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伐採進むシベリアの原生林 2

投稿者: aznrsrsnsn 投稿日時: 2002/05/21 08:49 投稿番号: [142154 / 177456]
伐採進むシベリアの原生林
http://www.ipsnihongo.org/07/31.html

IPS Japanese より
http://www.ipsnihongo.org/index1.html

(7月27日)
ダニエル・ナイト著
【チタ(ロシア)IPS】

(続き)

「ロシアのタイガ」として知られる、ウラル山脈から太平洋にかけてのほとんど果てしがないように見える樹木の広がりは、世界の針葉樹林の54%を占め、世界に残された原生林の26%を占めている。タイガは、シベリア虎、アムール豹、ヒグマ、鶴などを含む、絶滅の危機に瀕するたくさんの稀少種に生息地を提供している。

  シベリアはまた、森林火災の頻発地帯で、火災による焼失は伐採による消滅の5倍もの量になる。シベリア横断鉄道に乗っていると、制御不可能な森林火災によって丘全面の森林が死滅しているのがわかる。

  伐採はシベリアの森林にとって、火災に次ぐ深刻な脅威の一つである。国際環境団体、グリンピースが6月に発表した報告書によると、ロシアの森林伐採の約5分の1は違法であると言う。

  チタ地区では、問題は監視がたやすい巨大企業ではなく、中国の木材業者と契約している小規模業者である、とアタマンキン副所長は言う。この地域には登録した巨大伐採企業4社のほかに、推定480の小規模業者がいる。ジノビエバ氏によると、地元紙には材木伐採職人を募集する広告があふれているという。「これらの広告はロシアのブローカーが掲載しているもので、彼らは伐採した材木を中国の買い付け人に不法に売却するのである」と彼女は言う。

  クルチのような巨大企業の活動を監視することはできても、森林官が小規模の一匹狼の業者の跡をつけるのは不可能だ、とアタマンキン副所長は言う。「確かにそれが問題なのだ」と、彼はIPSに断言する。「全域を監視する方策はないし、状況把握もできていない」

  もう一つの障害は、地元の森林官が監視して、不法に木材を伐採し中国に輸出している業者に罰金を科すことができるような連邦法がないことだ、とアタマンキン、ジノビエバ両氏は指摘する。現状では、材木輸送の調査は税関の手に委ねられ、森林管理事務所の管轄権は及ばない、とアタマンキン副所長は言う。「現在の連邦政府はこの問題を優先しようとは考えていないし、森林問題の専門家もいない」と、彼は言う。ジノビエバ氏は、伐採免許を付与する明確な基準がない、と付け加える。「非常に閉鎖的な手続きで、汚職に結びつきやすい」

  チタ森林管理事務所は最近、27に及ぶ森林保護法を提案したが、一つとして議会で採択されたものはない。今年は選挙の年だが、地元の政治家は環境問題などに注意を払おうとしていないと、アタマンキン副所長は言う。

  1997年、地元政府はチタの森林の25%を自然保護地区にする法律を採択した。しかし今や、わずか1・5〜2%しか完全には保護されていない、とジノビエバ氏は言う。ジノビエバ氏は、ロシア科学アカデミーのシベリア地区自然資源研究所の科学者、タチヤナ・スツリゾバ氏とともに、保護地区の選定作業を自発的に進めている。「法律は採択された。しかし保護地区を確定する資金は与えられていない」と、ジノビエバ氏は言う。

  ウラディミール・プーチン大統領が5月に出した2つの主要な環境保護機関を廃止する命令によって、自然保護地区を設立する努力が一層妨げられるのではないか、と彼女は懸念している。この大統領命令によって、生態学に関するロシア国家委員会と連邦森林管理事務所の機能は、環境保護論者らが自然資源の保護ではなく搾取に邁進していると警告を発している天然資源省に移ることになった。「この命令によって、チタの自然資源は巧妙に操られ、この地域を保護するための資金は止まってしまうことになる」と彼女は警告する。
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