対米全面テロ

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米国内情勢についてもう少し(2)

投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/04/07 23:11 投稿番号: [139953 / 177456]
っで、ブッシュ大統領については、ほぼパパと同じ道を歩んでいるのでパパが何をしたか振り返ってみます。
フセインとの対決でパレスチナ問題の解決無くして中東の安定はないと確信したブッシュ政権は、湾岸戦争でアラブの信頼を勝ち得た事を最大限利用して和平工作に乗り出します。目的は対立しているイスラエル、アラブ諸国が全て参加する和平会議の開催で、内容は二の次で参加することに意義があったのです。
しかしイスラエルの極右なシャミル政権は、和平会議に無理な条件を付けて参加を拒みますが、その条件を何とか強硬な態度を見せるアラブ諸国に飲ませて参加を表明させました。
最も困難な条件だったのは「パレスチナの代表にPLOの関係者を認めない」だったのですがそれもクリアしました。絶対のめない条件を提示したはずなのに和平会議が開催される見通しになって驚いたのがシャミル首相です。しかし、ここに至って反対を表明すると「和平会議を潰したのはイスラエル」となるので同意しました。
ところがシャロン建設・住宅相(現首相)が占領地(何時かはここにパレスチナ国家が樹立されると誰もが考えている)へのユダヤ人入植政策を止めず、挑発的に政策を加速させ会議をご破算にしようと目論んだのでブッシュ大統領の逆鱗に触れたのです。
↓入植地についてでは無いのですが、入植者の意見はこれに似たり寄ったりです。
http://www.israelembassy-tokyo.com/mag/political/010214_03.html
占領地ではない、神に与えられた解放地だって意見もありますが、合法なんだそうです。
http://www.israelembassy-tokyo.com/mag/political/010801_02.html

大統領は具体的な行動として、当時イスラエルが100億ドルの債務保証を米国に求めていたので、議会に4ヶ月の審議延期を要求し、今、法案が通るようなら拒否権を行使すると宣言したのです。それに対して代表的なユダヤ・ロビーのAIPACは「延期に賛成する議員はイスラエルの敵」という汚名を着ることになると脅しに出たのです。
これで全面対決になり、大統領はAIPACに弱い議会を通り越して、「千人ものロピイスト」に匹敵するような「強大な政治勢力」と闘う孤独な男と自ら評し市民に訴えかけ、市民も「和平を壊してまでの要求は不当だ」と理解して無敵のユダヤ・ロビーに勝ったのです。

参考
ブッシュ大統領はイスラエルの正当な要求には常に理解を示してたのですが、過激な行動
するシオニストへは断固とした態度に出ていました。
国連大使時代もユダヤ防衛連盟がソ連代表部に銃弾が撃ち込むなどの暴力事件に関わって
いたので、指導者のラビ, マイヤー・カハネが面会を要求しても拒否していました。ある
日、ブッシュ大使を挑発しようと国連ビルで待ちかまえていたカハネは、大使の行く手を
遮り「どうして私と話をしてくれないのかね?、私は対話を望んでいるだけだ」と言い、
大使は「ソ連大使館に撃ち込まれた弾丸が示すように、君のいう対話の意味がわかってい
るからだよ。それに私は、ユダヤ人に対するアラブのテロ行為が許せないのと同様に、君
のグループの暴力行為も許せないのだ」と突き放しています。
またクェート侵攻直後の90年10月、エルサレムで発生したパレスチナ人の騒動をイス
ラエルが武力鎮圧した際は、安保理でイスラエル非難決議案を米国代表が「起草」してい
ます。
政治生命を賭けて中東和平の筋道を付けた大統領の対応は、イスラエルで米国との関係を
損ねたシャミル政権を崩壊させラビン政権誕生の原動力になり、そして当事者同士の秘密
交渉を経てオスロ合意に至ったのです。
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