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プログラマー対ミロシェビッチ その2

投稿者: aznrsrsnsn 投稿日時: 2002/03/22 21:52 投稿番号: [139007 / 177456]
社会学者、統計学者、プログラマーの肩書きを持つボール氏は次のように証言した。1999年のコソボにおける虐殺の地理的分布と難民流出パターンを図表にまとめたとき、虐殺と難民流出がどのように発生したかについて、空間的・時間的にある明確に秩序だった関係を発見した、と。

  死亡率の増加と難民流出の増加、そして死亡率の減少と難民流出の減少は、それぞれ時期が一致しているという。コソボ全域において、死亡者数が激減したときには難民の流出も激減した。

  2つのグラフ(図)――死亡者数を表わすグラフと難民の数を表わすグラフ――の山と谷は見事に一致している。

  ボール氏は、難民の流出と虐殺が同一の要因によるものだということをグラフが示していると述べた。両者は関連し合っており、偶然が重なった結果ではない。

  さらにグラフの動きは、セルビア軍と戦っていたアルバニア系住民の反乱軍、コソボ解放軍やNATOの動きとは一致しないとボール氏は付け加えた。コソボ解放軍あるいはNATOの活動が活発化したり沈静化したりしても、グラフは必ずしもそれにつれて変化しないが、セルビア軍の活動に変化があったときには、それに応じてグラフも変化している。

  18日に行なわれたインタビューでボール氏は「たとえば、ユーゴ政府は1999年4月6日の夜に一方的に停戦を宣言したが、この直後に数値(死亡者と流出難民数)の激減が見られた。数値はゼロ近くまで急落した」と説明した。

  ボール氏によると、同じ時期にNATOは空爆の規模を2倍にし、コソボ解放軍の活動は3倍になったという。

  以上のことから、コソボで起こった難民の流出と虐殺の責任はミロシェビッチ前大統領のセルビア軍にあるとボール氏は結論づけた(ボール氏が他の4人の研究者と共同で執筆した報告書(PDFファイル))。

続く
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