非暴力の貢献 届くか・・・2
投稿者: chottomato3 投稿日時: 2002/06/30 19:49 投稿番号: [144444 / 177456]
●「抑止力あるか」迷いも
山中の抜け道を通ってようやくジェニン難民キャンプにたどり着いた。4月からの侵攻で死者56人、けが人238人が出た街だ。
当時の話を聞いていると、銃撃の音が近づいてきた。銃を持ったパレスチナ側の戦闘員数人が「君らがいると危なくて闘えない」と言う。
数キロ離れた村に避難。砲撃は夜になってもやまない。照明弾が映し出す夜空を見ながら、秋田市のスナック経営Mさん(41)は、果たしてここまで来たことが正しかったのか悩んでいた。
「私たちは本当に暴力に対する抑止力になっているのか。現地の人は自分たちを守るだけでも大変なのに、単に邪魔をしに来ただけでは・・・」
圧倒的な現実を前にして、「非暴力主義を説く無力感」を感じた人は少なくなかった。
「行動に立ち上がる人間の規模にもよる。千人集まれば力を発揮できるだろうが、日本でそこまで運動が育つかどうか」と元日大教授のTさん(69)。パレスチナのがれきの光景を生まれ故郷・広島の57年前のそれと重ね合わせていたMさん(44)も「戦車を止めるには戦車以上の力がいる」との考えが頭をよぎったという。
「でも、武力に武力を対置していけばエスカレートするだけ。100%有効でなければ意味がない、ということではないはずですよね」
●9条を配布
一行は、和平反対派のパレスチナ解放人民戦線(PFLP)やイスラム原理主義ハマスの幹部にも会った。彼らはイスラエルが圧倒的な武力で土地を奪い民間人を殺していると訴え、自爆テロを「日本のカミカゼと一緒だ」と主張した。
これを聞いた陸軍幼年学校生だったKさん(73)が口を開いた。
「私の少し年上の人たちが神風特攻隊として死んでいる。『神風』は何も生み出さなかった。自爆のニュースを聞くと胸が痛む」
「映画を見て、日本ではカミカゼは尊敬されていると思っていた」と驚くハマスの幹部ら。I・中央大名誉教授は戦争の惨禍を経て手にした日本国憲法の前文と9条を紹介した英文のパンフレットを、彼らに配布した。
これは メッセージ 144443 (chottomato3 さん)への返信です.
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