Re: どちらもが暴力装置
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/04/01 01:00 投稿番号: [139522 / 177456]
>イスラエルが、もし圧倒的な戦力で占領しちゃったら、その後はどうなるのでしょう?
イスラエルにとって最高の筋書きの一つは、親イスラエル派(あるいは控えめに
イスラエルに反発しない穏健派と言っても良い)のパレスチナ人にパレスチナ自治を
任せ、その人物にパレスチナの過激派および予備軍を徹底して取り締まってもらう。
しかる後、聖地問題などパレスチナ人との懸案をイスラエルに最も有利な形で
決着させ、パレスチナの土地のうちイスラエルの防衛上有利な土地を割譲させ、
残りの土地にイスラエルに反発しないパレスチナ国家を作り上げ、それで揉め事
終了…でしょう。ちなみにこれは私の想像する「イスラエルの理想」ですので、
この方向に現実が進んでいるわけではないのは当然だと思ってください。
もちろん「パレスチナ人絶滅」というのも解決の一つではありますが、良心云々を
無関係としても、国際政治の上であまりにリスクが高すぎる。
また現在のように常時パレスチナに軍を配置し、パレスチナ人との間に緊張状態が
続けば、それもまたコストという形でイスラエルの肩にのしかかってきます。
>現状に不満を持っているテロ組織が、このままで和平を望むとは思えないし、軍事的圧力が増せば、なおさら敵対勢力に油を注ぐだけだと思うのです。
まあ、客観的に見ればそうでしょうね。だから、「交渉が成立しなければ最後は
全面戦争しか道はない」と私も思います。
> パレスチナ人を徹底的に排除することは可能なのか?
可能だけど、コストやリスクの面からは非現実的だと思います。
> パレスチナ国家をつくってあげることは可能なのか?
可能だけど、それはあくまでイスラエルに敵対しないというのが条件でしょう。
> パレスチナ人を自国に受け入れることは可能なのか?
可能だけど、無制限にという訳にはいかないと思います。ユダヤ教は、純潔性
(といっても、単に他の宗教・民族と交わることを嫌うというだけの意味)に
特徴がありますから。
>イスラエルが「敵対勢力の殲滅」という戦争をしてしまったら、対応に苦慮することがわかっているので、だからできないのでは?という気がするのです。
とはいえ、このまま自爆テロと武力による応酬のエスカレートが続けば、確実に
「敵対勢力の殲滅」という戦争に発展すると私は思います。対応に苦慮するも何も、
そこにしかレールが繋がってないならそこまで行くしかないのでは?
重ねて言いますけど、イスラエルはいかなる形でもパレスチナ国家は認めないとの
立場は、少なくとも今は取っていない。
「イスラエルの安全が保障され」「宗教的な課題(エルサレム市の帰属など)が
イスラエルが満足する形で解決されるならば」などの条件が付くだけです。
今のパレスチナ自治政府と交渉を打ち切ったのは、「イスラエルの安全が保障され」
という第一条件が満たされないからであって、その結果脱線した貨物列車のように
全面戦争に向かって転げ落ちているように私には見えます。彼らも望んではいない
でしょうが、「お願いだから自爆テロはやめてください。我々はしっぽを巻いて
占領地から逃げ帰りますから」とも言えない人たちなのです。きっと。
イスラエルは戦争を望んでいるか?
−しなくても済む戦争は望んでいないでしょう。ただし、イスラエルの行く先が
そこにしかなければ躊躇せず銃の引き金を引く国民だと思います。
パレスチナ人を殺したいと思っているか?
−殺さなくても済むなら殺したくないと思っているでしょう。ただし、自らの
同胞をパレスチナ人に殺されれば、倍返し(あるいは十倍返し、百倍返し)
を躊躇する国民ではないと思います。
イスラエルにとって最高の筋書きの一つは、親イスラエル派(あるいは控えめに
イスラエルに反発しない穏健派と言っても良い)のパレスチナ人にパレスチナ自治を
任せ、その人物にパレスチナの過激派および予備軍を徹底して取り締まってもらう。
しかる後、聖地問題などパレスチナ人との懸案をイスラエルに最も有利な形で
決着させ、パレスチナの土地のうちイスラエルの防衛上有利な土地を割譲させ、
残りの土地にイスラエルに反発しないパレスチナ国家を作り上げ、それで揉め事
終了…でしょう。ちなみにこれは私の想像する「イスラエルの理想」ですので、
この方向に現実が進んでいるわけではないのは当然だと思ってください。
もちろん「パレスチナ人絶滅」というのも解決の一つではありますが、良心云々を
無関係としても、国際政治の上であまりにリスクが高すぎる。
また現在のように常時パレスチナに軍を配置し、パレスチナ人との間に緊張状態が
続けば、それもまたコストという形でイスラエルの肩にのしかかってきます。
>現状に不満を持っているテロ組織が、このままで和平を望むとは思えないし、軍事的圧力が増せば、なおさら敵対勢力に油を注ぐだけだと思うのです。
まあ、客観的に見ればそうでしょうね。だから、「交渉が成立しなければ最後は
全面戦争しか道はない」と私も思います。
> パレスチナ人を徹底的に排除することは可能なのか?
可能だけど、コストやリスクの面からは非現実的だと思います。
> パレスチナ国家をつくってあげることは可能なのか?
可能だけど、それはあくまでイスラエルに敵対しないというのが条件でしょう。
> パレスチナ人を自国に受け入れることは可能なのか?
可能だけど、無制限にという訳にはいかないと思います。ユダヤ教は、純潔性
(といっても、単に他の宗教・民族と交わることを嫌うというだけの意味)に
特徴がありますから。
>イスラエルが「敵対勢力の殲滅」という戦争をしてしまったら、対応に苦慮することがわかっているので、だからできないのでは?という気がするのです。
とはいえ、このまま自爆テロと武力による応酬のエスカレートが続けば、確実に
「敵対勢力の殲滅」という戦争に発展すると私は思います。対応に苦慮するも何も、
そこにしかレールが繋がってないならそこまで行くしかないのでは?
重ねて言いますけど、イスラエルはいかなる形でもパレスチナ国家は認めないとの
立場は、少なくとも今は取っていない。
「イスラエルの安全が保障され」「宗教的な課題(エルサレム市の帰属など)が
イスラエルが満足する形で解決されるならば」などの条件が付くだけです。
今のパレスチナ自治政府と交渉を打ち切ったのは、「イスラエルの安全が保障され」
という第一条件が満たされないからであって、その結果脱線した貨物列車のように
全面戦争に向かって転げ落ちているように私には見えます。彼らも望んではいない
でしょうが、「お願いだから自爆テロはやめてください。我々はしっぽを巻いて
占領地から逃げ帰りますから」とも言えない人たちなのです。きっと。
イスラエルは戦争を望んでいるか?
−しなくても済む戦争は望んでいないでしょう。ただし、イスラエルの行く先が
そこにしかなければ躊躇せず銃の引き金を引く国民だと思います。
パレスチナ人を殺したいと思っているか?
−殺さなくても済むなら殺したくないと思っているでしょう。ただし、自らの
同胞をパレスチナ人に殺されれば、倍返し(あるいは十倍返し、百倍返し)
を躊躇する国民ではないと思います。
これは メッセージ 139514 (katakurichan さん)への返信です.
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