>イラク攻撃の標的のこと(1)
投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/10/07 22:08 投稿番号: [148506 / 177456]
こんにちは、katakurichan2さん
>アメリカがここまで強硬な態度を打ち出してくると、もう「止められない」という気分になります。
そうですねぇ、先日、パウエル長官が、大量破壊兵器の廃棄に応じればフセイン政権存続容認の可能性を示唆していますが、この発言はタカ派が「応じてもフセイン政権を否定」、つまり攻撃を望んでいる事も示唆しているわけでもあります。
それで、完全な無条件査察が行われたとしても、領土のどこかに隠しているものを発見出来るかは別問題で疑惑が晴れることは決してないでしょう。
例えれば徳川埋蔵金のようなもので、信じて疑わない人には「何処にあるかは不明だが、間違いなく」存在するものなのです。これは炭疽菌テロがタカ派に相当な心理的ダメージを与えた結果でしょうね。
そして莫大な資金をつぎ込むミサイル防衛が完成しても、空気感染するような天然痘などを「郵送」されたら、屑鉄と同じだって事に気づいたんでしょう。
タカ派としては永遠に、米国が世界最強国家として君臨するつもりですから、これじゃ一方的な外交どころか枕を高くして眠ることも出来ません。っで、寝覚めの良い朝を迎えるためには「サダム抹殺が一番!」と考えてるはずです。
>「市民への被害がないようにするには、フセイン政権があっさり転覆してく
>れればいいのに」と祈るような気持ちになる人が多いのではないかと思います。
それを期待しているかもしれないですね。
フセインにとって深刻な危機を迎えるのはこれで二度目ですが、一度目はクェート侵攻の直前です。
対イラン戦争で劣勢に立たされたフセインは、それまでの軍幹部に信頼するバース党員、親類を配置、いわゆる縁故主義を止め能力主義に変更したのです。その結果、劣勢を挽回してメンツの保てる範囲でイランと停戦できたのです。
しかし戦争によって経済は破綻し、反フセイン的な性格の人材が軍幹部にも入ってしまいました。おまけに帰還兵が国内に溢れ失業率が上がり、市民の間にも不満がたまり、新聞にはフセイン批判の記事まで出てくる始末だったのです。
特に闇市場によって商人は儲けていましたが、公務員である軍人には闇では高くて買えませんでしたから爆発寸前で、独裁者にとってまさに危機的状況だったのです。っでクェート侵攻です。
それで、91年の湾岸戦争前に撤退していたらフセインが生き残れたか不明ですが、多国籍軍によってイラク軍を弱体化してもらいつつ、大統領警護隊を温存し、戦後はそれを使って反政府勢力を鎮圧、粛正。自分は「アメリカと戦った男」として喧伝できたわけです。
また、必要なら自国民やイランには迷うことなく化学兵器を使用しましたが、湾岸戦争では破滅につながる使用を控えたのです。だから、現代でもっとも成功したマキャベリストとして、米国のタカ派はフセインを高く評価し、彼の分別に期待しているかも。
>目標が「政権基盤を粉砕する」というのなら、フセイン大統領や側近だけを
>殺害しても意味はないように思います。国体に相当のダメージを、集中的に
>どかんと与える必要があるように思いますし、政権基盤に、ほんのわずかで
>も関係しそうな部分は徹底的に攻撃するでしょう。
米国が何処まで破壊するかより、イラクが何処まで抵抗するかで決まると思います。
フセインも9・11に衝撃を受け、自分の行く末を考えたでしょうから、この一年、弾圧一辺倒ではないでしょう。反米のプロパンガンダを流し、石油の販売でリベートを取っても大半は物資の購入に充てて国民の支持を得る努力をしていると思います。なんといっても大好きな武器を売ってくれる国がないですからね。
また、経済制裁による反米感情も有ると思いますが。が、それが=独裁者フセイン支持にはならないと思います。
「フセインが独裁者の地位から引きずりおろされる」とイラク国民が確信した時点、つまり恐怖政治から解放されたと感じた時点で軍や国民も抵抗を止めると思います。
>一般市民への被害といっても、アフガニスタンでもあれだけ誤爆が続いてい
>る状況ですから、ラ長官が「○千人までなら誤差の範囲」と思っていても、
>別に不思議ではないのでは、、、などと考えてしまいます。
ほとんどが付随的被害として巻き込まれた人達だと思います。
でも、アフガンではタリバンがマザリシャリフ陥落後、首都のカブール、本拠地のカンダハルを無血開城したので市街戦による犠牲者が出ませんでしたが、イラクではこの点が不明です。ただ、米政権もイラク国民のことを考えてるとは思いませんが、戦争を遂行できる範囲に犠牲を抑えるはずです、たぶん。
