対米全面テロ

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>イラク攻撃の標的のこと(2)

投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/10/07 22:08 投稿番号: [148507 / 177456]
  戦争は避けれるのなら避けるべきですが、イラクとアフガンでは目的と戦後の情勢が大きく違います。
  アフガンでの目的は、ビンラディンを捕らえることです。
  やはり、米国は大きな犠牲を払っても目的を達成するべきで、この場合、タリバンに大きな譲歩をしてもビンラディンや首謀者を捕らえ、テロリスト・ネットワークに壊滅的な打撃を与えるべきだったでしょう。
  それにこの状況はテロリストらにとり、テロ支援国家がいつでも賞金稼ぎとなって、自分を売り渡す危険性を考えねばなりません。それを利用して支援国家がテロリストを集めて引き渡してくれれば、国防費を増額するより安上がりです。
  また、テロそのものを利用しようしても、米国が見抜けないとは思えません。

  アフガンの戦後を考えると、インフラと呼べるものがほとんどゼロというより、むしろ世界一、地雷が埋設された国ですからマイナスともいえます。こういう国を復興させるには、国民を今までより多く働かせ、税を徴収してインフラを整備し、より支出を抑え銀行に預金させ原資本を確保しなければなりません。
  さらに、地方が反乱した場合に備え強力な軍備を持ち、テロ対策、ケシ栽培の根絶のため強力な警察機構で対応しなければダメでしょう。ようするに、強力かつ中央主義的な政権、タリバンのような存在が必要なのです。
  米国もアフガンで目的達成のために、あらゆる必要な措置を講じていれば、イラクでの「必要な措置」に説得力が出て、もっと支持が得られたと思うんですけどねえ。

  一方、イラクではフセイン自身が目的ですから、交渉の余地がありません。戦後については、仮に米国が見放しても、石油を担保に幾らでも復興の手助けをする国があるでしょうし、将来の石油確保のために安定した政権を維持しようと努めるでしょう。


  では、戦争が必要なのか?は分かりません。
  フセインは危険な存在ですし、今、無条件の査察を受け入れても、その後に機会が有れば開発に着手するかも。今、必要と主張しているタカ派の言い分は、本土が第一の標的になっている国とそうでない国とでは温度差がありますが、その点を考慮しても正しいのか分かりません。

  半世紀前のタカ派は『父親の相談役でもあったF・ローズヴェルト大統領の息子は、「日本の民間人をほぼ半減させるまで」爆撃を継続すべきだと明言した。...ヒロシマへの原爆投下の数日前、ラドフォード海軍少将は「日本はもはや都市なき国民として、遊牧民になるしかない」と得意気に語った。 (ル・モンド ディプロマティーク2002年9月号)』といってたそうです。
  宇氏の2002年9月16日『ネオコンの人々とイスラエルとのつながりは、これにとどまらない。リチャード・パール、ダグラス・フェイス、チェイニー副大統領といった人々は、ブッシュ政権の中枢に入るまで...』の記事に名前の挙がっているリチャード・パール氏は、BBCのアフガン戦争の是非を問う討論番組でパレスチナの法律顧問ダイアナさんに「今時、地球が平たいと思っている連中の戯れ言など聞く必要ない」と放言して、全く、半世紀という歳月を感じさせない人物でした。
  なので、攻撃を主張している人達の中には、頭がいかれている連中も混じっているみたいです。だから毒を以て毒を制すと考えるしかないでしょう。

ちなみにチェイニー副大統領はネオコンと言うより単なる金の亡者みたいです。
》    ハリバートンに在籍した5年間で、チェイニーの懐も大いにふくらんだ。彼が保有するハリバートン株の
》   時価総額は約4000万ドル。5月に株価が最高値をつけたとき、彼はそのうち500万ドル分を売却している。
》    さらに大きな問題は、アメリカの対イラン制裁に表立って反対してきたことだ。制裁のせいで、ハリバー
》   トンは複数の契約でヨーロッパの競合企業に敗れたとチェイニーは公言。イランを反イスラエルのテロ支援
》   国家とみなすユダヤ系の人々を怒らせた。
「闇将軍」チェイニーの素顔   ニューズウィーク日本版2000年8月9日号



  国民の力でフセインを排除できればよいのですが、さすがに米国が見込んだだけあって、彼には拷問や虐殺に対して一切のためらいがありません。少数で立ち上がれば粛正されてしまいますし、ある程度の規模でも拮抗できるだけの力はあるでしょう。つまり内戦です。
  過去に内戦となった国々では数百万単位の犠牲者、数万単位の虐殺も決して希だったとは言えません。内戦とは国内法が破綻し、国際法が及ばない、憎しみだけが支配する凄惨な状況です。
  それに比べれば、アル・ジャジーラなどを通じて世界が注目する中、米国による圧倒的な武力介入の方がましではないかと。。。
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