対米全面テロ

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フセインの苦悩とクリントンの尻拭い

投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/10/01 01:41 投稿番号: [148250 / 177456]
こんにちは、jp_zosoさん


>「受け入れる」と言ってる以上、その方法で折衝すべきだよね。

ここがフセインにとって悩ましいかもしれません。


査察の方法については以前から問題になってまして、98年6月のル・モンドによると。。。
》   ポスワリュク外務次官が驚いたことに「大統領関連施設の問題は急に浮上した。イラクが神経質になるのは
》   わかる。国家元首が執務し、居住する場所の問題だからだ」。続いて話が UNSCOM に移るのも偶然ではない。
》   「UNSCOM と査察団はバランスが悪い。重要なポストは英米人に占められている」。明言はしないまでもロ
》   シア側の考えは、アメリカの息のかかった専門家が問題を解決よりも紛糾の方向にもっていこうとしている、
》   というのに近い。同調者はフランスや国連本部にも多い。現状の修正を求めるロシアは三つの具体案を示し
》   た。第一に、UNSCOM にロシア人専門家60人を加えること。第二に、上空監視についてアメリカの U-2偵察
》   機を「支援する」ロシアの偵察機を派遣すること(フランスも自国機の派遣を提案した)。第三に、UNSCOM
》   にアメリカ人の副委員長と並んでロシア人の第二副委員長を設けること。第三点に対するアメリカの反応は
》   「とんでもない(no way)!」の嵐だった。

っとまあ、かなりバランスの悪い査察団だったのですが、11月に査察団の中に米国のスパイが紛れ込んでいるとして、イラクが追放したのです。

その直後の12月16日にバクダッドへの空爆が始まり、ニューズウィーク日本版 1999年1月20日号によると。。。
》    複数の情報機関筋が本誌に語ったところでは、CIA(米中央情報局)内部でUNSCOMをスパイ活動の隠れみ
》   のに使う案が浮上したのは1990年代前半。このときは国連の信用失墜を懸念する上層部の反対で実現しな
》   かったが、96年にUNSCOM側から協力要請があり、米政府は事実上、査察活動を牛耳ることになった。
》    その結果、UNSCOMがイラクで収集した資料の一部はCIAの手に渡った。米当局者によると、国防総省は昨
》   年12月の「砂漠のキツネ作戦」で、CIAから受け取ったUNSCOMの資料を攻撃目標の特定に利用したという。

  っとなったわけです。しかも何故この時期に作戦を開始したのか不明で、開始時間も、下院本会議で「大陪審での偽証」と「司法妨害」の2項目について、クリントンの弾劾決議案が可決されてから、わずか数時間後だったのです。
  あまりのタイミングに共和党下院議員も国防省に非公開のブリーフィングを求め、コーエン国防長官に弾劾裁判の延期が本当に必要なのか詰め寄ったそうです。


  もちろん米国にも正当な理由があったらしいのですが、猜疑心の強いフセインにしてみると「空爆を任期の終わりの花道にしようとスパイを送り込んだあげく、裁判を逃れるために俺をミサイルの標的にしたのか!!!」と感じでも不思議ではありません。
  それで「サダムを引きずりおろす」と明言している、ブッシュ大統領の「即時無条件」の査察要求を受け入れると、「どうせ、不倫もみ消しのために空爆をするならず者国家だから、将来の空爆のために軍か反政府勢力に情報を渡すんだろ」っと思ってるかもしれません。
  要するに、査察を受け入れて「無防備な状態で空爆されるか、今のままで空爆されるか」という困難な選択をフセインはしているのでしょう、たぶん。

  だから今の状況を見ると、案外フセインこそが米国のタカ派と同じくらいビンラディンを憎悪し、シャロン首相に「ガンガンやってくれ」と心から声援を送ってるかもしれない(^^;
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