比過激派掃討17日から展開 対テロ戦拡大
投稿者: kfi_525095 投稿日時: 2002/02/15 11:17 投稿番号: [135412 / 177456]
■密林の戦い
島の住民は「歓迎」「反対」いずれも遠慮がちに語った。街にはカトリック系、イスラム系双方の溝が深まったような空気も流れている。
アブ・サヤフへの嫌悪はイスラム教徒にさえある。イザベラの運転手、バリ・ボランさん(46)は「奴らはテロリスト。真のイスラム教徒じゃない」と顔をしかめた。続けてこうも言った。「でも、もし米兵が戦闘で死んだら、報復で住民が巻き込まれるだろう。ベトナムみたいに」。米兵が自衛目的以外の戦闘行為を禁じられていることについては「ジャングルの戦いでそんなことできるのか」と話し、米軍が島を大規模な戦場に変える恐れを口にした。
バシラン島は人口約33万人、面積約1400平方キロ。バシラン州の7自治体のうちイザベラと、隣接するラミタンではわずかにキリスト教徒の数が上回るが、他5町ではイスラム教徒が圧倒的多数を占める。フィリピン最貧州の一つだ。
イザベラの中心部から車で走ると、すぐに深い熱帯林の中に分け入る。アブ・サヤフは山間部に点在する村落で食糧支援を受けながら、十数人規模の部隊に分かれて常に密林内を移動している。掃討作戦の行方は、見通しがつかない。
■ことば:アブ・サヤフ
フィリピン南部を中心に活動する同国で最も急進的なイスラム過激派グループ。アブ・サヤフとは「父なる剣士」の意。リーダー、アブドゥラジャク・アブバカル・ジャンジャラーニの指揮下、91年にモロ民族解放戦線(MNLF)から離脱した。以後、イスラム教徒多数地域であるスルー諸島などでのイスラム国家建設を掲げ、爆弾テロ、暗殺、誘拐などを繰り返している。米国務省によればメンバーは約200人。中東や南アジアの過激派グループとつながりがあるとみられ、中でもアルカイダから軍事訓練を受けるなど密接な関連が指摘されている。
[毎日新聞2月15日] ( 2002-02-15-00:25 )
これは メッセージ 135411 (kfi_525095 さん)への返信です.
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