コスタリカ賛否両論(上)
投稿者: kazuma002 投稿日時: 2002/05/23 17:14 投稿番号: [142293 / 177456]
社民党の資料ありがとうございました。参考になります。^^
個人的には政党にこだわりがありません。今まで、特定の政党に対してその政党に関連した政治活動をしたことはありません。
政党のカラーは考えないわけではないですが、政治家個人の政治理念、政策重視です。
もっとも、注目している政治家はみな自民党ですね。最近メディアによく出ている共産党の政治家にも興味があります。
調べ出すとコスタリカは実に興味深い国ですね。開催まであと1週間!6月も熱くさせてもらいます。
さて、コスタリカの非武装化にしても、katakurichanさん(ME:141923)やetranger3_01さん(ME:141947)のいうような「軍事クーデターを防ぐため」であったり、平和主義、民主主義にしても、9割以上が肯定的な解釈をしているものの、下記のような解釈もありました。リオ条約とコスタリカの軍事状況に関する3つの疑問点からはやや遠ざかりますが、一部まとめました。リオ条約の条文が入手出来てから疑問点(1)の続きは書くことになりそうです。ネット上で和訳されていないかな・・・・。
”中米において「国民」概念が誕生した19世紀末から20世紀初頭の歴史に翻り”、コスタリカ”における「国民」の政治、社会的意義について考察」”すると、
”「優等生」コスタリカ誕生の主原因は、実際の「平和的な国民性」というよりは、むしろ国家による巧妙な「国民イメージ」の操作によってナショナリストと化した多数派の人々の間の結果の結束によるものである”。
(国旗、国歌、国民的英雄、大西洋鉄道、独立記念式典を利用し、先住民たちを意識の上で排除し国民を”白色化”することによって国民意識をまとめ、結束を可能にしたということです。)そして、
”「平和国家コスタリカ」においてさえ、他の国々で起こったのと同じように、「国民」概念が社会的少数派に対する人種差別や文化の強制といった暴力性を剥き出しにしたことは、新世紀に生きる私たちにとって、ナショナリズムに内包された危険性を再確認させることになろう。”
と全くの否定的な見解もありました。しかし、
”皮肉なことではあるが、こうした問題を孕みながら成長したコスタリカのナショナリズムが、少なくとも多数派の白色系住民間において、一定の社会的結束力や共同体意識を生み出し、この国の良好な治安や社会的安定の一因となってきていたことは否めない。その安定性を背景に、1980年代以降のコスタリカは、国際舞台において積極的に自国の「民主性」と「平和性」をアピールし、中南米地域においてそのリーダーシップを取ろうとする政策を行なうようになるのだが、そのことが、結果的に、コスタリカ人の関心を先住民や黒人の人権擁護や子供たちへの人権教育などへ向かわせるようになったと考える。”
”これから、彼らが「白色ナショナリズム」の生み出した病巣をどのように除去し、彼らが目指す本当の「平和民主国家」を作っていくのか、多くの人々の期待が寄せられている。”
と結んでいます。
「ラテンアメリカからの問いかけ」人文書院
『白色化された国民ーコスタリカにおける国民イメージの創設ー小澤卓也』P217、234より”〜”部分抜粋転記
上記とは異なる論文ですが、
「コスタリカの国民シンボル国家による国民意識操作と文化装置」・・・小澤卓也p104-113
混乱のたえない中央アメリカにあって、コスタリカは安定した国家である。その安定は巧みな文化装置の創出と操作によって裏打ちされている
http://www.minpaku.ac.jp/associates/magazine/081.html
参考1: 白人および混血95%、黒人3%、先住民2%
http://www.kyodo.co.jp/sekainenkan/kosutarika.html
参考2: 法制面での先住民問題への取り組みは進んでおり、1977年公布の先住民法では、先住民の土地所有の公的な保障や居住環境の保護などが規定されている。また先住民の権利と利益を守るための政府機関として、国家先住民関係委員会が設置されている。カベカル、ブリブリ、グアイミなどの諸族が主に国内東部に居住。
「ラテンアメリカ研究への招待」新評論P198より