>アメリカがここまで強硬な態度を打ち出してくると、もう「止められない」という気分になります。
そうですねぇ、先日、パウエル長官が、大量破壊兵器の廃棄に応じればフセイン政権存続容認の可能性を示唆していますが、この発言はタカ派が「応じてもフセイン政権を否定」、つまり攻撃を望んでいる事も示唆しているわけでもあります。
それで、完全な無条件査察が行われたとしても、領土のどこかに隠しているものを発見出来るかは別問題で疑惑が晴れることは決してないでしょう。
例えれば徳川埋蔵金のようなもので、信じて疑わない人には「何処にあるかは不明だが、間違いなく」存在するものなのです。これは炭疽菌テロがタカ派に相当な心理的ダメージを与えた結果でしょうね。
そして莫大な資金をつぎ込むミサイル防衛が完成しても、空気感染するような天然痘などを「郵送」されたら、屑鉄と同じだって事に気づいたんでしょう。
タカ派としては永遠に、米国が世界最強国家として君臨するつもりですから、これじゃ一方的な外交どころか枕を高くして眠ることも出来ません。っで、寝覚めの良い朝を迎えるためには「サダム抹殺が一番!」と考えてるはずです。
>「市民への被害がないようにするには、フセイン政権があっさり転覆してく
>れればいいのに」と祈るような気持ちになる人が多いのではないかと思います。
それを期待しているかもしれないですね。
フセインにとって深刻な危機を迎えるのはこれで二度目ですが、一度目はクェート侵攻の直前です。
対イラン戦争で劣勢に立たされたフセインは、それまでの軍幹部に信頼するバース党員、親類を配置、いわゆる縁故主義を止め能力主義に変更したのです。その結果、劣勢を挽回してメンツの保てる範囲でイランと停戦できたのです。
しかし戦争によって経済は破綻し、反フセイン的な性格の人材が軍幹部にも入ってしまいました。おまけに帰還兵が国内に溢れ失業率が上がり、市民の間にも不満がたまり、新聞にはフセイン批判の記事まで出てくる始末だったのです。
特に闇市場によって商人は儲けていましたが、公務員である軍人には闇では高くて買えませんでしたから爆発寸前で、独裁者にとってまさに危機的状況だったのです。っでクェート侵攻です。
それで、91年の湾岸戦争前に撤退していたらフセインが生き残れたか不明ですが、多国籍軍によってイラク軍を弱体化してもらいつつ、大統領警護隊を温存し、戦後はそれを使って反政府勢力を鎮圧、粛正。自分は「アメリカと戦った男」として喧伝できたわけです。
また、必要なら自国民やイランには迷うことなく化学兵器を使用しましたが、湾岸戦争では破滅につながる使用を控えたのです。だから、現代でもっとも成功したマキャベリストとして、米国のタカ派はフセインを高く評価し、彼の分別に期待しているかも。
>目標が「政権基盤を粉砕する」というのなら、フセイン大統領や側近だけを
>殺害しても意味はないように思います。国体に相当のダメージを、集中的に
>どかんと与える必要があるように思いますし、政権基盤に、ほんのわずかで
>も関係しそうな部分は徹底的に攻撃するでしょう。
米国が何処まで破壊するかより、イラクが何処まで抵抗するかで決まると思います。
フセインも9・11に衝撃を受け、自分の行く末を考えたでしょうから、この一年、弾圧一辺倒ではないでしょう。反米のプロパンガンダを流し、石油の販売でリベートを取っても大半は物資の購入に充てて国民の支持を得る努力をしていると思います。なんといっても大好きな武器を売ってくれる国がないですからね。
また、経済制裁による反米感情も有ると思いますが。が、それが=独裁者フセイン支持にはならないと思います。
「フセインが独裁者の地位から引きずりおろされる」とイラク国民が確信した時点、つまり恐怖政治から解放されたと感じた時点で軍や国民も抵抗を止めると思います。
>一般市民への被害といっても、アフガニスタンでもあれだけ誤爆が続いてい
>る状況ですから、ラ長官が「○千人までなら誤差の範囲」と思っていても、
>別に不思議ではないのでは、、、などと考えてしまいます。
ほとんどが付随的被害として巻き込まれた人達だと思います。
でも、アフガンではタリバンがマザリシャリフ陥落後、首都のカブール、本拠地のカンダハルを無血開城したので市街戦による犠牲者が出ませんでしたが、イラクではこの点が不明です。ただ、米政権もイラク国民のことを考えてるとは思いませんが、戦争を遂行できる範囲に犠牲を抑えるはずです、たぶん。
これは メッセージ 148456 (katakurichan2 さん)への返信です.
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