Re: 海幕が米軍に裏工作
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/05/12 18:30 投稿番号: [141808 / 177456]
>でも、でも、それでも、軍事力を対価にしてはいけないと思うんですよ。軍事力を背景にしてものを言うのは卑怯です、信頼を失うだけだと思うのです。
軍事力を含めた外交は、どちらかと言えばマキャベリズムの範疇ですね。私も
「君主論」を読んだわけではないけど、塩野七生によれば「結果が良ければ目的は
正当化される」んだそうです。手段が目的に優先するのではなく、目的のために
必要な手段を執れという考え方ですね。
そして、現在の外交の大枠はこういった思考の枠組みで動いているように思います。
で、「信頼」というのは相手を盲目的に信じることじゃない。Aというケースでは
この国はBという行動をとってくれるという確信が外交上の信頼です。行動なく
して信頼もない。そしてその行動の結果によってのみ手段は正当化される。
試しに「軍事力をカードをして用いた結果、信頼を失った」外交の例を挙げてみて
ください。私はたぶん同じ数だけの「軍事力をカードを用いた結果、信頼を得た」
例を挙げられると思います。結果が上手く
いけば、どんなカードを用いようが「信頼」を得ることが出来る証左です。
katakurichanが「信頼できない」というのも別に間違っているわけじゃありません。
ただ、国家間の「信頼」とkatakurichanの「信頼」の意味が違うと思うだけで。
katakurichanが「脱マキャベリズム」な国家関係の指針を提示することが出来たら、
これらの2つを同じ意味にできるかも知れないですけどね(笑)。
>今の日本に、どれだけ信頼があるかどうかはわかりませんが、少しでも残っているなら、更に減らすようなことをしてはいけないと思います。
今の日本が信頼を得られていないのだとしたら、それは日本の外交が「結果」を
残すことが出来なかったからです。憲法を守り平和な国を築くことは、国際関係に
おいては「結果」ではない。世界の紛争を仲介し終結させ、時に戦争の火蓋を
交渉によって吹き消すことが外交上の結果です。私は前の投稿で「どうすべきか」を
書いたけど、日本の外交が無能なことまでに効く処方箋は持ってません(^^;。
言えることは、何もしなければ誰も成長することもなく(これまで50年間が
そうであったように)、いつまでも「結果」も「信頼」も残せないということです。
もちろん、katakurichanが「結果」ではなく「手段」で「信頼」を得られるような
脱マキャベリズム外交論を展開できるなら、別の道もあるかも知れませんけどね。
>請が来たから日本も協力すべきだと言いたいのか、それこそ「条件闘争するよ」と言いたいのか、国民全体で考えましょうと言いたいのか?
自民党の山崎幹事長に外交センスがあるかは私の知るところではないです。私が
幹事長なら、国民全体で考えましょうと言いたいですけどね。
>法律は「守らなきゃ意味がない!」と思います、柔軟に運用するくらいなら、そんな法律は無いほうがマシです。
法律は時代によって立場を変えます。というより、法律は変わらないけどそれを
取り巻く社会は変わります。そうすると道は3つしか無くて、
「法律を柔軟に運用するか」
「法律を時代に合わせて変えるか」
「変革を拒みいつまでも法律が出来た当時の社会を守るか」
だけです。明日からもう一度焼け野原にバラックを建てた時代に戻れますか?
>どうしても外交上で軍事協力をしなければならないのなら、憲法改正をしなきゃだめです。で、ぐるぐる考えて、「憲法改正してまで軍事協力をしなきゃならない理由は見つからない」と思います。
であれば「日本は絶対にイージス艦を出さない」という要求を出すのが外交です。
それが日本の国益だということですよね?そうすれば、その国益の対価として
何かを支払わなくてはいけません。10年前には日本は対価として「90億ドル」と
「国際的な侮蔑」を支払いました。katakurichanは今回は何を対価として
支払うべきだと思いますか?
