思いつき国家論。その2
投稿者: al_raden_s_apprentice 投稿日時: 2002/06/02 09:08 投稿番号: [142848 / 177456]
こんなことを投稿し始めたのは,確かに自分がいる“いま・ここ”ってのはどこなんだ?
という疑問に,自分なりになんとか答えを出したいなと考えたからです。
自分を取り巻いている<世界>で,いろんなことが起こる。
その,起こったこと・・・つまり<事件>というのは,いったいなんなんだ?
自分とどういうかかわりがあるんだ?
自分は,その事件に対してどういう姿勢をとったらいいんだ?
自分はそれらの<事件>が生起する<世界>の中でどう生きていったらいいんだ?
・・・という問に,<自分>がいる<いま・ここ>というのは,結局なんなんだ?という問いが直結します。
さて,続きなら,<領土>のことなんですが,
じつは,領土について考えることで,<国民(民族)国家(Nation State)>のNationの部分の輪郭を
はっきりさせたかったのですが,なんか難しそうなので,後回しです。
もうすこし<State>についてやります。
それに,トピのテーマにそって,悪名高き(?)グローバリゼーションについても考えたいです。
「国家の退場」という本があります。(スーザン・ストレンジ『国家の退場』岩波書店)
<国家>ってのは,今いったい何をしているんだ?という主題で,ストレンジは,
90年代以降(・・・冷戦後かなぁ),国家がそれまで独占・保護していた領域が,
他の主体によって置き換えられ,国家のイニシアチブ(パワー)が衰退つつあると指摘しています。
1.国防:外国の侵略というリスクが減少し,市場シェアの獲得競争のリスクへとシフトしている
という認識によって,国民の国防への義務感が低下している。
2.通貨価値の維持:ある国のインフレがストレートに他国に影響するように,
通貨価値の維持はその国の責任であると同時に関係する国々の連帯責任でもある。
3.開発戦略:国内企業にどの程度規制介入するか,ということと,
社会への福祉厚生の責任をどこまで想定するかということのバランスの取り方には,
いくつかのパターン(類型)があって,国家が自由に選択できていたのだが,
現在では,一つのパターンに収斂しつつあると云うこと。
つまり国家の主導権は失われつつあると云うこと。
(フリードマンが「黄金の拘束服」とかいってた,レーガノミクスとかサッチャリズム式の経済政策のこと。
そういえば,彼の「レクサスとオリーブの木」という本はおもしろい。
なぜかよくわからんけど,腹が立ってもくる。)
4.景気対策:はっきりいって,国家の景気対策はあまり機能しなくなっている。
5.福祉:財政上もう限界。
(私たちが介護保険と称して払わされたお金はいまごろどこをどう巡っていることやら。)
6.課税:強力な犯罪組織も課税と同等のことをやっている。のだそうだ。
あとのほうで国家もマフィアも経済的寄生虫だと皮肉っている。
支払う方も,多国籍企業なんてのはどこに税金を払っているんだ?
以下,次回につづく。
7.貿易の管理
8.インフラ
9.国家独占
10.暴力
それから,国家に代わって,だれがイニシアチブをとりつつあるのか,ということも。
次回のお楽しみ。??・・・ (-.-;)y-~~~
という疑問に,自分なりになんとか答えを出したいなと考えたからです。
自分を取り巻いている<世界>で,いろんなことが起こる。
その,起こったこと・・・つまり<事件>というのは,いったいなんなんだ?
自分とどういうかかわりがあるんだ?
自分は,その事件に対してどういう姿勢をとったらいいんだ?
自分はそれらの<事件>が生起する<世界>の中でどう生きていったらいいんだ?
・・・という問に,<自分>がいる<いま・ここ>というのは,結局なんなんだ?という問いが直結します。
さて,続きなら,<領土>のことなんですが,
じつは,領土について考えることで,<国民(民族)国家(Nation State)>のNationの部分の輪郭を
はっきりさせたかったのですが,なんか難しそうなので,後回しです。
もうすこし<State>についてやります。
それに,トピのテーマにそって,悪名高き(?)グローバリゼーションについても考えたいです。
「国家の退場」という本があります。(スーザン・ストレンジ『国家の退場』岩波書店)
<国家>ってのは,今いったい何をしているんだ?という主題で,ストレンジは,
90年代以降(・・・冷戦後かなぁ),国家がそれまで独占・保護していた領域が,
他の主体によって置き換えられ,国家のイニシアチブ(パワー)が衰退つつあると指摘しています。
1.国防:外国の侵略というリスクが減少し,市場シェアの獲得競争のリスクへとシフトしている
という認識によって,国民の国防への義務感が低下している。
2.通貨価値の維持:ある国のインフレがストレートに他国に影響するように,
通貨価値の維持はその国の責任であると同時に関係する国々の連帯責任でもある。
3.開発戦略:国内企業にどの程度規制介入するか,ということと,
社会への福祉厚生の責任をどこまで想定するかということのバランスの取り方には,
いくつかのパターン(類型)があって,国家が自由に選択できていたのだが,
現在では,一つのパターンに収斂しつつあると云うこと。
つまり国家の主導権は失われつつあると云うこと。
(フリードマンが「黄金の拘束服」とかいってた,レーガノミクスとかサッチャリズム式の経済政策のこと。
そういえば,彼の「レクサスとオリーブの木」という本はおもしろい。
なぜかよくわからんけど,腹が立ってもくる。)
4.景気対策:はっきりいって,国家の景気対策はあまり機能しなくなっている。
5.福祉:財政上もう限界。
(私たちが介護保険と称して払わされたお金はいまごろどこをどう巡っていることやら。)
6.課税:強力な犯罪組織も課税と同等のことをやっている。のだそうだ。
あとのほうで国家もマフィアも経済的寄生虫だと皮肉っている。
支払う方も,多国籍企業なんてのはどこに税金を払っているんだ?
以下,次回につづく。
7.貿易の管理
8.インフラ
9.国家独占
10.暴力
それから,国家に代わって,だれがイニシアチブをとりつつあるのか,ということも。
次回のお楽しみ。??・・・ (-.-;)y-~~~
これは メッセージ 142734 (al_raden_s_apprentice さん)への返信です.
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