個人的には政党にこだわりがありません。今まで、特定の政党に対してその政党に関連した政治活動をしたことはありません。
政党のカラーは考えないわけではないですが、政治家個人の政治理念、政策重視です。
もっとも、注目している政治家はみな自民党ですね。最近メディアによく出ている共産党の政治家にも興味があります。
調べ出すとコスタリカは実に興味深い国ですね。開催まであと1週間!6月も熱くさせてもらいます。
さて、コスタリカの非武装化にしても、katakurichanさん(ME:141923)やetranger3_01さん(ME:141947)のいうような「軍事クーデターを防ぐため」であったり、平和主義、民主主義にしても、9割以上が肯定的な解釈をしているものの、下記のような解釈もありました。リオ条約とコスタリカの軍事状況に関する3つの疑問点からはやや遠ざかりますが、一部まとめました。リオ条約の条文が入手出来てから疑問点(1)の続きは書くことになりそうです。ネット上で和訳されていないかな・・・・。
”中米において「国民」概念が誕生した19世紀末から20世紀初頭の歴史に翻り”、コスタリカ”における「国民」の政治、社会的意義について考察」”すると、
”「優等生」コスタリカ誕生の主原因は、実際の「平和的な国民性」というよりは、むしろ国家による巧妙な「国民イメージ」の操作によってナショナリストと化した多数派の人々の間の結果の結束によるものである”。
(国旗、国歌、国民的英雄、大西洋鉄道、独立記念式典を利用し、先住民たちを意識の上で排除し国民を”白色化”することによって国民意識をまとめ、結束を可能にしたということです。)そして、
”「平和国家コスタリカ」においてさえ、他の国々で起こったのと同じように、「国民」概念が社会的少数派に対する人種差別や文化の強制といった暴力性を剥き出しにしたことは、新世紀に生きる私たちにとって、ナショナリズムに内包された危険性を再確認させることになろう。”
と全くの否定的な見解もありました。しかし、
”皮肉なことではあるが、こうした問題を孕みながら成長したコスタリカのナショナリズムが、少なくとも多数派の白色系住民間において、一定の社会的結束力や共同体意識を生み出し、この国の良好な治安や社会的安定の一因となってきていたことは否めない。その安定性を背景に、1980年代以降のコスタリカは、国際舞台において積極的に自国の「民主性」と「平和性」をアピールし、中南米地域においてそのリーダーシップを取ろうとする政策を行なうようになるのだが、そのことが、結果的に、コスタリカ人の関心を先住民や黒人の人権擁護や子供たちへの人権教育などへ向かわせるようになったと考える。”
”これから、彼らが「白色ナショナリズム」の生み出した病巣をどのように除去し、彼らが目指す本当の「平和民主国家」を作っていくのか、多くの人々の期待が寄せられている。”
と結んでいます。
「ラテンアメリカからの問いかけ」人文書院
『白色化された国民ーコスタリカにおける国民イメージの創設ー小澤卓也』P217、234より”〜”部分抜粋転記
上記とは異なる論文ですが、
「コスタリカの国民シンボル国家による国民意識操作と文化装置」・・・小澤卓也p104-113
混乱のたえない中央アメリカにあって、コスタリカは安定した国家である。その安定は巧みな文化装置の創出と操作によって裏打ちされている
http://www.minpaku.ac.jp/associates/magazine/081.html
参考1: 白人および混血95%、黒人3%、先住民2%
http://www.kyodo.co.jp/sekainenkan/kosutarika.html
参考2: 法制面での先住民問題への取り組みは進んでおり、1977年公布の先住民法では、先住民の土地所有の公的な保障や居住環境の保護などが規定されている。また先住民の権利と利益を守るための政府機関として、国家先住民関係委員会が設置されている。カベカル、ブリブリ、グアイミなどの諸族が主に国内東部に居住。
「ラテンアメリカ研究への招待」新評論P198より
これは メッセージ 141973 (void_main_2002 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/142293.html