あるいは「脱マキャベリズム外交論」を提示してくれても構わないですけど(笑)。
軍事力を含めた外交は、どちらかと言えばマキャベリズムの範疇ですね。私も
「君主論」を読んだわけではないけど、塩野七生によれば「結果が良ければ目的は
正当化される」んだそうです。手段が目的に優先するのではなく、目的のために
必要な手段を執れという考え方ですね。
そして、現在の外交の大枠はこういった思考の枠組みで動いているように思います。
で、「信頼」というのは相手を盲目的に信じることじゃない。Aというケースでは
この国はBという行動をとってくれるという確信が外交上の信頼です。行動なく
して信頼もない。そしてその行動の結果によってのみ手段は正当化される。
試しに「軍事力をカードをして用いた結果、信頼を失った」外交の例を挙げてみて
ください。私はたぶん同じ数だけの「軍事力をカードを用いた結果、信頼を得た」
例を挙げられると思います。結果が上手く
いけば、どんなカードを用いようが「信頼」を得ることが出来る証左です。
katakurichanが「信頼できない」というのも別に間違っているわけじゃありません。
ただ、国家間の「信頼」とkatakurichanの「信頼」の意味が違うと思うだけで。
katakurichanが「脱マキャベリズム」な国家関係の指針を提示することが出来たら、
これらの2つを同じ意味にできるかも知れないですけどね(笑)。
>今の日本に、どれだけ信頼があるかどうかはわかりませんが、少しでも残っているなら、更に減らすようなことをしてはいけないと思います。
今の日本が信頼を得られていないのだとしたら、それは日本の外交が「結果」を
残すことが出来なかったからです。憲法を守り平和な国を築くことは、国際関係に
おいては「結果」ではない。世界の紛争を仲介し終結させ、時に戦争の火蓋を
交渉によって吹き消すことが外交上の結果です。私は前の投稿で「どうすべきか」を
書いたけど、日本の外交が無能なことまでに効く処方箋は持ってません(^^;。
言えることは、何もしなければ誰も成長することもなく(これまで50年間が
そうであったように)、いつまでも「結果」も「信頼」も残せないということです。
もちろん、katakurichanが「結果」ではなく「手段」で「信頼」を得られるような
脱マキャベリズム外交論を展開できるなら、別の道もあるかも知れませんけどね。
>請が来たから日本も協力すべきだと言いたいのか、それこそ「条件闘争するよ」と言いたいのか、国民全体で考えましょうと言いたいのか?
自民党の山崎幹事長に外交センスがあるかは私の知るところではないです。私が
幹事長なら、国民全体で考えましょうと言いたいですけどね。
>法律は「守らなきゃ意味がない!」と思います、柔軟に運用するくらいなら、そんな法律は無いほうがマシです。
法律は時代によって立場を変えます。というより、法律は変わらないけどそれを
取り巻く社会は変わります。そうすると道は3つしか無くて、
「法律を柔軟に運用するか」
「法律を時代に合わせて変えるか」
「変革を拒みいつまでも法律が出来た当時の社会を守るか」
だけです。明日からもう一度焼け野原にバラックを建てた時代に戻れますか?
>どうしても外交上で軍事協力をしなければならないのなら、憲法改正をしなきゃだめです。で、ぐるぐる考えて、「憲法改正してまで軍事協力をしなきゃならない理由は見つからない」と思います。
であれば「日本は絶対にイージス艦を出さない」という要求を出すのが外交です。
それが日本の国益だということですよね?そうすれば、その国益の対価として
何かを支払わなくてはいけません。10年前には日本は対価として「90億ドル」と
「国際的な侮蔑」を支払いました。katakurichanは今回は何を対価として
支払うべきだと思いますか?
あるいは「脱マキャベリズム外交論」を提示してくれても構わないですけど(笑)。
これは メッセージ 141799 (katakurichan さん)への返信です.
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