Ii__ilのための核抑止論講座A(IMIDAS)
投稿者: givingtree2_02 投稿日時: 2002/03/12 18:53 投稿番号: [138154 / 177456]
会員制サイト Web IMIDAS2001より
相互確証破壊(MAD)
[mutual assured destruction]
1960年代後半に提唱された核戦略理論で、米ソ(当時)両国が核戦力の非脆弱化を図り、相手の第1撃に生き残り、相手を確実に破壊しうる第2撃をもつことによって、お互いに核兵器を使用できない状況になるというものである。これにより、両国の戦略的安定性が維持され、平和が確保されると考えられた。この戦略の下では、第2撃の有効性を維持するために防衛兵器の配備は最小限に制限する必要があり、そのために対弾道ミサイル条約(→別項)が米ソ間で72年に締結されている。アメリカのNMD(→別項)計画は、この戦略的安定性を損なうものであると非難されている。アメリカの戦略は、40年代末には対ソ連封じ込め政策であり、50年代半ばには大量報復戦略であった。60年代半ばには柔軟反応戦略を採用し、ソ連側の核兵器増強により「相互確証破壊理論」へと発展していった。
これは メッセージ 138150 (li__il さん)への返信です.
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