Re: 硫黄島
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/02/07 00:35 投稿番号: [134372 / 177456]
>そう考えると、あの像は、勝ったアメリカのおごれる姿のみを表現しているばかりとも思えないのですね。
同感です。
アメリカの揚陸艦に「イオージマ級」という艦がありますね(もう退役したかな?)。
硫黄島の勝利に驕っていたとか、あるいは未だに硫黄島の悪夢を引きずっているなら
自らの艦のネームシップに「イオージマ」とは付けないように私には思えます。
彼らが艦に付ける名前は、著名な提督の名前であったり、豊かな自然から取った
名前であったりするのだから、硫黄島がその仲間入りをしたのは、彼らなりに
硫黄島戦の悲劇を歴史の1ページにしたという証拠なのではないのだろうかと。
硫黄島の戦いは参加した兵士全員にとっての悲劇であった。そして、仮に硫黄島で
もっと多くの日本兵が生き残ったとしたら、きっと年輩になった彼らはお互いの
敢闘を称え合うかもしれないとも思うのです。
もしそんな場があれば、そこでは件の写真も格好の酒の肴になったのかもしれない。
…残念ながら、硫黄島では日本兵はほぼ玉砕に近い惨状ではあったのですが…。
戦後生まれの私でも、あの写真を見て、敗戦直前の状況で少しでも敵を足止めすべく
孤島の塹壕で1月も猛攻に耐えた日本人のことを思い厳粛な気持ちになります。
守備隊司令官の栗林中将は、最後の瞬間までバンザイ突撃を許可しなかったそうですね。
当時の日本軍の司令官では他に聞くことのできない、つまらない誇りより祖国を
守ろうという決意が感じられる逸話だと思います。
って、戦史を読むときに感傷的になるのはタブーなんでしょうけどね(^^;。
これは メッセージ 134364 (i_ton さん)への返信です.
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