対米全面テロ

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お・は・よ・う

投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2002/07/18 22:11 投稿番号: [145152 / 177456]
外務省の改革は「おはよう」から?
  相次ぐ不祥事で厳しい批判にさらされている外務省が、「あいさつをしよう」と職員に呼び掛けている。ごう慢という負のイメージを、せめて愛想で払しょくしたいとも受け取られそう。小学生でも「それって、マジ」と言いそうな“あいさつ運動”の効果と評判を聞いてみると−。

  「そういえばあいさつを返す人が増えました。その(メールの)せいですかね」。外務省の警備員は不思議そうな口調で話す。

  外務省が全職員あてに「あいさつの励行について」と題したメールを一斉に流したのは今月五日だ。

  メールはまず「元気な声であいさつしましょう」と提案している。その上で「『お早うございます』『こんにちは』『お疲れさまでした』の一言で、外務省のイメージ向上につながります。今から実行です」と呼び掛ける。さらには「警備員や弁当販売、機械保持など省内で仕事をしている方々」に、積極的に声をかけるよう求めている。

  また「来訪者の迎え方」として「ロビーに降りたら、来訪者からすぐわかるように明るくはっきり声をかけましょう」と懇切丁寧に説明している。

  この運動を始めたのは省内の有志でつくる「意識改革・マナー向上グループ」だ。

  メンバーの一人は「一連の不祥事で、省内がやはり暗くなり自信も失った。中国の総領事館事件は、ある意味、とどめのようなものでした。大きな声であいさつすることで元気になればと思った」と提案の動機を明かす。ただ省内ではあまりの子どもっぽさゆえに「いいかげんにしてよ」という批判も。

  それでも前出のメンバーは「恥ずかしいということは承知しているが、それでも必要なんです」と懸命だ。若い職員たちの訴えに外務省中堅幹部も「皆、いろいろなことが立て続けに起こり、不安で迷っている。幼稚だとか言わず、彼らの行動全体を見て評価してほしい」とエールを送る。

■「表面的では」他省庁冷ややか

  さて外務省の涙ぐましい意識改革作戦をライバル官庁はどうみているのか。

  財務省幹部は「省内がかなり混乱しているようだな。改革というのはこういう表面的なことではないのだが」と首をかしげる。経済産業省幹部は「こうした運動は、現在やってもいないし、これからもやる予定はない」と冷ややかだ。

  医務官として在外公館に勤務した体験をつづった「大使館なんかいらない」(幻冬舎刊)で外務省を痛烈に批判した医師、久家義之氏は「なにしろ、世間からかけ離れた組織だから」と前置きした上で感想を漏らす。

  「外務省は完全な階級社会で封建制度だ。あいさつは『下』から『上』が常識だ。つまりノンキャリアから声をかけ、キャリアがそれに応える。大使クラスだと、機嫌が悪ければ無視するケースもある。こんな具合だから『あいさつ運動』なんていう幼稚なことまでしないと、改革できないと考えたのだろう」

  だが久家氏は、安易な外務省批判を戒める意味を込めて続ける。

  「最近は、追いつめられた外務省が『またもや変なことをしでかした』と非難して留飲を下げ、そこで議論が終わる傾向にある。そんなレベルの批判を繰り返しても何も変わらない。欠けているのは日本の外交をどうするのかという視点だ。外務省にも優秀な人は多くいるが、今は手足をしばられ何もできない。そろそろ国益をもたらす外交とは何かという議論を始めてもいいのでは」。“あいさつ運動”は改革というにはあまりに幼稚だ。だが、それを批判だけすればいいという時期は過ぎ去ったようだ。
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