対米全面テロ

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避ける準備

投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/05/24 01:41 投稿番号: [142312 / 177456]
こんにちは、katakurichanさん

>インドのパジパイ首相は同州の前線基地を視察。兵士らを前に「勝敗を決める決定的な戦いの時が訪れた。新たな勝利を歴史に刻もう」と訓示。・・・とか、

  紛争の芽を地道に摘み取った政治家はよくよく調べないと偉大な人だったとは理解できないのですが、戦争に勝利した政治家は歴史に名を残しますからね、パジパイ首相の場合はどうなんでしょ。

  確かに戦争は勝たなければ意味がないのですが、例えば太平洋戦争の場合、その当時の米国の望みはアジアの安定だったのです。っでそれを乱すものとして日本に最後通牒を突きつけたのですが、きっかけがあまりにも市民の情感に訴える出来事だったので完全勝利が目的になっちゃたんですよ。
  それで勝ったのは良いのですが、日本がいなくなったあと、本来の目的だったアジアは安定など実現せず、結局、米国が最も望まない共産主義の浸透で、彼らから見ればとても不安定な状態になり、ベトナムでは散々なめに遭っていますからね。
  日本にしても植民地政策に米国が理解を示して、拡張主義を控えれば早い時期に停戦できたかも知れません。まっその後の歴史が明らかなように、ナショナリズムの嵐が吹き荒れる事になりますから、植民地に固執すれば、相当痛い目に遭いますけどね。


  第二次大戦前の米国は戦争を無くすためにワシントン条約で軍縮を主導したり、パリ不戦条約で戦争を否定したりと、とても熱心だったのです。ところが、第一次大戦をとおして連合国にあたえた借款のおかげで債権国になった米国は、大戦で疲弊した英仏伊からきっちり取り立てて、英仏の債務国はその支払いにドイツからの賠償金を当てにしなければならなくなったのです。
  賠償金は当時から問題として認識されていたのですが、米国がドイツに借款を与えてしのぐ、場当たり的な対処だったため、ドイツに(ベルサイユ条約への)強い不満と、経済的な力を蓄える事になったのです。
  一方、日本に対しては、親日派が日本への不満の声を抑え、「アジアの安定には日本が必要だ」と説得していたのです。これは当時、市場として中国と日本を比べた場合、日本の方がずっと魅力的だったので、厳しい対応が出来ず、何とか外交によって日本の政策を変更させようと努力しています。が、満州事変あたりを境に反日派が主導権を握り、次第に力による解決を望むようになったのです。


  これだけの説明だと、誤解を生みそうな部分もあるのでもっと詳細に触れたいのですが、何処まで書いても全体を把握するのは不可能ですし私もよく知りませんので諦めました(笑)。
  っで言いたいことは、戦争根絶を理念に熱心な外交を行った米国が、同時に要因にもなっているのです。理念だけでは戦争は防げないみたいです。

>戦争をするには十分な準備が必要だってことはわかります。同じように、戦争を避けるためにも、十分な準備が必要なんですね。

  そうですね、それで日本の「避ける準備」の最も障害になっているのが9条だと思うのです。私は憲法や理念が戦争を防いでくれるとは思っていません、あらゆる面で紛争の芽を摘み取る意志と、高い理念を持ちながらも時には目をつぶり、現実に即した対応しなければダメだと思います。だから、9条は「避ける準備」を怠る言い訳になっていると思います。
  「避ける準備」をしても全ての戦争が避けられるとは思いません、それでも戦争によってもたらされる甚大な損失を考えれば、その意志を持って行動すべきだと思います。
  上手く説明できないのですが、私は秩序が守る世界より、秩序を守る世界に住みたいです。
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