

  顧客のニーズに合わせただけで、映像的に「ピンポイント」ならOKなのです。でも一機2億円のトマホーク・ミサイルの代わり軍人だけを標的にするミサイルに200億でもいくらでも出すって言ったらできると思いますよ、戦争を遂行することは無理かもしれませんが。

  戦争自体もピンポイントに向かっているのです。湾岸戦争はクェート解放に目的を絞ったから安保理の決議と多国籍軍による世界対フセインの構図が出来上がったのです。これが現在の米国政府に対するもっとも有効な抑止力になっているのは明らかでしょう?、ただ外道のクリントンにはなんの制約にもなりませんでしたが。

  また、戦争が「ピンポイント」になったことで矛盾が生じたのも事実です。米陸軍戦史センターによる公刊戦史「砂漠の嵐作戦」の終章「湾岸戦争とは何であったか」には。。。
》   ・・・つまりこの戦争は、富者と貧者のギャップをますます大きくしたにすぎなかった。・・・それを痛感
》   した者に、例えば第3機甲師団第1旅団の兵隊達がいる。・・・将兵は、いよいよこの町を出ることになっ
》   た。ところが、ずらりと並んで見送るのは子供達で、「片手で口元を叩き、もう一方の手は腹を押さえてい
》   た。”食べ物ちょうだい!”という身振りをしていた。世界共通の難民言語で必死に訴えていた」のである。
》   部隊はこれまで糧食約100万食に380万リットル以上の水を与え累計で2万8000名の患者を診療し
》   た。それにもかかわらずこの始末である。話しはそこで終わらない。「ところが、そこへピカピカに光る
》   真っ白のメルセデスベンツが疾走してきた。窓には洒落たカーテンがかかり、運転手は純白のかぶり物をつ
》   けていた」。むごたらしいまでのコントラストである。この光景を見ていた一人の将兵が、「我々はこのた
》   めに戦ったのか」と吐きすてるように言った。
  ところが、米国の将兵が見てもビンラディンが見ても唾棄すべき光景も、金勘定にうるさいチェイニー氏のような方達にはすてきな光景として目に映るようです。クェートは当時シティで最大の個人投資家で2000年には石油収入よりも投資からの収入が上回るほどだったそうです。また、サウジは国家予算の1/3を軍事費、要するに米国へ還流させているのです。石油によって集まった富を分散させずに回収するための王制を必要とし、強力に支持しているのも米英なんですよね。
  アフガン戦争でも慌ただしい外交を行いながらもブレア首相はインドに武器売却の話しを、ラムズフェルド長官はオマーンに10億ドルの武器売却をまとめています、死の商人の面目躍如です。


>逆に考えると、フセイン政権が倒れたところで、(米国に?)タカ派がいる限りこの状態が続くということになるのでしょうか?

  そうですねえ、いくら彼らが危険視されても、それだけで追放とか投獄することは出来ませんからね。米国には「何人も法のデゥー・プロセス(適法手続)によらずして、その生命、自由もしくは財産を剥奪されてはならない」、だから政府による如何なるかたちであれ法を逸脱するような行為は結局、自由と民主主義が失われるという信念がありますから。無論、ならず者が法を犯せば強制力が必要になりますが、自らの意志で政府に従う者、その公僕となった者には自由と民主主義、すなわち合衆国憲法を守る精神が必要なのです。だから、潜在的脅威だけで、テロリストの論理に従い法を逸脱した力の行使、まして自由と民主主義を危険にさらすような行為は許されないのです。
  彼らが法を犯さないか監視することは出来ても、共存する以外に方法がなく、それがデモクラシーのコストと合衆国市民は考えているのでしょうね。


>でも、そういうのは、直接的に侵害してくる相手以外にも向けられてしまうものなのでしょうか。

>合意がそもそも成立していないのではないでしょーか?

  社会が敵だって考えているのでしょう。また民主主義も暴力から生まれましたから、テロって体制変更ができると妄想する輩はいつだって出てくると思います。


>・・・個人的には「死ぬ気で」ってところがイマイチ美的でないと思います(^^;

  社会的には死ぬ気がポイントです。有事法制の際、生命と財産を守るためってのがありましたが、もし「抵抗しなければ生命と財産を保証する」と侵略してきたらどうなるでしょう?。ちょっと現実的ではないですね、じゃあ、自国の政府が軍国主義に向かったときこうやって市民を脅したら?
  だから、「われに自由を、さもなくば死を」なのです。
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