chottomato3 さんへ (1)
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2002/06/22 06:14 投稿番号: [143986 / 177456]
一つ一つに答える形ではなく、全体的に答えたいと思います。
アラファト氏の困難な立場については、msg143888 と msg143889 でいくらか説明しました。いま、パレスチナの人たちは迷っていると思います。オスロ合意を推進すべきか、それとも“自爆テロ”派やその他の過激派を支持すべきかで動揺しているのではないでしょうか? イスラエルを認めることは、彼らにとっては断腸の思いだと想像しますが、そのことにより自分たちの国と残された土地と平和が保障されるなら「仕方がない」と考えるか、自分たちをないがしろにするイスラエルとその背後にある欧米社会を相手にまだ戦うか…。
イスラエルがパレスチナの独立を本気で認めようとしないのなら、過激派の主張がパレスチナの人の心をとらえ、自爆テロ等が頻発するでしょう。反対にオスロ合意がかなり現実化し、パレスチナの独立が近い日に約束されそうなら、過激派になびくものは少なくなり、過激派は孤立化すると予想します。
前者の方向に政治状況があるとき、アラファト氏が過激派を弾圧しようとするなら、パレスチナ人同士で激しい争いをしなければならなくなるでしょう。挙句、オスロ合意派は返り討ちに合う可能性が大きいです。後者の方向に政治状況があるなら、過激派は孤立しますから、実力行使もしやすくなるでしょう。また殺す人間も少なくて済むでしょう。
結局のところ、オスロ合意の線で決着が図られるとしても、最後には同胞同士で血を流さなければならなくなると私は見ています。その血が少なくて済むかどうかは、オスロ合意の内容がパレスチナ人の大多数にとって、いくらかでも魅力的な内容であるかどうかにかかっていると考えます。
ところで、思うのですが、そもそもはイスラエルがパレスチナを侵略したのが悪いのですから、それがいつの間にか「自爆テロは非人道的だ。そんなことをすると国際世論は離反するし、イスラエルはますます態度を硬化し、もっとひどい報復を受けるだろう」という話になってしまうのは、私はおかしいと思うのです。それは、問題のすり替えであり、まんまと敵のかけた政治的罠にはまったと言っても過言ではないのではないでしょうか?
もし、これが侵略されたのがパレスチナではなく、アメリカだとしたら(そんなことする馬鹿な国はいないけれど)、彼らは、戦闘員だろうが非戦闘員だろうがおかまいなく侵略者たちを殺してしまったでしょう。「非人道的」だの「国際世論の離反」だのは問題にならなかったはずです。国連がなにを決議しようが関係なかったでしょう。
アラファト氏の困難な立場については、msg143888 と msg143889 でいくらか説明しました。いま、パレスチナの人たちは迷っていると思います。オスロ合意を推進すべきか、それとも“自爆テロ”派やその他の過激派を支持すべきかで動揺しているのではないでしょうか? イスラエルを認めることは、彼らにとっては断腸の思いだと想像しますが、そのことにより自分たちの国と残された土地と平和が保障されるなら「仕方がない」と考えるか、自分たちをないがしろにするイスラエルとその背後にある欧米社会を相手にまだ戦うか…。
イスラエルがパレスチナの独立を本気で認めようとしないのなら、過激派の主張がパレスチナの人の心をとらえ、自爆テロ等が頻発するでしょう。反対にオスロ合意がかなり現実化し、パレスチナの独立が近い日に約束されそうなら、過激派になびくものは少なくなり、過激派は孤立化すると予想します。
前者の方向に政治状況があるとき、アラファト氏が過激派を弾圧しようとするなら、パレスチナ人同士で激しい争いをしなければならなくなるでしょう。挙句、オスロ合意派は返り討ちに合う可能性が大きいです。後者の方向に政治状況があるなら、過激派は孤立しますから、実力行使もしやすくなるでしょう。また殺す人間も少なくて済むでしょう。
結局のところ、オスロ合意の線で決着が図られるとしても、最後には同胞同士で血を流さなければならなくなると私は見ています。その血が少なくて済むかどうかは、オスロ合意の内容がパレスチナ人の大多数にとって、いくらかでも魅力的な内容であるかどうかにかかっていると考えます。
ところで、思うのですが、そもそもはイスラエルがパレスチナを侵略したのが悪いのですから、それがいつの間にか「自爆テロは非人道的だ。そんなことをすると国際世論は離反するし、イスラエルはますます態度を硬化し、もっとひどい報復を受けるだろう」という話になってしまうのは、私はおかしいと思うのです。それは、問題のすり替えであり、まんまと敵のかけた政治的罠にはまったと言っても過言ではないのではないでしょうか?
もし、これが侵略されたのがパレスチナではなく、アメリカだとしたら(そんなことする馬鹿な国はいないけれど)、彼らは、戦闘員だろうが非戦闘員だろうがおかまいなく侵略者たちを殺してしまったでしょう。「非人道的」だの「国際世論の離反」だのは問題にならなかったはずです。国連がなにを決議しようが関係なかったでしょう。
これは メッセージ 143923 (chottomato3 さん)への返信です.
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