先制攻撃
投稿者: lovepeacemama 投稿日時: 2002/10/01 09:56 投稿番号: [148270 / 177456]
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/arrange_iraq_attack3.htm
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(4)先制攻撃戦略への「核先制攻撃オプション」の組み込み。「核抑止」から「核使用」への核戦略の転換。
もう一つ極めて重大で危険極まりないことは、今度採用されるこの先制攻撃戦略には核による先制攻撃のオプションが組み込まれていることです。
すでに今年3月10日にワシントン・ポストが暴露したように、今年の1月に採用された核戦略NPR(Nuclear Posture Review、核態勢見直し報告)にアメリカの核戦略における転換、「抑止と封じ込め」の核戦略から「使える核兵器」戦略への転換が入っています。軍事戦略全体の転換の中で先制攻撃戦略の中に核先制使用戦略が不可分の構成要素として組み込まれているのです。アメリカの方から先制攻撃をしかけ、しかも核兵器の使用も辞さないという、正気とは言えないこの上なく危険な戦略を、ブッシュ政権は公式の軍事戦略にしようとしているのです。
湾岸戦争の時に、アメリカはイラク軍に対して化学兵器や生物兵器を使わせない「脅し(抑止)」として核兵器の使用を示唆しました。「もし使ったら核を使うぞ」というわけです。まさしく「抑止力としての核」です。
しかし今回は全く異なります。相手の化学兵器・生物兵器の使用を「抑止」するためではなく、相手、つまりイラクが化学兵器・生物兵器を使用するしないに関わらず、もっと言えばイラクがどんな化学兵器・生物兵器をどれだけ保有しているかも分からないまま、それらの査察や検証とも無関係に、一方的に「持っているはずだ」「使うはずだ」と勝手に決め付けて米国の方から一方的に特殊な核爆弾を使用するというのです。相手が化学兵器・生物兵器等の大量破壊兵器を持っている、必ず使うと決め付ければ、相手を核兵器で先制攻撃して破壊することは許されるというのです。これは従来からの「抑止力としての核」から「使用する核」への根本的な転換です。今度のイラク攻撃で、イラク側は必ず化学兵器・生物兵器を使うとブッシュ政権側が本当に思い込んでいるとすれば、その確信の度合いに応じて、非常に危険な事態が起こるかも知れないのです。※
※次の米のイラク攻撃で、イラクのフセイン大統領の側が必ず生物・化学兵器を使う可能性があるとブッシュ側が恐れている理由にもう一つ別の理由があるのかも知れません。それは米軍が10年前の湾岸戦争で大量の劣化ウラン弾(DU)を使用し、戦車戦が展開された地域を中心に広範囲に放射能汚染を拡大させ深刻化させた事実です。次のイラク攻撃でも大量の劣化ウラン弾の使用が問題になるでしょう。
さらに問題なのは、核兵器を使用して相手に決定的な打撃、回復不可能な打撃と被害を与える戦略を採用するとしながら、初めから相手に対する査察も確証もなしにこの戦略を発動するとしている点です。「大量破壊兵器を作っていると思われる」国やグループを先制攻撃すると言いながら、その国が実際に作っているかどうか「完全証明(absolute proof)を待つわけにはいかない」(ラムズフェルド国防長官)とアメリカが判断する勝手な時期に勝手な判断で核を使うことが初めから宣言されているのです。
***
確かに私には「イラクが本当に世界にとって脅威なのかどうか」はわからないし知る由もありません。
本当にイラクが化学兵器や核兵器を所持、または所持しようとしていて、またそれを本当に使用しようとしているのだとしたらそれはなんとしても食い止めなければならないと思うけれど・・・
アメリカ政府はイラクを「ならず者国家」と決め付け先制攻撃をしてでも壊滅させるつもりでいるみたいだけど、私にはアメリカ政府のそういう姿勢も同じくらいに恐ろしい。
ブッシュこそが「ならず者」に見える。
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(4)先制攻撃戦略への「核先制攻撃オプション」の組み込み。「核抑止」から「核使用」への核戦略の転換。
もう一つ極めて重大で危険極まりないことは、今度採用されるこの先制攻撃戦略には核による先制攻撃のオプションが組み込まれていることです。
すでに今年3月10日にワシントン・ポストが暴露したように、今年の1月に採用された核戦略NPR(Nuclear Posture Review、核態勢見直し報告)にアメリカの核戦略における転換、「抑止と封じ込め」の核戦略から「使える核兵器」戦略への転換が入っています。軍事戦略全体の転換の中で先制攻撃戦略の中に核先制使用戦略が不可分の構成要素として組み込まれているのです。アメリカの方から先制攻撃をしかけ、しかも核兵器の使用も辞さないという、正気とは言えないこの上なく危険な戦略を、ブッシュ政権は公式の軍事戦略にしようとしているのです。
湾岸戦争の時に、アメリカはイラク軍に対して化学兵器や生物兵器を使わせない「脅し(抑止)」として核兵器の使用を示唆しました。「もし使ったら核を使うぞ」というわけです。まさしく「抑止力としての核」です。
しかし今回は全く異なります。相手の化学兵器・生物兵器の使用を「抑止」するためではなく、相手、つまりイラクが化学兵器・生物兵器を使用するしないに関わらず、もっと言えばイラクがどんな化学兵器・生物兵器をどれだけ保有しているかも分からないまま、それらの査察や検証とも無関係に、一方的に「持っているはずだ」「使うはずだ」と勝手に決め付けて米国の方から一方的に特殊な核爆弾を使用するというのです。相手が化学兵器・生物兵器等の大量破壊兵器を持っている、必ず使うと決め付ければ、相手を核兵器で先制攻撃して破壊することは許されるというのです。これは従来からの「抑止力としての核」から「使用する核」への根本的な転換です。今度のイラク攻撃で、イラク側は必ず化学兵器・生物兵器を使うとブッシュ政権側が本当に思い込んでいるとすれば、その確信の度合いに応じて、非常に危険な事態が起こるかも知れないのです。※
※次の米のイラク攻撃で、イラクのフセイン大統領の側が必ず生物・化学兵器を使う可能性があるとブッシュ側が恐れている理由にもう一つ別の理由があるのかも知れません。それは米軍が10年前の湾岸戦争で大量の劣化ウラン弾(DU)を使用し、戦車戦が展開された地域を中心に広範囲に放射能汚染を拡大させ深刻化させた事実です。次のイラク攻撃でも大量の劣化ウラン弾の使用が問題になるでしょう。
さらに問題なのは、核兵器を使用して相手に決定的な打撃、回復不可能な打撃と被害を与える戦略を採用するとしながら、初めから相手に対する査察も確証もなしにこの戦略を発動するとしている点です。「大量破壊兵器を作っていると思われる」国やグループを先制攻撃すると言いながら、その国が実際に作っているかどうか「完全証明(absolute proof)を待つわけにはいかない」(ラムズフェルド国防長官)とアメリカが判断する勝手な時期に勝手な判断で核を使うことが初めから宣言されているのです。
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確かに私には「イラクが本当に世界にとって脅威なのかどうか」はわからないし知る由もありません。
本当にイラクが化学兵器や核兵器を所持、または所持しようとしていて、またそれを本当に使用しようとしているのだとしたらそれはなんとしても食い止めなければならないと思うけれど・・・
アメリカ政府はイラクを「ならず者国家」と決め付け先制攻撃をしてでも壊滅させるつもりでいるみたいだけど、私にはアメリカ政府のそういう姿勢も同じくらいに恐ろしい。
ブッシュこそが「ならず者」に見える。
これは メッセージ 148268 (etranger3_01 さん)への返信です.
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